今回のドライブ・ツーリングは、奈良県「大台ヶ原ドライブウェイ」へ。
以前にも紹介しているが、当時はカメラを持ってなく、ほんの数枚をスマホで撮影したのみ。
で、カメラを手にしてからあらためて再訪した次第。
前日まで岐阜県にいて「白山白川郷ホワイトロード」をメインに、新穂高ロープウェイに乗ったり奥飛騨温泉郷の紅葉や温泉を堪能、その後奈良県宇陀市に移動し「たまご肌美人の湯 美榛苑」に宿泊。
7:30頃出発し、県道198から国道166号線へと・・・ ん!? 案内標識は国道370号線!?
実は、スマホで目覚ましを掛けていた・・・ まではイイ。
出発した後、地図を確認しようとすると電源が入らない・・・ ???
前日夜、ざっくりと地図を確認したときは県道198号線~国道166号線~ だったハズ。
ところが道路脇の国道表示&道路標識は国道370号線となっている・・・ おかげで、ワケワカランくなった。
コンビニで、るるぶの地図を見てみると・・・ 国道370号線となっている (-_-;)
まぁいい、行き先表示が”吉野町”を示しているからダイジョーブだろう ♪
大滝ダム付近で国道169号線へ乗り換え、上北山村方面へ。
吉野川沿いを走る適度に曲がったご機嫌なドライブコースだ ♪
大伯ダムの先には3つのトンネルとループ橋を繋いだ珍しい「伯母谷ループ橋」があり、4つ目の大獄トンネルを抜けると、ほどなく大台ケ原ドライブウェイへの入り口が待っている。
大台ヶ原ドライブウェイ
大台ヶ原ドライブウェイは、奈良県吉野郡上北山村から同郡川上村に至る、延長約19.9kmの奈良県道40号線・大台ケ原公園川上線の通称である。
かつては有料道路だったが、1981年4月1日より無料となった。
冬季(毎年11月下旬~4月下旬)は通行止めとなる。
上り始めてしばらくは・・・
森の中を走る1~1.5車線の林道で、路面もけっこう荒れている。
視界が広がる区間はわずかしかないが・・・ さっき走ってきた「伯母谷ループ橋」を見下ろせるゾ ♪
3.8kmほど走ると・・・
この路線唯一のトンネル「大台口隧道」があり、ここまでは旧国道169号線であった。
トンネルの先には右へ下りていく道があり、大迫ダム付近から「大台口隧道」を経由し、国道169号線・和佐又トンネル付近までの区間が旧国道169号線である。
トンネルを抜けると・・・
すぐに「大台山麓休憩施設」なるものがあるが、シャッターは閉じたままで稼働しているようには見えない。
伯母峰峠の展望所もあるが・・・ ”展望所”ってほどの景色が拝めるわけではない (^_^;)
それより・・・
トンネルから先(かつての有料区間)は尾根付近を走るようになり、展望はバツグン!
山肌の樹々たちもすっかり秋の粧に ♡
さすがに・・・
元有料だけあって、道幅もほぼ2車線となり、路面状況も旧国道に比べたら断然良くなる ♪
・・・が、たま~に1.5車線区間が現れたりするから気おつけてネ ^_^
天気はバツグン ♡
西に日本一の豪雨地帯「大杉谷」を育み、山全体が特別天然記念物に指定されている関西有数の秘境。
かつては一握りの登山者しか立ち入れなかった「大台ケ原」だが、「大台ヶ原ドライブウェイ」の開通によって付近に人工林もできてしまったという弊害!?も・・・
そういえば・・・
「小処温泉」へと向かう接続路があって、以前訪れたときにはちょっと下りていってみたのだが・・・
「小処温泉」手前で県道226号線と接続し、国道169号線「道の駅 吉野路上北山」付近とつながる一般道だ。
当然ながら道路周辺は紅葉で賑わっていて、通行するクルマはほとんどない穴場的存在なのだが、本日は時間に余裕がないこともあって行かずじまい・・・ (^_^;)
「大台ヶ原ドライブウェイ」のみならず、接続する立ち寄りスポットも紹介したかったのに・・・ m(_ _)m
おお!
なんか遠くまで見通せる場所にきたゾ・・・
紀伊山地のなかでも標高の高い山々を眺望でき、世界遺産の熊野古道で有名な”大峰山系”を望むことができる。
完全に・・・
尾根を走ってるやん ♪
道の両側に視界が開け、南に上北山村方面、北に川上村方面を望める珍しいスポットもあるで ♡
この辺りで・・・
標高は1,500mを越えるのかな。一口に1,500mっていうけど、けっこう高いよ・・・
こうやって観ると、やっぱり信州辺りの〇〇アルプスとはまた違った雰囲気・・・ なのは当然だよね ♪
前回訪れたときは・・・
この辺りから上は完全に落葉していて、まったく画にならなかったのだが・・・
今回は「大台口隧道」から「大台ケ原ビジターセンター」まで、しっかりと楽しめましたゼよ ♡
終点が近づいてきても・・・
ご覧のとおり、まだまだ紅葉真っ盛り! ぶ・ら・ぼ~ ♡
ただ、天気が良すぎて光線の具合ではキレイに写ってくれない (^_^;)
このルートは・・・
完全に奈良県内を走ってるんやけど、「大台ケ原山(日出ヶ岳)標高1695m」は三重県の最高峰なんだよね ♡
なんかズルいネ!?
・・・というわけで、終点の「大台ケ原ビジターセンター」へ到着。
付近に展望スポットがあるわけでもなく、主に「大台ケ原」を散策するための起点として利用されている。
200台以上を収容できる駐車場が整備され、周辺には売店や飲食店、宿泊施設がある。
「大台ヶ原」のトレッキングコースは、日出ヶ岳や正木峠、大蛇嵓など主要な展望地がある東大台と、原生的な森林が広がる西大台の2つに大別され、4つの登山ルートが設定されている。
西大台は、貴重な原生林等の自然環境保護のため1日の入山数が限られ、入山に許可が必要。
2013/7/28 東大台 Bコースをトレッキングしてきました ー 大台ケ原 ー
”Dコース”である東側山麓の「大杉峡谷」を通るルートは、全長約14km、標高差1200mで、大杉谷登山口から大台ケ原まで少なくとも1泊2日を要する。
「大杉峡谷」は、富山県「黒部峡谷」や新潟県「清津峡」と並ぶ、日本三大峡谷のひとつである。
7つの滝と11の吊り橋が架かる、美しい宮川沿いの渓谷を楽しむことができる登山道。
エメラルドグリーンの沢と、雄大な滝を眺めながら歩く日本屈指の峡谷コースだ。
ここはホントに一度は訪れたかったが、いつの日かそれが叶う日が来れば・・・ いいな ^_^
さて、ピストンロードであるがゆえ、復路も紹介しておこう。
ザックリといきます ♪
大台ケ原は・・・
三津河落山や経ヶ峰をはじめとする標高1400〜1600m級の山々と、これらに囲まれた東西5kmほどの大地状の大高原地帯で形成されていて、奈良県吉野郡上北山村と同郡川上村、および三重県多気郡大台町(旧宮川村)にまたがっている。
大台ヶ原から・・・
熊野灘の海岸までは、直線距離でわずか15kmしかない。
ある意味、大台ヶ原は熊野灘に向かってそびえ立つ岩壁のような山なのである。
年間降水量が4000mmを超え、屋久島と並ぶ日本一の多雨地帯となっている。
1920年(大正9年)には年間8,214mmの雨量を記録し、1923年(大正12年)9月の台風時には一日に1,011mmの降水記録がある。
大台ケ原は・・
森林、草原、断崖、瀑布、渓流、湿地帯が広がりを見せる、まさに自然界・総天然色の大パノラマゾーンだ!
山歩きをしなかったとしても、ご覧の通り絶景を拝みながらのドライブウェイ ♡
もちろん、せっかく来たのであれば絶対に「大台ケ原」のトレッキングもメニューに入れるべき!
ドライブウェイに接続する旧国道や、「小処温泉」への連絡路を含めて楽しむべきだろう。
今回は時間に余裕がなくて”ドライブウェイ”オンリーとなってしまったが・・・
こりゃあ、もう一回来なアカンな ^_^
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