日本絶景街道を走る!

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祖谷渓・紅葉

四国の紅葉の名所の一つ、徳島県「祖谷渓」。

昨年、”絶景街道”として紹介した「祖谷街道」は、時期的にほとんど紅葉してなかった・・・
石鎚山と剣山を中心に訪れたため、標高差により、この辺りはまだ見頃ではなかったわけだ。
(まぁ、そんなことは百も承知で訪れたのだが・・・)
そこで今回は、”祖谷渓”~”祖谷のかずら橋”~”奥祖谷二重かずら橋”の紅葉を満喫してみたい♪

寒霞渓ブルーラインー からの続きでもあります。

宿泊していた大歩危のホテルを夜明け前に出発し、国道32~県道45~32号線にて、まずは観光客が現れる前の
祖谷のかずら橋」へ。

 

 

 

 

 

 

 

夜明け直後なので、まだダ~レもいない♪
日中はホントに観光客でごった返しているから・・・ 落ち着いた雰囲気でのんびりしたいなら朝早めに♪

野生の”シラクチカズラ”を編み込んで作った「かずら橋」は、当時の人々には大切な生活路として祖谷川各所に架けられていたそうだが、今となっては西祖谷山村の「祖谷のかずら橋」 と東祖谷の「奥祖谷二重かずら橋」を残すのみとなっている。
祖谷のかずら橋は、山梨県・猿橋富山県・愛本橋山口県・錦帯橋などと並んで、日本三大奇橋の一つ!?
(日本三大奇橋には6つほど候補があり、祖谷のかずら橋はビミョーな位置にいるのだが・・・)

橋を渡るには料金が必要で、営業時間は日の出~日没までというザックリしたもの。

 

 

 

 

 

 

 

料金を徴収していながら、一方通行なので行ったり来たりはできない。
45mの橋を渡ったらそれで終わり・・・ 有料道路並みだが、ETCは使えない (^_^;)

かずら橋の由来は、祖谷に巡行された弘法大師が困っている村人のために作ったという説や、追っ手から逃れる平家の落人が楽に切り落とせるようシラクチカズラで作ったという説等諸説が残っている。

毎晩19:00~21:30の間、かずら橋がライトアップされるが、渡橋はできない。
3年に一度、掛け替え工事が行われ、その間も渡橋はできないので訪問の際はご注意を・・・

正直、かずら橋の周りの紅葉はイマイチだったが、付近にはこんな鮮やかなモノも♡

昨年訪れたときにも撮ったモミジだが、その時は新緑のような色だったな・・・
新緑の清々しい”緑”から、ハッ!とするような鮮やかな”赤”へと四季折々の感動を魅せてくれる姿に感謝!

しかし温暖化の悪影響がこの先ひどくなってくると、紅葉が観られない時代が来るのかもしれない・・・

 

さて、次は「奥祖谷二重かずら橋」へと向かいましょ♪
県道32号線を剣山へ向かって上って行く・・・ しばらくは山肌の紅葉も見応えあるものだった♪

 

 

 

 

 

 

 

が、標高を上げていくにつれ、だんだん山肌の色が褪せていく (-_-)
東祖谷からは国道439号線にて更に上っていくが、落合集落付近まで来ると山肌に色は無くなった・・・
まっ、予想はしていたが、”剣山”と”奥祖谷”と”祖谷”の紅葉は同時には見られないということだ。

ちなみに、「奥祖谷二重かずら橋」まで行く観光客はかなり少ないようなので、のんびりと情緒に浸るなら断然コッチがおススメ! 「野猿」もあるし♪
紅葉景色もコッチの方がより鮮やかだろうと思われる♪

しょうがないので、ここから一気に県道32号線・祖谷渓の起点付近、池田町松尾地区まで下りていく!

祖谷渓

祖谷渓は、徳島県三好市池田町松尾から西祖谷山村にかけて、深いV字谷の続く渓谷である。

祖谷川に沿いながら”剣山”に至るまでの「祖谷街道」では、沿道や立ち寄りスポットなど、各所で紅葉を楽しむことはできるが、イチバン見応えのある、~”かずら橋”までの区間を”祖谷渓”として紹介する。

ちなみに、昨年”剣山”をメインに訪れたときにもこの辺りも走っているので、景色の違いをご覧あれ・・・
日本絶景街道・祖谷街道

池田町松尾地区まで下りてきてから、再び上流に向かって上っていく・・・ 狭い道を、ご苦労なこった (-_-;)
県道140号線と交わる付近から先は、グッと景観が良くなる♪

 

 

 

 

 

 

 

”あたりまえ”のようにキレイな川の水と・・・
周囲を見渡せば、色とりどりの葉っぱたちが”秋”を演出している。 いいね♡

そしてだんだん谷は深くなっていく・・・

 

 

 

 

 

 

 

祖谷渓」は、岐阜県白川郷、宮崎県・椎葉村と並ぶ、日本三大秘境のひとつである。
日本三大暴れ川”の一つでもある吉野川支流の祖谷川にあり、谷底から峰まで全山紅葉する姿は絶景ですぞ♡

祖谷渓展望台」より

 

 

 

 

 

 

 

「祖谷街道」県道32号線沿いで唯一の展望台で、駐車スペースは3~4台程度。
まぁ、ここから先、何度となくお目見えする景色と大差ないのだが、クルマを停めて景色を観ながらのんびりとお弁当を広げられる場所は・・・ ココぐらいかな。

これより先でも、深い谷間の下から上まで・・・

 

 

 

 

 

 

 

最高200mにも及ぶ断崖絶壁と深いV字谷は、Gカップの谷間にも勝るとも劣らない!?
ワンダホー! 深い谷間大好き♡!?

車窓からでも十分楽しめるが、所々には駐車できるスペースもあるので時折クルマを停めて・・・

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ~、楽しい! 脇見ばかりで、たまにガードレールにkissしそうになる!?
”ニッポンの秋”ってサイコー♡

そして祖谷渓といえば「小便小僧」でしょ♪

これ、チン○コから水が出たらもっといいと思うんやけど♪
祖谷川沿いの断崖には、祖谷街道の開設工事で残った岩が多数突き出ていて、小便小僧は街道でも一番の難所と言われる七曲にあり、谷底までは200mの高さがある。
その昔、子供や旅人たちがここから小便をして度胸だめしをしたという逸話がある。

そして近くの道沿いにある「和の宿・ホテル祖谷温泉」は、ケーブルカーで谷底まで下りて行く源泉掛け流しの露天風呂がとても楽しそう♪
 
※ 上の写真をクリックすると宿泊予約画面へ

祖谷温泉
は、”青森県の谷地温泉”、”北海道のニセコ薬師温泉”と並ぶ日本三大秘湯の一つである。

相変わらず続く、絶景の紅葉を眺めながらのドライブ♪

 

 

 

 

 

 

 

正直、似たような景色がずっと続くだけ!?なのだが、不思議とまったく飽きないのはナゼ?
似たような景色だが、やっぱりビミョーに違うのが楽しい!?のかな・・・

ひの字渓谷

 

 

 

 

 

 

 

なんか、こういう形ってありそうでなかなか無いよな・・・
見事に「ひ」の字を描いているが、もう少し水量があればもっと見応えあったろうに。

この先も延々と!?続く渓谷美だが・・・

 

 

 

 

 

 

 

県道45号線と交わり、さらに進むと・・・ 冒頭の「祖谷のかずら橋」へ。
・・・なのだが、人が溢れる前に訪れたので、その手前から県道45号線を国道32号線へと向かう。

途中の「道の駅・にしいや」にて小休止。
この県道45号線も「祖谷街道」の一部に入っているのだが、取り立ててオススメできるような路線でもない。
特別景観が良いわけでもないのだが、「祖谷渓温泉・ホテル秘境の湯」へはこの路線から。

※ 上の写真をクリックすると宿泊予約画面へ

さらに、雲海の名所「吾橋・雲海展望台」などへ向かうのも、この路線からのアクセスとなる。
う~ん、”雲海”大好きのワタクシとしては、とっても気になるスポット♡
ただ、この時はま~ったく知らなかった・・・ (-_-;)

国道32号線に出て、吉野川沿いを下流へ向かうと・・・

ー大歩危・小歩危ー へ

しかしこのエリアには、この後に続く「大歩危・小歩危峡」を含め、日本三大○○が多い!


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全国制覇がいつになるのかは分からないが、末永くお付き合いいただきたいm(__)m
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