中国の紅葉の名所の一つ、島根県安来市「足立美術館」。
早朝の雲海3カ所巡りの後は、紅葉を楽しみましょ ♪
飯梨川沿いを通る県道45号線沿いにあり、山陰自動車道・安来ICからだと約10分程度。
今回は三瓶アイリスラインの「霧の海展望所」から、下道でのんびりと奥出雲町経由で向かった。
県道45号線を走りながら美術館に気付かず、一度は通り過ぎてしまうというオチも・・・ てへっ ♪
そういえば、近くに城跡みたいなのもあったな・・・
足立美術館
足立美術館は、島根県安来市古川町にある近代日本画を中心とした島根県の登録博物館である。
5万坪もの日本庭園は、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による庭園ランキングで、18年連続日本一に選ばれている。
「歓迎の庭」
館内へ入る前に、まず入り口の紅葉が目に留まる。
そしてどうやら、各所には「〇〇の庭」という名称が付けられているみたいだが・・・
この記事を書いている今現在まで、まったく知らなかった (-_-;) アハハ、いつものことだけど ♪
入館して・・・
まずはこの光景がお出迎え ♪
きちっと手入れされた庭園は、まったくスキを見せない様相を・・・
「苔庭」
半分より奥に見えるのは枯山水庭だが、苔庭がメインの写真が無いような気が・・・
もう少し詳しく案内表示があってもよかったのでは!? 気付いてないのはオレだけなのか!?
この辺りも苔庭の一部!?
チラホラと色付いた紅葉が、赤松や小さな滝などとともに来訪者の目を楽しませてくれる。
ただ、色付き具合を見る限り、ちょっと見頃には早かったような感も・・・
横山大観をはじめとする、近代日本画や北大路魯山人の陶芸などを中心に、総数約2000点を所蔵している美術館でもあり、じっくりと鑑賞していけば見応えある作品ばかり!
当然ながら、美術品に関しては一切写真撮影ができないのはちと残念 (-_-;)
「枯山水庭」
足立美術館でイチバン有名な景色(庭園)といえば、やっぱりココでしょ ♪
どの情報源を見ても必ず掲載されている写真がコレ・・・ なのだが、紅葉感が薄いな~ (^_^;)
水を使わずに岩や砂だけで山や川を表現したものだ。
さすがに庭園内には立ち入りできず、傍から鑑賞するだけのもの・・・ 庭園の意味ある!?
まぁ、これは背後の山をも景色の一部とする「庭園もまた一幅の絵画である」の理念のもとなのでしゃあない。
「亀鶴の滝」
実は高さ15mもある滝で、ここから湧き出た水は、巡り巡って庭園へ注がれている。
横山大観の「那智乃瀧」という水墨画がモチーフだ。
あまりにもキレイにカットされすぎた丸いツツジ!? は、「これって、どうかなぁ」とも思うが・・・
「池庭」
正面には煎茶室「清風」があり、大小の木々や石組と相まって格調高い風情を見せる。
池の水は地中深くから湧き出ており、年間を通じて水温は安定しているため、鯉も安心して暮らせる!?
「白砂青松庭」
白砂青松庭は、横山大観の名作「白沙青松」をイメージした庭で、白い砂と松のコントラストが印象的。
やっぱり背後の山を含めても、紅葉を楽しむにはちょっと見頃には早かったようだ・・・
足立全康の生家が残されており、床の間の壁をくり抜き、あたかも一枚の掛け軸のような庭園絵画が鑑賞できる「生の掛軸」もある。こちらも足立美術館の見どころのひとつなのだが・・・
この日は人も多く、どう覗いても人の頭が掛け軸の中に入り込む・・・ 絵にならない! (-_-メ)
これについては各自、現地にてお確かめ下さい m(_ _)m
おまけ
せっかく島根県までやって来たのだが、時期早々だったようだ (-_-;)
ただ、あまりにも人工的過ぎるこの庭園は、個人的にはどうかなぁ・・・
背後の山をも景色の一部とする「庭園もまた一幅の絵画である」の理念ならそれもアリなんだろうけど・・・
コメント