中国の紅葉の名所の一つ、広島県安芸太田町「龍頭峡」。
前日、ワリと近くにある「深山峡」へ訪れたのに、一旦”宮島口”に宿泊し、今朝また戻ってきたという・・・
まったくもって意味分からん展開 (^_^;)
まぁ、遊歩道を散策するのに2時間ほど見積もったら、ホテルのチェックインが遅くなると思ったから (^_^;)
国道186号線、筒賀小学校付近の「龍頭峡入口」信号よりアクセス。
「交流の森、龍頭ハウス」まで約1.5kmだ。
「龍頭峡交流の森 森林館」前と、道路沿いにも数台分の駐車場が用意されている。
龍頭峡
龍頭峡は、広島県安芸太田町大字中筒賀龍頭峡、三谷川の上流にある峡谷である。
清流と緑と岩々が素晴らしい景観を作っていて、峡谷内には「二段滝」「奥の滝」「ナメラ滝」「追森の滝」「引き明けの森」などの名所がある。
「龍頭峡交流の森 森林館」
ここから”龍頭峡セラピーロード”という名の遊歩道が整備されている。
全長は3.7km(往復)で、高低差が155mほど。
周辺の・・・
木々たちは、なかなかの色づきを魅せていた ♡
早朝なのでまだ日の光は当たっていない・・・ が、この時間帯けっこう好き ♪
歩きだすと・・・
ピークとは違った、早いのか遅いのか良く分からんビミョーな色づきになってきた・・・
”沢”というほど小規模ではないが、小さめの渓流沿いを上流に向かって歩いていく。
「追森の滝」
今季は雨が少なかったのかな・・・ 残念ながら”滝”は姿を見せずじまい ^_^
・・・と思ったら、どうやら岩肌がまるで”流れ落ちる滝のよう”だ、という事でその名が付けられたらしい。
100mを超える荒々しい断崖絶壁が迫る (・・;)
途中には・・・
「東屋」もあり、ちょっとした休憩スポットとなっている。
周りには・・・ これツツジかなぁ!? しっかり色づいておったぞ ♡
そして・・・
トイレと駐車スペース!? がある所でほぼ1車線の舗装路は終了。
ここまではクルマでも来てもいいのかな!?
ここからの遊歩道は、渓谷沿いの狭い未舗装路となる・・・ 急勾配や階段もあるゾ。
「ナメラ滝」
ちょっと水量が・・・ 最初は”滝”とは思わなかった (^_^;)
「ナメラ滝」と書かれた表示版を見て探したぐらいだし・・・ これ、”滝”!?
「魚切渕」
お~、さすがのもんやな ♪ けっこうキレイ ♡
お日様が当たる位置によっては、もっと〇〇ブルー的な色合いになりそう ♪
「二段滝」
落差は約40mらしいけど、やっぱり水量が乏しいな (^_^;) こんなチョロチョロではねぇ・・・
水量次第では豪快な姿が観れそうだが ^_^
「二段滝 展望台」より
展望台からは下半分が見えへんど! 上半分をアップにしてみると・・・ ホンマに水流れてんのか!?
ホントに岩肌を伝っているだけみたい (^_^;)
「奥の滝」
この滝は落差が約20mで「二段滝」の半分程度なのだが、その姿は数値以上に立派に見える。
同じく、今回は水量に乏しいのが残念だが、機会があればもうちょっと滝らしい姿を観てみたいものだ・・・
龍頭峡の奥には天上山があり、山頂へ至る途中には日本秘境百選に選ばれた「引き明けの森」がある。
この森は広島県下でも有数の原生林じゃ。
前半部分ではトチ・カエデ・サワグルミなどの広葉樹が、後半からはモミ・ツガなどの針葉樹の森へと変わり、いくつかの滝を含めた神秘的な渓谷の景観が続く「龍頭峡」。
往復(3.7km)のうち、2/3はアスファルトの舗装路なので是非歩いてみんしゃい ♡
さて、それではボチボチ戻っていくとするか・・・
後半部は・・・
紅葉的にはイマイチな印象だが、色づいた葉っぱも多少はあるので、視野を狭くすればそれなりに鑑賞できる ♪
「二段滝」も、色づいた葉とともに一部を切り取れば・・・ ネ ♡
往路とは違って・・・
目線が変わるので、目に入る情報も違えば、気になる被写体も変わってくる・・・
これが晴天の日中なら尚更だ ^_^
後半部はともかく・・・
前半部はそこそこ色づいてる樹々が多いので、紅葉狩りだけなら山道を歩く必要はないかも。
”滝”が観たかったら後半へ進むしかないが、”滝”と”紅葉”を絡めるのは意外とむずかしい・・・
戻ってきた頃に・・・
陽が差してきたゾ ♪
曇り空や順光もイイが、逆光、反逆光のシチュエーションはやっぱり立体感があってイチバン映えるかな ♡
この後、山口県岩国市の「寂地峡」へも行ってみたが・・・
紅葉スポットとしては”イマイチ”な感じだったが、景勝地としては十分魅力がある所だった。
新緑の季節にでもあらためて再訪したいと思う。
コメント