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高ボッチ&鉢伏高原スカイライン

今回のドライブツーリングは、長野県「高ボッチスカイライン&鉢伏高原スカイライン」へ。

2012/10/21にも訪れていて、記事も書いていたのだが・・・
一眼レフ(今はミラーレス一眼)を手にしてからは初めてのツーリング ♡
緑が豊かな時期を選んで行ってきましたよ~ ♪

前日に「美ヶ原スカイライン&美ヶ原高原道路」を走った後、上諏訪温泉に宿泊。
今朝は5:00ちょっと前ぐらいに宿を出る・・・ ワタクシのツーリングにしてはのんびりな出発!?
どうせ日の出は見れんし、富士山にしたって明るくならな見えんでしょ (-_-;)
それより諏訪湖周辺は曇ってへんか? 日の出どころか(間に合わんけど)景色観れるんかいな!?

国道20号線、塩尻峠付近より案内表示に従ってアクセス。

 

高ボッチスカイライン

高ボッチスカイラインは、長野県塩尻市旧塩尻から高ボッチ高原を経由して松本市内田に至る、延長約19kmの塩尻市道片岡線・松本市道高ボッチ線の通称である。

国道20号線・旧塩尻より高ボッチ山まで約9.4kmほど、高ボッチ山から崖の湯温泉までの約7kmを経由して県道63号線までの道程だ。
「高ボッチ」という名前の由来は、空想上の巨人「ダイダラボッチ」が休憩したという伝承だとか、高所にあるくぼ地を「ボッチ」と呼ぶからだとか、諸説あるようだ。

国道20号線「塩尻峠」から約1.7kmほど松本寄りのところにある案内表示に従い右折して上っていく。
上り始めてしばらくは、眼下に見えている景色がどんどん離れていくのを楽しめなくもないが・・・

すぐに森の中へ

 

 

 

 

 

 

 

ほぼ1.5車線の林道、道路状況は凸凹だらけで酷いもんや・・・ (-_-;)
初めて来たときは、「は? これがスカイライン!?」 ってなると思うよ ♪
対向車のほとんどが、「すれ違うクルマなどいるわけない」とばかりに、道のど真ん中を走ってきたのには少々驚いたが・・・ ここでは普通なの!?

山頂間近でいきなり視界が広がる・・・

高ボッチ高原・草競馬場」を左に、右側には「見晴しの丘」がある。
まだお日様の位置が低すぎて(しかも逆光なので)景色がハッキリと分からん・・・

そしてすぐ先にも「展望駐車場」や「3大標高に愛を誓うビュースポット」があるのだが、まだちょっと時間が早いので順番をすっ飛ばしとりあえず「高ボッチ山頂」へと向かう。

 

・・・で、「鉢伏高原スカイライン」まで行った後に、もちろん立ち寄りました ♪
※ ちょっと時間軸がズレてますが、上ってきたら現れる順番通りに紹介していきます ♪

見晴しの丘

 

 

 

 

 

 

 

諏訪湖方面は「高ボッチ山頂」からと大して変わらんけど、高ボッチ山を望めるのがいいね ♪
八ヶ岳、富士山、南アルプス、諏訪湖が展望できるのだが、諏訪湖の向こう側に拝めるはずの富士山は・・・ おととい来やがれってんだい、べらぼうめぃ (-_-;)

※ 翌々日、「蓼科スカイライン」へ訪れる前、明け方に立ち寄ってみました。
すると・・・

 

 

 

 

 

 

 

夜明け前から、その端麗な容姿を魅せてくれました ♡
日が昇ってしばらくすると、だんだん靄で見えなくなりましたが・・・ とりあえず見れて良かった (^o^)

 

展望駐車場

 

 

 

 

 

 

 

「見晴しの丘」から少し上っただけだが、望む景色はもちろんビミョーに違う (^_-)-☆
まぁ、当然だろうが、山肌にジャマされて諏訪湖全体が望めないのはいただけないな・・・

 

3大標高に愛を誓うビュースポット

 

 

 

 

 

 

 

なんか、首を掻きむしりたくなるようなネーミングに殺意さえ覚えるが、景色はもちろん・・・
って、それほど”ビュースポット”というものでもない。
お手々つないで訪れたカップルには、景色なんて大した問題じゃなかろうが (-_-;)
あぁ、お手々つないで来てみたい・・・

 

※ 時間軸を戻し、さて、実は最初に向かったのは「高ボッチ山頂」

高ボッチ高原自然保護センター・展望駐車場には、この時間にしては意外にも数台のクルマ&バイクが!
みんな早起きやね~ って、ここでキャンピングしてたワケやね・・・ この時期なら、そら楽しかろう ♡
それより、この広大な駐車場を舗装してくれ! なんでズ~っとダートのままなの!?

クルマを停めて、高ボッチ山頂へ向かって遊歩道をエッチラオッチラ歩きまする~ (^^♪
そんな大した距離じゃない(約400mほど)けどね ♡

高ボッチ山頂

 

 

 

 

 

 

 

あらら~ (・・;) まさかの雲海発生・・・
ん!? 7月も下旬だぜ!? こんなことってあるの!? 下界!?では夏真っ盛りバイ!?
ってか、先にこっち来てよかった~ (^o^)

なのに三脚立てたカメラマンは他に2人だけ・・・ そりゃそうでしょ、誰がこの状況を読めますか (^_^;)
逆にこの2人は何を目的にここまで来たのか!?(お前もやろ!)
ここは雲海のビュースポットでもあり、富士山と諏訪湖と日の出が拝めるカメラマン御用達の場所でもある。
ただ、どちらも今の季節に拝めるものではないハズだが・・・ ???
ちなみに、諏訪湖の湖上花火大会(例年8月15日)を鑑賞する隠れた人気スポットにもなっているよう。

反対側を観ると・・・

北アルプスが薄っすらと望めるのだが・・・ 稜線付近には雲が漂ってらっしゃる (-_-;)
澄んだ空気の中で、クッキリとした稜線と残雪が観たいものだ ♪

 

ん!? 時間が経つにつれ・・・

 

 

 

 

 

 

 

厚みを増していく雲海・・・ なんで!? ここではこれがふつうなの!?
平地でいうところの、6月の状況だと思えばいいのかな!?

鉢伏山方向では・・・

 

 

 

 

 

 

 

ワ~お! 霧(雲)が峰を駆け上がっていく!!
かっちょええ~ ♡

おっ ♪

チラリと観えた北アルプスの頂には雪が残っているところもあるみたい ♪
スゴイなぁ・・・ 7月下旬だぜ (+_+)
昨日来るはずだった予定を今日に変更したおかげで、季節外れの雲海に遭遇・・・ やったね ♡

こんなことなら、やっぱり3:00に起きるべきやった・・・ って、後の祭りやけどね (^_^;)
だって半袖一枚で寒くもない状況やで・・・ 雲海出てるなんてまったくの想定外やし!
ただ、残念ながら富士山はまったく見えません (-_-)

 

普段、ここから観賞できる景色は・・・

 

 

 

 

 

 

 

雲海が無くなればご覧の通り・・・ って、さっき「見晴しの丘」で先走って紹介しちゃったか (^_^;)
てへ ♡

高ボッチ山頂(1664m)は、東に諏訪湖を眼下に八ヶ岳や中央アルプス&南アルプス、その奥には富士山、西に松本平と北アルプスの山並みを眺望できる素晴らしいビュースポットである。

北側も・・・

 

 

 

 

 

 

 

霧が無くなりご覧の通り・・・ 鉢伏山がクッキリとその雄姿を現した ♪
緩やかな線で描く柔らかな景観、”高原”ならではの描写ですな~ ♡


 

 

 

 

 

 

 

ワタクシが到着した時からすでに「高ボッチ高原」碑の横に立っていて、ずっと諏訪湖方面を微動だにせず見ている一人の男が・・・
雲海がほぼ無くなって、ワタクシがそこを離れるときもま~だいらっしゃった・・・
あのお方は何をしてらっしゃったのでしょう!?

 

鉢伏山方向へさらに進む・・・

 

 

 

 

 

 

 

鉢伏山はもちろん、北アルプスも視界に入れつつ高原の中を縫って走るビューロード ♪
道は・・・ 相変わらず狭いよ ♡ 凸凹よ ♡♡

毎年6月中旬頃に、約30万本ともいわれる「レンゲツツジ」が一斉に花を咲かせることでも知られる。
この付近一帯は、レンゲツツジの群生地としては日本一の規模らしい・・・
わ~、これは観たいな! 次、来るときは絶対にこの時期だな ♡

高ボッチ高原自然保護センター・展望駐車場より750mほど進むと「鉢伏高原スカイライン」との分岐がある。
さて、ではココから鉢伏山へと向かいましょか ♪

 

鉢伏高原スカイライン

鉢伏高原スカイラインは、高ボッチ山の北部で”高ボッチスカイライン”から分岐して鉢伏山・鉢伏山荘へ至る、延長4.9kmの林道・鉢伏線の通称である。

高ボッチ山から鉢伏山へと向かい、鉢伏山荘で行き止まりとなるピストンロードだ。
ここへ来ようと思ったら「高ボッチスカイライン」を経由しなけりゃどうもならん!
故に、「高ボッチスカイライン&鉢伏高原スカイライン」と一括りになっているワケでござる ♪

 

ただねぇ、まだ時間が早すぎて高原のキレイな緑が写真で表現できるかなぁ (-_-;)
ムダに時間かけてもしゃあないので、ボチボチ向かってみますか・・・

しばらくは・・・

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり1~1.5車線の九十九折れは続くし、ちょっとした林の中に入ってしまい眺望は望めない。
時折出てくるギャップや、道路を横切る排水溝の段差でいきなり突き上げられるとっても楽しい道だ ♪

時間潰しに・・・ と木陰で少し休憩してみるが、エアコンつけてなけりゃ暑くて休憩にもならん!
何のためにはるばる高地までやって来たのさ、避暑のためでしょ!?

仕方なく先へ進む・・・

 

 

 

 

 

 

 

時折、北アルプスも顔を覗かせるし、鉢伏山もチラホラと見え隠れするようになってきた ♪
もちろん、白樺もいっぱいあるで~ ♡

そして・・・

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ鉢伏山を正面に捉えだすと、一気に視界は広がる!
ここからが「鉢伏高原スカイライン」の真骨頂だゼ ♪ やっほーい ♡

ほぼ尾根付近を貫く・・・

 

 

 

 

 

 

 

絶景道は、「美ヶ原高原道路」とちょっと似ている感じもするが、やっぱりちょっと違うナ (^_^;)
初めて来たときは、ナンの期待も持たずに走ってみただけなのだが・・・ 一目惚れしちゃった ♡

ふと振り返ると・・・

ほぼ順光で写真映えする ♪ 緑が眩い!
どうせ復路で眺める光景なのだが、復路ではちょっと雲が掛かってたのでとりあえず一枚 ♡

う~ん、どうしても逆光になるな・・・

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと方向がズレればもっと見応えあるのだが、それでもこれだけ写ってりゃまだマシか・・・
往路と復路で光線状態が違ってくるのはやむを得まい。

左カーブの外側にあるスペースに駐車しているクルマが一台・・・ また景色的においしい所に停めとるし!
辺りには所有者らしき人影は見当たらないし、しょうがないか (-_-メ)

で、ここが終点

登山口にもなっているし、遊歩道もここから数本伸びている。
駐車料&入山料 一般車500円、バイク200円、徒歩・自転車100円 ・・・ってか管理人らしき人はいない。

ワタクシのクルマでは、ダートで凸凹だらけ石ころだらけの駐車場へは入れない・・・
ちょっと路肩に停めさせていただいて、付近の写真だけ撮らせてもらおう。

山荘付近より

 

 

 

 

 

 

 

一台のクルマが駐車している・・・ 東京から来たようだ。
この付近一帯を散策するだけでも十分楽しめそう ♪

鉢伏山頂や

 

 

 

 

 

 

 

眼下には諏訪湖方面の街並み、その奥には南アルプスを眺望する。
鉢伏山頂はもっと広域を眺望できる絶景スポットなんやろなぁ・・・ 観てみたいな。

いくつかの建物はあるが・・・

 

 

 

 

 

 

 

使用されている気配はない・・・ なんかもったいないな (-_-;)
眼下に・・・ っていうより、目線の高さに漂う夏らしい立体感ある雲がなんか不思議な感覚。

山頂(1928m)まで登れば、北~南アルプスはもちろん、御嶽山や乗鞍岳、八ヶ岳に富士山など、周囲の山々のほとんどは見渡せるらしい。
やはり春にはレンゲツツジが咲き乱れ、絶景に彩りを添えるようだ。
って、次回は絶対登りたいな・・・

もっと早くにこういったツーリングにハマってればちょっとした山登りぐらいやってたかもね。
ん!? 帰ってきてから知ったのだが、山頂まで0.8kmぐらい!? なら登ってくればよかった・・・
あっ、ワシのクルマは駐車場へ進入できないんだった・・・ (^_^;)

ここで一台のバイクが上がってきた。
BMWか・・・ ヨタヨタしながら向きを変えて、すぐに下りて行きよった。

 

さて、戻って行きますか・・・

 

 

 

 

 

 

 

当然、復路はまた違った絶景が待っている ♪
稜線を走る道路がまたいい味を出しているし、この道のおかげでワタクシらは絶景を堪能できるわけだ。
ありがたいことです m(_ _)m

そして例のクルマ・・・

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりおいしい所に停めてやがる、こんな所に停めてどこ行ってんねん!?
駐車料金、入山料をケチってるんちゃうやろな!? それぐらい感謝の気持ちで払いなさい!
結局、撮りたかった一枚は撮れずじまい・・・ クソ!

復路の方が・・・

 

 

 

 

 

 

 

視界に広がる雄大な眺めが、より見応えある感じもする。
これは信州らしい特別な景色だなぁ・・・

ヘアピンをクルッと回れば・・・

 

 

 

 

 

 

 

先ほどの鉢伏山が再び視界に入ったりもする。
あれ? 展望台らしき東屋が見えるんやけど・・・ どこからアクセスするんや!?
(帰ってきてからグーグルマップを見ると、鉢伏高原スカイライン起点付近から遊歩道が伸びてるみたい)

復路は対向車なし。
高ボッチ山の展望駐車場にはあれだけクルマ&バイクがいたのに、こっちまで来る者はほぼいない・・・
なんで!?

双方ともに、1~1.5車線程度の文字通り”林道”なのだが、高ボッチ高原~鉢伏山荘までの区間の眺めは大変素晴らしく、爽快なドライブルートである。
鉢伏高原スカイラインへ行くなら高ボッチスカイラインを通る必要があるため、ここは双方セットで訪れるのが必然だろう。ってか、絶対セットでしょ!

 

松本へ下りて行ってもしゃあないので、塩尻へと来たルートで戻って行く。
って、松本へ下りていくルートも含めての「高ボッチスカイライン」やった・・・ またやらかしたな (^_^;)

さて、この後「ビーナスライン」へ向かう予定だったが、想定外の雲海に時間をとられ、おまけに遠景は霞んでいるので見応えなし・・・
そもそもビーナスラインを半日で堪能しようってのがムリな話 (-_-;)

地図を眺めていると・・・ 「蓼科スカイライン」なるものを見つけた!
行ってみましょう ♪

 

岡谷から国道142号線にて佐久市まで。
どうせ走るなら佐久市側から蓼科へ向かった方がいいでしょ ♪

で、結論から言うと、今回は遠景が霞んでいて見応えなかったので写真はまったく撮らずに走り抜けただけ。
翌々日に再び訪れて写真も撮ってきたので、後日アップします。

 

さて、今日は「ビーナスライン」を走って松本へ下りて行く予定だったので「浅間温泉」の宿を予約してある。
蓼科から浅間温泉までどう行きましょか・・・

市街地を走りたくない以上、「ビーナスライン」経由、再び「扉峠」から「アザレアライン」か・・・
途中、ビーナスラインの「富士見台」へ立ち寄ってみるが、富士山は今日もおらんかった (-_-;)

 

そして「浅間温泉・栄の湯旅館」にチェックイン。

風呂で、大阪在住だが福岡の実家に母親を迎えに行ってここまで来たというタフな同年代の方とお話する。
「NB(ロードスター)ですか?柿本のマフラー付いてましたね」で始まった談義は楽しいひと時でした ♡

熱い風呂に浸かった後は・・・

 

 

 

 

 

 

 

イワナの塩焼きや馬刺し ♡

さらに・・・

 

 

 

 

 

 

 

すき焼きにてんぷら、他 ♡

絶景を堪能したあとは、温泉に浸かり、美味しい食事に旨い酒 ♡
ホントに幸せなひと時・・・ 最高か!

 

さあ、やっと明日は「ビーナスライン」だ ♡
一泊二食付きだが朝食はキャンセルして、夜明け前には出発しよう。

ってか、ここからビーナスラインへ向かうのか・・・ 蓼科からエントリーしたいのだが、なんだかなぁ (^_^;)

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全国制覇がいつになるのかは分からないが、末永くお付き合いいただきたいm(__)m
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