四国の紅葉の名所の一つ、高知県「中津渓谷」。
「安居渓谷」同様、以前からずっと気になっていた渓谷で、紅葉の時期に合わせて訪れてみた。
仁淀川(愛媛県側では”面河川”の呼称)の支流なので、水質に文句などあるはずもなかろう ♪
ホンモノの”仁淀ブルー”を堪能しませう ♡ いやいや、紅葉でしょ!?
中津渓谷
中津渓谷は、高知県吾川郡仁淀川町名野川に流れる仁淀川支流のひとつ、中津川流域にある渓谷である。
四国山地にそびえる、標高1540mの「中津明神山」に降った雨水が堅い岩石を削り続けたことによって作られ、断崖・滝・深淵・巨岩の景観が素晴らしく、変化に富んだ風景が魅力だ。
のんびり歩いてみましょ ♪
全長約2.3kmの遊歩道が整備されているので、気軽に渓谷を散策できる。
とはいっても、日頃の運動不足は否めない・・・ 大丈夫か!? オレ (^_^;)
さっそく・・・
”仁淀ブルー”のお出迎え ♪ 漂っている落ち葉がちょっとジャマだが・・・
四国山脈上流から流れる仁淀川の清流は、全国1級河川の水質ランキングで3年連続第1位に選ばれるほど!
ホント、四国の川は一目惚れするほど美しい ♡ 四万十川に、吉野川も・・・
面河渓で初めて観たときから、すっかり”仁淀ブルー”の虜!
好きな女性のタイプは? って訊かれたら、こう答えようかな「仁淀川みたいな女(人)」!?
ただ紅葉は・・・
先ほどの「面河渓本流」同様、ちとイマイチ感が・・・
ビミョーに時期がズレてたか!?
そして遊歩道の途中には、なんと七福神が鎮座している模様・・・ って、まったく気が付かなかったが (-_-;)
ところどころに石像があるので、それを探しながら散策するのも面白いかも。
水の青さは相変わらず ♪
流れる水には目に見えない微粒子を含んでいて、それが波長の短い青い光を反射させ、逆に波長の長い赤い光は押さえ込む効果(チンダル現象)を起こし、全体の水が青く見えるというわけ。
・・・らしいが、だったら他の川はなんで青く見えないの? 微粒子はココだけのもの!?
他にも、珪藻類の水中物質による光の反射といわれていたり、水に含まれるシルト(砂より小さく粘土より粗い粒子)と水底の岩石による光の反射だともいわれている。
まぁ、正直、理屈なんてどうでもいい。目の前の川が青くてキレイなのは確かだから ^_^
中津渓谷の遊歩道は、沈下橋のような欄干のないコンクリートの橋で清流を渡ったり、小さなトンネルをくぐったり、岩の隙間を通り抜けたり、岩の間の空中回廊のような橋を渡ったりと、とても変化に富んでいて冒険気分が味わえる。 ・・・って、一切写真撮ってないけど (-_-;)
そしていよいよクライマックス!?「雨竜の滝」
渓谷の奥深くに位置し、中津渓谷のシンボルともいえる滝だ。
多方向へ勢いよく吹き出す水は落差20m、その雄大な姿から「竜吐水」とも呼ばれている。
確かに、ちょっと珍しい滝だ。 水量は、今回は少な目みたい。
水が落ちる辺りは赤茶色した岩肌となっていて、ちょっと不思議な感じ・・・
滝壺!?付近まで遊歩道が延びているので、間近でじっくりと眺められるゾ ♪
「雨竜の滝」の上にある展望台
中津渓谷を見下ろす位置にあるが、やっぱり色づきがちょっと寂しい・・・
できれば、BESTなときに再訪したいところだ。
さらに少し歩いて「竜宮淵」
小さな滝上には、いい感じに紅葉が彩っているのだが・・・
やっぱりもう少し派手さが欲しいところ (^_^;)
遊歩道を歩くだけでも十分楽しく、川の水の美しさは言わずもがな、紅葉の鮮やかさがもうちょーっと良ければサイコーなひと時だったろう。
ま、どうせまた来るだろうけど ♡
ここから車道まではすぐ。
遊歩道を往復するのではなく、車道を歩いて戻っていく。
戻っていく途中からさらに延びる遊歩道を歩けば、「石柱」という、これまた絶景スポットがあるのだが・・・
今回は軽視して寄らずじまい (-_-;) いずれまた訪れるであろうから、またそのときに ♪
水ぬるむ春、清流と遊ぶ夏、紅葉燃える秋、冷気張りつめる冬。
四季の織りなす渓谷美が心の底まで洗ってくれ・・・ ればイイな。
本日は高知市内のビジネスホテルホテルで宿泊。
そして「ひろめ市場」にて大好きな”カツオの塩たたき”を ♡
コメント