四国の紅葉の名所の一つ、高知県「安居渓谷」。
高知市内のホテルを夜明け前に出発し、まずは”雲海”目当てに「四国カルスト」へと向かったのだが・・・
残念ながら雲海は発生しておらず (-_-;)
せっかくだから日の出でも・・・ と思ったが、ビミョーに間に合わず (T_T)
やたら風が強いので寒くてたまらんし! とっとと安居渓谷へ向かいましょ ♪
国道439号線で仁淀川町に向かい、安居川沿いを走る県道382号線を北上する。
安居渓谷
安居渓谷は、高知県吾川郡仁淀川町大屋に流れる仁淀川支流のひとつ、安居川流域にある渓谷である。
西日本最高峰、石鎚山系の森から流れ注ぐ仁淀川支流安居川の最上流約10kmは、石灰岩や片岩類からなる断崖が連なり、巨岩、滝、深淵などの景勝をなしている。
宝来荘から遊歩道が整備されているのだが、「もみじ公園」にもある駐車場を利用しつつ小分けにして歩こう ♪
なんせ遊歩道だけで往復してたら、けっこう時間掛かりそうやし (^_^;)
ここだけで半日以上過ごすつもりならイイけど・・・
その前に・・・
宝来荘の少し手前にある「みかえりの滝」
最初は素通りしてしまい、帰りに立ち寄ったのだが、順番としてはまずココからだろう ^_^
辺りは”千仞峡”と呼ばれる、安居渓谷屈指の切り立った絶壁が続く峡谷でもある。
残念ながら滝の下半分は日影になっていたので、ちょっと見にくいかもしれないが・・・
少し上流に歩いて、振り返って見るのがイチバン見応えがあるようだが(名前からして、まぁそうなんやろな)
見返るの忘れちゃった てへっ ♪
「宝来荘」付近
まだ序の口もいいとこなのだが、うん、紅葉に関してはすでに「中津渓谷」を上回っている感があるゾ ♪
渓谷を彩る紅葉がさっそく目を楽しませてくれる ♡
「荒男谷」
黄~オレンジ~赤に染まる葉っぱが鮮やかで、その向こうには正真正銘の”仁淀ブルー”が!
こればっかりは、何度観てもカンドーするな (^o^) カンドーするってより、感心するわホンマ・・・
日陰と日なたでは(もちろん見る角度でも)やっぱり見え方が全然違うな・・・
透明度の高さだけならこれほどカンドーすることもないだろうが、やっぱこの色は一度は観とかなアカンで!
できれば”影”が少ない時間帯であらためて観てみたいものだ。
「乙女河原」
2本の川が合流する、安居渓谷内では唯一の広い河原で、「飛龍の滝」へ続く遊歩道の入り口ともなっている。
浅瀬が続き、深い淵はないので”仁淀ブルー”を堪能する区間でもなさそう。
小さい子どもたち連れて川遊びするんであれば、ここがイチバン良かろう ♪
浅瀬に架かる小さな沈下橋を渡って「飛龍の滝」へと向かう。
道中には・・・
何気に”もののけ”感漂う光景が待っている・・・ ジブリ映画観たことないけど (^_^;)
いやぁ~、雰囲気あるな ココ・・・
「飛龍の滝」
安居渓谷を代表する場所のひとつで、シンボル的な存在なのが飛龍の滝。
落差50mの2段になっていて、水量の多い日だと下段の滝幅一杯使って水が流れ落ちる豪快な景観となる。
滝壺付近まで行けるよ ♪ 的な記事も後で見たが、このときも行けたんやろな、多分・・・ ミスったな (-_-;)
歩きながら見上げれば・・・
周囲の山肌もすっかりパーティメイク完了! 今宵はどなたと出かけましょう!?
川(渓谷)もめちゃくちゃキレイだが、山も同じようにめちゃくちゃキレイ! たのしー ♡
「もみじ公園」
名前どおり紅葉樹が多いので、歩くのが苦手な(あまり歩けない)人でもこの辺りだけで楽しめる ♪
紅葉越しの”仁淀ブルー”はちょっと川面が明るすぎたかな・・・
渓谷沿いも・・・
やっぱりキレイで見応え十分! 画になるなぁ ♡
水深によってビミョーに違う”仁淀ブルー”も、ホント観ていて飽きることがない・・・ スゴイわ ^_^
天気が良すぎて明暗差が大きいのはちと残念
ちょっとした庭園風!?にも造られており、どこを観ても何気に画になる感じ。
やや上流に目をやると、巨岩奇岩群がゴロゴロっとしている。
遊歩道も・・・
渓谷も・・・
川面も・・・
もちろん山肌も! どこを観ても感動的な光景で、歩くことがまったく苦にならない ♡
見てごらん、この川の水! う~ん、防水カメラで水の中を撮ってみたい・・・ 買おっかな ^_^
「せり割洞穴」
木の根が大きな岩を割って作り上げた洞穴!
中に入って川面を覗くと・・・ 川底をハッキリと見せながら周りの紅葉を写し込む”仁淀ブルー”
水が綺麗過ぎることからコケが生えにくく、コケを餌とする鮎が少ないんだとか。
鮎ってここまで遡ってくるんだ。渓流じゃなく清流(中流域)にいるイメージがあるけど・・・
そういや、あゆ(浜崎)って今どうしてんだ!?
「砂防ダム」
残念だったのがココ (-_-;) 完全に日陰となっていて、”仁淀ブルー”の片鱗は対岸にホンの少しだけ・・・
陽が当たっていれば、ここもかなりキレイな”仁淀ブルー”となるハズなのだが (T_T)
曇り空でも多少は楽しめるはずだし、観る場所、角度をもう少し探してみればよかったかな!?
この砂防ダムのおかげで、安居渓谷の水は浄化されて透明度が極めて高いとも言われている。
「背龍の滝」
落差約50mの、安居川支流の五色川にかかる滝で、渓谷沿いの道路からも鑑賞できる。
水量が少なくてちょっと寂しいが、遊歩道から見上げるほうが楽しめるだろう。
「水晶淵」
水の色は季節や時間帯で青や緑に色を変化させ、また角度によっても見え方が変わる不思議で神秘的な淵。
川の半分から対岸が日陰になっていて、日なたは薄いブルー、日陰は濃いブルーという状況・・・
川のそばにも行ってみたかったが、ちょうどドコぞのTV局が取材に来ていたので・・・ (-_-メ)
「昇龍の滝」
・・・・・・ この滝の存在を知らぬまま帰ってきてしまいました (-_-;)
周囲の植林を間伐することにより人目に触れるようになった滝で、滝の側まで行ける遊歩道が整備されている。
落差60mのオーバーハングした崖から落ちる滝で、水量が多いと二筋の流れになる。
雨が降った時にだけ、すぐ側にもう1本の滝も現れるらしい。
おまけ(安居渓谷からの帰り道、やや下流)
せっかく訪れたのだが、渓谷に差し込む陽の角度が悪く「砂防ダム」「水晶淵」はイマイチ満足できてない。
「昇龍の滝」にいたっては、存在(案内)に気づかないままという体たらく・・・
渓谷に差し込む太陽光と相談しながら、ゆっくり時間を掛けて散策したいところやな。
かなりのお気に入りスポットなので、どうせまた行くやろ ♪
第二弾をお楽しみに ♡
コメント