四国にある日本の絶景の一つ、高知県香美市「龍河洞」。
同じく高知県にある絶景街道「龍河洞スカイライン」を走った後に訪れた。
まぁ、名前通り「龍河洞スカイライン」を香南市側から走れば、終点が「龍河洞」となるわけだ。
暑い夏に入洞すればひんやりして気持ちイイんだろうが、今の時期でも十分暑いから楽しみ ♪
寒かったらいけないので、Tシャツの上に半袖シャツを羽織って、れっつごー ♡
龍河洞
龍河洞は、高知県香美市土佐山田町逆川に存在する鍾乳洞である。
山頂付近の盆地に溜まった雨水が1億7,500万年ものとてつもない歳月をかけてつくりだしたとされている。
1934年(昭和9年)に国の天然記念物および国の史跡に指定された。
岩手県「龍泉洞」や山口県の「秋芳洞」と並ぶ、「日本三大鍾乳洞」のひとつである。
清らかな滝!?がお出迎え ♪
それを横目に長い階段を登っ・・・ エスカレーターで行こうっと ♡
おお、まずは洞内を流れる川に沿って歩いていく。
鍾乳洞の総延長約4kmのうち、約1kmが”観光ルート”となっていて、前日までに要予約の”冒険コース”、”西本洞コース”もある。
「石花殿」
「石花殿」には、天井と壁一面に洞穴サンゴ(小さい鍾乳石)が広がっている。
なるほど、ライトアップで確かに見た目はオシャレでキレイだが・・・
「千仭の間」
高さ30mほどある「千仭の間」は洞内で最も天井が高い。その天井の高さを表現できてないが (-_-;)
2019年7月からは、“心の深いところへ”をテーマに、照明・音楽・映像を駆使した「新・龍河洞」として新たに生まれ変わった龍河洞。
水による浸食で石灰岩が削られて出来た、アーチ状の鍾乳石。
これは横向きで撮るべきだったな (-_-;)
洞内で二番目の規模を誇る滝。
これも・・・ 横向きの方が状況は分かりやすかったかな、でも階段が入ってしまうしナ (-_-;)
洞内でイチバン落差のある滝で、高さ11m。
昭和6(1931)年に、学校教諭であった山内浩氏と松井正実氏がこの滝の上部を探索し、その奥に広がる大規模な鍾乳洞を発見するまでは、ここが龍河洞の最終地点だったそう。
洞内は、年中15℃程度なので夏や冬も快適に過ごせる・・・ って、歩いている途中から汗が吹き出す (-_-;)
「寒かったらいけないので」と思って羽織っていたハズの半袖シャツを脱ぎ捨てる! 15℃じゃないがか!?
上り下りはあるものの、ほぼ上へ向いて登っている状況のせい!? ワシのチンチン代謝が活発なだけ!?
15万年の歳月をかけて水がつくり出した高さ11mにもなる「天降石」と、高さ6mの「絞り幕」。
こういった鍾乳石は鍾乳洞にはありがちだが、それにしても15万年か・・・ (-_-;)
この辺りは・・・ 怒濤の鍾乳石ラッシュ!
上下が合体した”石柱”、上から伸びてくる”つらら石”、下から伸びる”石荀”が乱立する。
入口から約500mということで、龍河洞・観光コースの中間点になるようだ。
他にも「流礫棚」などが・・・
増水の場合、穴からほとばしり出る水が、龍の口から水を吐いているように見えることから「龍口」と呼ばれるように。
高さ6mもある巨大な石柱。裏側に回って見ることもできることから「裏見の滝」と呼ばれるようになった。
同じような形態で、もっと大きくて簾のように揃った「玉簾の滝」もある。
しかし・・・ あらためてこれらの造形には驚かされるよな (-_-;)
特に名称が付いてなくても見応え十分な鍾乳石はナンボでもある ♪
鍾乳洞って、夏に来れば涼しいイメージだが、冬は逆に暖かいんだろうな・・・ 外気温が15℃以下だと ^_^
すぐソバには「七福神」なども・・・
こういったネーミングって、的を射たものもあれば、こじつけすぎやろ! ってなものも多いよね ♪
「しんどい坂」を登って・・・ 「マリア様」、「お釈迦様」(見える人にはそう見えるらしい)。
そして観光コースで1番広くて高い地点「逢坂峠」に到着。入口から80mほど上ってきたことになる。
予備バッテリー持ってくるのを忘れて、バッテリーは最初から2メモリぐらいしか無かった状態 (-_-;)
全行程を把握してない状況だったので、目を惹く光景だけしか撮れなかった。
「撮りたいな」と思っても、この先どこまで続くか分からないのでちょっと遠慮気味に・・・ てへっ ♡
ここからは・・・ 最壮殿・弥生文化時代に人が穴住いした跡。
洞内より数十点の弥生土器、炉跡、木炭及び獣骨などを発見しており、弥生時代にあって洞内に居住した痕跡が残るとして、天然記念物指定と同時に国の史跡にも指定された。
特に鍾乳洞らしい景観でもなかったので、見事にスルーしてしまったが・・・
龍河洞で・・・
イチバンの見どころと称される「神の壺」。
弥生時代、この洞窟に居住していた人々が使っていたと言われる土器が長い年月を経てそのまま鍾乳石となったもの。龍河洞が世界に誇る宝物。弥生人が洞内で水を汲む際に使ったとされる弥生式土器で、炭酸カルシウムに包まれ、化石のように鍾乳洞と一体化しているとされている。
「神の壺」のように、壺を置いておけば鍾乳石に包まれるのか?・・・ を実験している壺。
現在で86年経つのだが、弥生時代は2000年前なので・・・ 気が遠くなる実験ですナ ^_^
出口となり、鍾乳洞探検は終わり。
ん!? もう終わりか!? カメラのバッテリーまだ残ってるで・・・ 慎重になりすぎたがかのぉ ^_^
鍾乳洞の観光は、洞内を一方通行で上っていき、帰りは外界の山道を下って帰る・・・
って、延々と下っていくのだが、そんなに登ったの!? こんなに標高差があるとは思わなかった (-_-;)
そら鍾乳洞内で汗かくわ (-_-メ)
施設内には「珍鳥センター」と「龍河洞博物館」が併設されている。
そして駐車場との間にはレトロな食堂やお土産店が並ぶアーケード状の商店街となっている。
特に”土佐打ち刃物”と呼ばれる包丁の販売店が多く、龍河洞を散策する1時間程度の間に名前を彫るサービスを提供するお店もある。
そうじゃ! 料理好きの姪っ子に包丁プレゼントしたろ ♡
ペティナイフ、牛刀、出刃、柳刃・・・ とりあえず4本あれば十分じゃろ ♡
ちなみに、この日はほとんどのお店が閉まっていた・・・
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