日本絶景街道を走る!

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佐田岬メロディーライン

今回のドライブ・ツーリングは、「佐田岬メロディーライン」へ。

4:00に目覚ましをセットし、気分次第では前日行くことができなかった二つの渓谷を訪れようかとも思うが。
片道約1.5時間~ 時間的にはムリがあるかなぁ・・・ もっと早く起きればイケるだろうが (^_^;)
で、起きたのは5:45・・・ あれれっ!?
目覚ましの野郎! なんちゅうイヤガラセを!! これで二つの渓谷は諦めざるを得なくなったわけだ。
昨晩はお目当ての”岬サバ”こそありつけなかったが、楽しいお酒を飲みすぎちゃったかな♪ てへっ♡

ちゃっちゃと準備をして、6:15 いざ、しゅっぱ~つ!
まずは宿のすぐそばにある、佐田岬メロディーライン起点である国道197と378号線の交点・江戸岡交差点へ。

佐田岬メロディーライン

佐田岬メロディーラインは、愛媛県八幡浜市から西宇和郡伊方町三崎までの区間、延長約39kmに至る国道197号線の愛称である。
佐田岬半島の尾根に沿って半島の付け根から先端まで伸びており、”頂上線”とも呼ばれる。

「メロディー」の由来は、風と潮騒、野鳥のさえずりなどの自然の音が聞こえる佐田岬半島のイメージから想起されたもので、後に、一部区間のメロディー道路工法の舗装路面より、タイヤの走行ノイズ音によって車が曲を奏でるように道路が作られた。

大峠トンネル(八幡浜市保内町宮内)を抜けるとさっそく1曲目のメロディが♪
最近(2018年2月)追加された新曲のようだ・・・ 曲名は走ってみてのお楽しみぃ♡
法定速度内の時速50kmで走行した際に、
最適なテンポでメロディーを奏でるようにできている。
ということは、スローなテンポで聴くもアップテンポにするも自由自在ってわけだ♪

伊方町に入った辺りからちょっと独特な雰囲気の景色となっていくのだが、前半はトンネルも多く特に景観が良いというわけではない。
道の駅・伊方きらら館」付近まで来ると両側に海が広がり、眼下に瀬戸内海(伊予灘)、宇和海を見渡せる。
これは伊予灘を挟んで山口県方面を眺望しているのかな?

そして宇和海方面

 

 

 

 

 

 

 

電線が邪魔だがしゃあない、これといった撮影場所も見当たらなかったし。
まぁ、それでも半島の”細さ”を実感できるようになるのはこの辺りからだな。

路面状況は言うことなし! 尾根をトンネルで繋いでいるため低速コーナーは無く、高原道路といった雰囲気。

ただ、地元民にとっては主要な生活道路であるため交通量はそれなり。
写真撮るのも大変! 朝寝坊がシレッと効いてくる・・・ (-_-;)

「二見くるりん風の丘パーク」は、なんちゃない休憩場所!? 一応、景色(宇和海方面)は観れるが。

少し走った先から下りていくと、周囲約2km、最深12mという県下最大の潟湖「亀ヶ池」がある。

そばには亀ヶ池公園や「亀ヶ池温泉」もあってのんびり旅を楽しむこともできる。

瀬戸トンネルの先(伊方町三机)では再びメロディが奏でられるゾ!
そのメロディだが、2曲目は・・・ うふふ、走ってみてのお楽しみぃ♡
でも、どうせならT-SQUAREの”TRUTH“(昔のF1-GPのテーマ)なんか奏でてくれたら楽しいのに♡♡

さて、この佐田岬半島だが、四国の最も西に位置する半島で、三崎半島と呼ばれることもある。
八幡浜市から日本最大の断層である中央構造線に沿い、長さ約40kmにわたって直線的に突き出しており、北の瀬戸内海(伊予灘)と南の宇和海を隔てている。
日本一細長い半島としても知られ、リアス式海岸をなしており、背後に急峻な山地が迫り平地はほとんどない。
半島を縦貫する国道197号は、かつては山腹に沿って眼下に宇和海を臨む形で走っていた。
道は曲がりくねり、クルマのすれ違いもままならない悪路であったため、197をもじって、別名197「行くな」酷道(国道)とすら呼ばれていた。

少し走ると「道の駅・瀬戸農業公園」がある。
伊予灘側は・・・

 

 

 

 

 

 

 

海の向こうに薄っすらと陸地が見えるのは、この角度だとやっぱり山口県柳井市の島々かなぁ。
霞んでなければなぁ・・・

案内表示に釣られて、ちょいと立ち寄った「せと風の丘パーク

 

 

 

 

 

 

 

なかなかどうして、360°のパノラマが広がるビュースポットである。

 

 

 

 

 

 

 

佐田岬メロディーラインよりもさらに高い所を走る道路沿いにあるので、ある意味景色はこっちの方が上かも。

風車はホントにいらんばってん・・・
風車ナシの景色が観た~い!

付近の道路は交通量がほとんどないためか、こんな所で””がくつろいどる!

 

 

 

 

 

 

 

なんぼシロウトでも、”鷹”と”鳶”の区別ぐらいできるゼ。
望遠レンズは着けてないし、まだ今のカメラに慣れていないため、設定すら瞬時に変えれなかった(-_-;)

佐田岬半島は渡り鳥の移動経路として春季と秋季を中心に、多種の野鳥が上空を飛んでいく。
渡りの時期には半島部の林や草地で渡り鳥を観察できるほか、上空をタカ類や小鳥類が通過していく。
特にハイタカやオオタカ、ハチクマやノスリといったタカ類や、昼間に渡る小鳥類(ツバメ類、アマツバメ類、ヒヨドリ、メジロなど)の観察に適するという。

この付近から宇和海の方へ下りていくと、”しらす”で有名な「しらすパーク」があるので昼食にぜひどうぞ♪
そして宇和海側は海水浴場も多い。

先へ進むにつれ徐々に交通量は減っていき、メロディラインはどんどん快走路となっていく♡

大久展望台

 

 

 

 

 

 

 

ギリシャ神殿のような白亜の展望台で、2階のデッキからは宇和海が眼下に広がり、心地よい潮風を受けることができる。 う~ん、シャレとんしゃぁ♡

さて、快走路・佐田岬メロディーラインは・・・

三崎港で終点、ここからは県道256号線へと名称を変えて佐田岬まで。

ここから先は1.5車線平均の道となり、山腹を走りながら佐田岬まで約14.5kmの道のり。
特に走りにくいというわけではないが、スピードが出せない分、景色は堪能できる!?

 

 

 

 

 

 

 

前日に宿泊予定の一つだった、三崎漁港・・・ ほぼ半島の先っぽ!

さすがに前日の宿泊は行程的にもムリがあったな・・・ 違う条件の旅のときに、一泊したい場所だ。
こじんまりとした、いい感じの港町♪ その時は必ず”岬サバ”を♡

先端に近付くにつれ、断崖絶壁を走っている感が。

 

 

 

 

 

 

 

そしていよいよ四国最西端「佐田岬」へは、クルマを停めて約2kmの登山、ちゃう、ウォーキング。

 

佐田岬

佐田岬は、愛媛県佐田岬半島先端にある、四国最西端の岬。
九州本島最南端の佐多岬(さたみさき)と字や読みが似ているため混同されることがあるが、漢字の違いの他、こちらは“さみさき”と、濁音であることが異なる。

駐車場から、こ~んな感じの遊歩道をひたすら歩く・・・ といっても約2km程度!?なのだが。

途中でこの景色が見えたときは、「着いた~♪ んっ? いや違うな・・・ まだ歩くと~!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだこの先も、上ったり下ったり・・・
汗は吹き出すし、膝は笑い出すし、「椿山展望台」に着いた頃にはフルマラソンを走った気分に!
走ったことないけど(-_-;)

対岸に大分県の佐賀関が見える! けっこう近い!!
なるほどね~、ここの間を”関サバ、関アジ”、そして”岬サバ、岬アジ”が泳いどるとやね~♡
同じ海域で捕れたのに”岬”の方は日の目を見ない感じだが、その分お値段ははるかにお・と・く♡

灯台まではさらに200mほどある・・・

 

 

 

 

 

 

 

陸続きとなった「御籠島」はすぐそこ・・・ もう歩きたくないけど、ここまで来て帰るわけにもいくまい(/_;)

 

 

 

 

 

 

 

しんどいよ~ (;_;) でも歩いてきた甲斐はある! 景色も海も素晴らしか~!!
1924年~、豊予要塞の一部として佐田岬灯台付近一帯に豊後水道の防衛のために砲台が設置された。

豊予要塞は、豊予海峡の防備のため設置された大日本帝国陸軍の要塞である。
御籠島は、畜養池を挟んで陸続きとなっている今では、徒歩で訪れることができる実質の最西端とも言える。

この辺りの岩肌はまた独特の表情・・・

さすがに海の色はキレイだし、独特の岩肌をもつ付近の景観は、ここならではの景色と言えるだろう。
もちろん、最果て感バリバリの雰囲気を持つスポットだ。
さて、これからもう一回フルマラソンを走らなければならない。
駐車場まで心臓が動いてますように・・・ ア~メン ✞

 

復路は、半島北側の海岸線を縫う県道255号線を走ってみよう。
すぐに「伽藍山」の表示を見つけ、さっそく寄り道♪
佐田岬半島で一番高い山(標高414m)、頂上にある展望台より三崎港や、

先ほど歩いてきた佐田岬方面を眺望できる絶景スポット。

 

 

 

 

 

 

 

空には””(詳しい名前は分からないが)が優雅に舞っている♪

眼下には三崎港とフェリー、そして佐田岬を遠望、頭上には優雅に旋回する猛禽類。
なかなかレアな展望台でしょ♡

 

県道255号線に戻って海岸沿いを走り出す・・・

 

 

 

 

 

 

 

景観こそソコソコ楽しめるルートではあるが、ほぼ1~1.25車線の極低速ワインディングが延々と続く。
う~ん、大丈夫か!?
路面も木の枝や落ち葉で覆われ、石ころもゴロゴロしている・・・ ほら、また腹擦った(-_-メ)
宇和海側の旧国道197号線もこんな感じなのかなぁ、まぁ、そのうち道も広がって走りやすくなるやろう♪
・・・の期待も虚しく、いつまで経っても路面状況は良化しない。

あ~、もう! イライラしてきた!! せっかく半島半ばまで来たけどさすがに諦めた。
小島から”見晴山”経由でメロディラインを目指し、途中から「せと風の丘パーク」付近を通る道へ。
そしてそのまま「権現山」へと向かう。
この道はメロディラインより高い位置を走るゆえ、景色もいいのだが、それよりも””がウジャウジャいる!
ほとんど交通量のない道のせいか、道端で””がくつろいでいる・・・
そ~っと近付くが、当然すぐに逃げてしまい、なかなか写真を撮るまでに至らない。
望遠レンズあったんやけど・・・ 苦い思い出が蘇る(-_-;)

”は諦めて、「権現山展望台」へ。

佐田岬半島のほぼ中心に位置し、標高378mの山で、県立自然公園として整備されている。

 

 

 

 

 

 

 

こうやって観ると、やっぱり細い半島やな。ちょっと捻ったら折れそう!?
メロディラインに戻る途中では、””が三羽でじゃれ合っていた♪

国道197号線・メロディラインに出てしばらく行くと、「道の駅・瀬戸農業公園」付近(伊方町三机)の八幡浜方面車線にてお待ちかねのミュージックが!
さて、そのメロディだが、3曲目は・・・ うふふ、やっぱり走ってみてのお楽しみぃ♡
せっかく延長約39kmもあるのなら、今後もっと曲数を増やしてほしいところやな。
ローズマリー・バトラーの”Riding High”とか・・・!?

この後、「道の駅・伊方きらら館」へ寄ってから再び県道255号線を走ってみる。
適度に景色も堪能しながらのんびりと。

さすがに先程のような極細道路ではなく、平均的な市道レベル!?で、海岸線をそれなりに楽しめる。
県道255号線を走破したかったが、軽四かバイクじゃないと安心して走れんやろな・・・

 

保内町喜木津にて国道378号線へ合流し(ここで佐田岬半島は終了)、海岸線を松山方面へ・・・
大洲市長浜町にはこんな橋が・・・ やや上流にて写真は撮ったのだが、見栄えがイマイチだったので拝借。

長浜大橋」は、愛媛県大洲市の肱川河口にある道路橋。
全体が赤く塗られていることから、地元では「赤橋」の愛称で親しまれている。
橋の下に船を通すため、中央部の18mの区間を跳ね上げて開閉することができるバスキュール式(跳ね上げ式)可動橋で、日本で現存する最古の道路開閉橋である
毎週日曜日の13時には点検を兼ねて開閉されるほか、夏季(7月~9月)の夜間(19時~21時)にはイルミネーションが点灯される。

これはやっぱり、跳ね上げられた姿とイルミネーションもぜひ見てみたいところやな♪

国道378号線は伊予灘を望みながら走るシーサイドロードだが、まぁ、特別景観が良いわけでもないかな・・・
西に海を望むため夕日の見どころはナンボでもあり、「夕やけこやけライン」とも呼ばれている。

伊予市下灘では・・・ 超有名な「下灘駅」に立ち寄る。

 

 

 

 

 

 

 

ここはやっぱり”人”がいた方が絵になるなぁ♡
海を埋め立てる形で国道378号が開通するまでは、ホームのすぐ下に波が打ち寄せるほど線路と海岸が近接していた「日本一海に近い駅」だった。

 

さて、もう一泊していきたいところだが、明日の天気予報は全国的に”雨”。
しやぁない、今回はこれでお開きとするか・・・
ところで、帰りもフェリーを使おうかなと思っていたのだが、乗船時間まで約4時間ほどある。
この付近では特に立ち寄りたいスポットもないし、”岬サバ”喰いながら酒飲んでるわけにはいかんし・・・
このまま松山市に突入すればラッシュアワーと重なってしまうし・・・ (-_-;)
ジッと待ってるのもなんやから、上走って帰るか・・・ これが今回2度目の悪魔の囁き 👿

松山自動車道・伊予ICから今治小松自動車道の終点まで~ そして、しまなみ海道へ。
尾道バイパスから山陽自動車道・尾道ICへと繋ぐ予定が・・・ 案内表示無いんやね(-_-メ)
前回は普通に行けたんやけどなぁ。
仕方なく、しばらく国道2号線を走り、本郷ICから山陽自動車道へと。

帰るまでに燃料補給が必要やな・・・ フューエルメーターに目を移した瞬間、グシャっ!!!
一瞬、車体が跳ねて危うく中央分離帯にぶつかりそうになる!
何かに乗り上げて、”割れる”というか”潰れる”音がした!!
フロントのスポイラーやってもうたか!? そんな音ではなかったと思うが・・・
左のリヤが突き上げられた感じだったが、何かを踏んだのならフロントだろうという先入観のもと、わざと蛇行させてフロントタイヤに神経を集中。
エアが抜けているような感じはない。
一旦、PAに入ってチェックすればよかったのだが、まぁ、大丈夫だろう・・・

そしてしばらく走った後、焦げ臭い匂いに気付いてドアミラーに目を移すと、リヤタイヤから煙を吹いている!
路肩に車を寄せて見てみると、完全にバーストしていた・・・ ちょ~っと気づくのが遅すぎた(-_-;)
なんなんや今回のツーリングは・・・ 👿👿

昨日に引き続き、ロードサービスを呼ぶハメに。
ちなみに、パンク修理キットは携行しているが、スペアタイヤは積んでいない。
時刻は20:00頃なので、タイヤサービスはすでに閉店している。
ロードサービスで来てくれた人が「うちの工場で一晩預かって、明日なんとかしましょう」ということになり、そのままビジネスホテルまで送ってくれた。

翌日は、タイヤサイズが多少マイナー!?なため昼過ぎにしか入ってこないという状況の中で、工場の娘さんに送迎等でとてもお世話になる。
ホイールはけっこう歪んでいたようだが、応急処置でなんとか福岡までは持つだろうという。
一応、途中でリヤタイヤのチェックを入れながら・・・

翌日の19:00頃なんとか帰宅。

 

総走行距離 840km

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「まだ見ぬ地に足を運んでおく」という趣旨で始まったドライブ・ツーリング。
「走りがい」のあるコースを設定していたのだが、思わぬ絶景に心を奪われ、いつしか「絶景&走りがいある道」がテーマに・・・
全国制覇がいつになるのかは分からないが、末永くお付き合いいただきたいm(__)m
yoshiboh125

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