九州の花の名所の一つ、福岡県糸島市「浮岳幸花樹園」。
以前からちょっと気になっていたツツジの楽園。
それほど興味があるわけではないツツジだが、いろんな品種が広い敷地に咲き乱れる・・・
ということならば、ちょっと見てみたい ♡
西九州自動車道・吉井ICで降り、県道143号・藤川二丈線を左折して「まむしの湯」を横目に5分ほどだ。
浮岳幸花樹園
浮岳幸花樹園は、福岡県糸島市二丈吉井にあるツツジの花樹園である。
1万坪の敷地に5,000本以上のツツジが咲き誇り、見頃の時期には「糸島浮嶽つつじ祭」も開催される。
本キリシマの花の色に魅せられたオーナーが、45年ほど前からいろんな所に出向いて集めてきて造ったものだ。
ん!? ちょっと満開っぽくないようだが・・・ 大丈夫かい!?
園内は一方通行となっており、順路に沿って進んでいく。
ツツジのトンネルだ ♡
花の色もいろいろあって楽しいし、なんか自分が知ってるツツジと違うやつもある・・・ (・・;)
すべてが見頃というワケにはいかないが、全体的に見れば十分見頃デス ♪
一般的に有名なツツジの群生地とは違って、同じような品種が密集して咲いているワケじゃないのがイイ ♡
山肌の木々の緑と対比してより際立っているのが素晴らしい ♡
想像していたより何万倍も絶景だわ・・・
1つ目の休憩所&お土産屋があってちょっとひと休みできるゾ ♪
「ホンキリシマ」のある小さな広場を見下ろすことができる。
樹齢400年超えと言われる深紅の「ホンキリシマ」は圧巻の美しさ・・・
って、あれ!? 樹齢300年の方はほぼ満開で見応えあったが、樹齢400年の方は残念ながらまだピーク前!?
ホンキリシマは九州最大級のツツジで深紅の花が木を覆い、4月中旬から5月初旬まで満開の美を楽しませる。
現在の久留米ツツジは、この「ホンキリシマ」を元祖久留米ツツジと、かけ合わせたものと言われている。
ちょっとした広場と”藤棚”もあるのだが(下の写真上部)、残念ながら藤の花はまだ見頃ではなかった・・・
園内を順路に沿って進んで行くが、地形も咲いている場所も変化に富んでいて楽しすぎる ♡
山肌は他のツツジの名所っぽく群生しているが、ツツジの種類が豊富なので彩りがヨソとはまったく違う。
密集したボリューム感はこの辺りがイチバンだろう、見応えあるで~ ♡
沢が流れてたりして、ホントに変化に富んでい楽しい ♡
沢の縁にツツジが咲いているのも珍しい・・・ のかな!? あまり見たことない気がするけど (^_^)
園内唯一の”池”があり、池の横には2つ目の休憩所が設けられている。
池の周りをイイ感じに縁取るツツジとのコラボが見応え十分 ♡
池に映り込むツツジも撮ってみたが、イマイチ映り込みが弱くて画にならなかった・・・ ^_^
山肌の斜面に咲くツツジに、遊歩道を覆うツツジのトンネル・・・
シチュエーションが豊かでホントに飽きずに絶景を楽しめるのがスゴイ (^o^)
お猿さんが散歩してる ♪ かわいか~ ♡
日本伝統芸能「猿回し」が、”つつじ祭り”の期間中に催されるようだ。
完全な一本道ではなく、所々枝道のようなものもある。
もちろん、その先は行き止まりで戻ってこなくてはならないがそれぞれ景色の良いスポットなんかもあるので ♡
そろそろ楽しい時間も終わろうとしている。
それでも最後までこれまでとは違った景色を楽しませてくれるのがスゴイ (^o^)
樹齢400年の本キリシマを中心に久留米ツツジ、ミツバツツジ、レンゲツツジ、淀川ツツジ等々・・・
ツツジの他にもボタンをはじめ様々な花木が出迎えてくれる。
ツツジの希少種を求めて、九州はもとより全国に趣き、一本一本収集し、丁寧に移植して総20種以上のツツジを揃えたそう。
現在の霧島地区では昭和初期に乱獲が酷く、屋久島サクラツツジ・ヒカゲツツジも江戸時代に乱獲され、江戸・大坂へ!!
いつの世もそういう輩はいるもんだな・・・ 資源は大切にしましょ ♡
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