今回のドライブ・ツーリングは、「やまなみハイウェイ」へ。
途中からは下道を行くつもりで1:45頃出発し、都市高速~九州自動車~大分自動車道・甘木ICまでワープする。
県道33号線で筑後川と交差したら、堤防沿いを上流に向かって走り国道386号へ。
夜明ダム沿いを少し走ったら橋を渡って国道210号線へ。
由布院までは60数キロ表示・・・ あれっ、全線下道でもよかったな (-_-;)
いつもなら先行車をすぐにパスしていくのだが、のんびりと付いていく。
日田市から先は久大本線の鉄道が並走しており、クルーズトレイン「ななつ星in九州」の運行コースでもある。
以前にも走っているが、のんびりとした田園風景と山間部を縫って走るいいドライブコースだ。
九重IC付近を過ぎてしばらくすると勾配がややキツくなってくる。
ほどなく水分峠・・・ となる上りで前走車をパスした後、水温が上がってきた (-_-;)
路肩に寄せ、水温が下がってきた数分後にそ~っと走りだす。
水分峠から県道11号線に進路を変えれば「やまなみハイウェイ」となる。
やまなみハイウェイ
やまなみハイウェイは、大分県由布市・水分峠から熊本県阿蘇市一の宮に至る、延長約58.9kmの元有料道路で、当時は「別府阿蘇道路」と呼ばれていた。
さて、やまなみハイウェイに入ってしばらく行くと、展望所がある。
まだ4:00過ぎだが、まずはここで由布院の朝霧と由布岳からの朝日をを拝もう。
前日は雨だったし、狙い通り朝霧(雲海)も出てくれた♡
ここは由布岳と由布院の朝霧(雲海)、それに日の出が望めるおすすめスポットだ。
この日も僕の他に3人のカメラマンが居たゾ。
ここで車の冷却水をテェックしてみると、300~400ccほど減っていた。
とりあえずペットボトルで用意していた水を注ぎ足しておく。
少し巻き戻して・・・
やまなみハイウェイ起点、水分峠からしばらくは森林の中を走る普通の山道で勾配はさほどキツくはない。
ヘアピンはほとんど無く、いい感じのワインディングだ。
時折、木々の隙間から由布岳が望めたりする程度だが、路面状況は申し分なし!
走って楽しむだけでも十分♡
「朝日台展望所」付近まで来ると視界も広がり、景色が変わってくる。
朝靄がいい感じの雰囲気をつくっている♪
雄大な日本離れした景色は、この辺りがこの路線のプロローグか・・・
いやぁ~、ホントに素晴らしい ♪ 余計なコメントで陳腐にしたくないなぁ・・・
そして、雄大なくじゅう連山が前方に!
九州本土最高峰でもある中岳(1,791m)を含む、1,700m級の火山群・・・
残念ながら背景は曇り空 (-_-;)
朝日台展望所~長者原ビジターセンター付近まではゆる~いアップダウンの高原道路だったのだが、ここからは急勾配で牧の戸峠へ向かう。
朝日に照らされた朝露がキレイ♡
この区間は、時折ヘアピンコーナーも出現する。
路面は多少荒れている印象を受けたが・・・ 登山者のであろうクルマが路肩にも多数駐車されている。
頂上付近は青空も観えてきて・・・さぞかし峠からの景色も素晴しかろう、もうちょっとや ♪
んっ!? けっこう厚い雲が覆っているような気が・・・
やまなみハイウェイ最高地点(標高1333m) 牧の戸峠付近は霧で真っ白!
試しに少し戻ってみると、標高を100mも下げないうちに晴れている。
そしてまた上ってみる・・・ 真っ白け!
仕方なく、峠はそのまま素通りして先へ。
少し下った所にある駐車スペース「やまなみハイウェイ展望台」から
久住高原~瀬の本高原や広大な牧場群が見渡せる ♡
ハズだが、どうも熊本側は厚い雲に覆われているようで、本来ならもっと素晴らしい景観だと思われる。
阿蘇五岳が眺望できるハズなんだが・・・
下りきったら国道442号線と交差し、右折で黒川温泉、左折で久住高原へ。
この辺りが大分県と熊本県の県境となる。
そのまま直進し、広い牧場が続く丘陵地、大草原の中を爽快な気分でのんびりと。
雲が厚くて時折霧雨がパラつくのが残念 (-_-;)
青空と草原の緑のコントラストを観たかった・・・
いろんなモチーフの”植木”がたくさん! よく見ると、ホントに良くできている ^_^
おまけに”バンビ”も♡
丘陵独特の形状と、びっしりと覆う緑がホントにキレイ♡
何時間でもボ~っと観てられそう・・・
スピードを出して一気に通り過ぎるなんてもったいない!(地元の人は通勤路でもあるんだろうが)
のんびりとクルマを走らせる・・・ もちろん脇見運転バリバリ!(ダメじゃん!)
大観峰へ向かうミルクロードと交差するが今回はパスして、城山展望所へ。
この辺りは阿蘇外輪山になるのかな?
ここから見下ろす街並みは阿蘇カルデラということになる・・・ が、真っ白でな~んにも見えない(-_-;)
それにしても、ここまでの道程で路面状況に不満を覚えることは一度もなかった。
変なパッチや継ぎ目、凸凹に轍などはほとんど無かったと言っていいぐらい素晴らしい路面!
えらいぞ!!
さて、とりあえず先へ進むが、ここからは一気に標高を下げていくヘアピンの多い普通の峠道で、景色はたまに視界が広がる程度。どうやら下界には田園風景が広がっているようだが・・・
下り切ってしまえば、あとはごく普通の田舎の風景で、おまけにしっかり雨が降っている。
やまなみハイウェイ終点となる国道57号線との交差点まで行ってからUターン。
晴天時の「やまなみハイウェイ」はコチラでどうぞ → 「やまなみハイウェイ 2」
再び「城山展望所」(標高748m)
本来なら正面に阿蘇五岳がそびえ、眼下に阿蘇市の街並みが広がるのを一望できるはずなのだが。
せっかくなので、ちょっと休憩がてら天気の回復を待ってみる。
が、これ以上天気は良くなりそうもないので、またの機会に。
曇りより晴天の方がよかろうけん、出直しまっしょ ♪
ー旧小国街道ー
国道442号線と交差して右折、久住高原に向かう。
と、道路標示に「ぐるっとくじゅう周遊道路」と書いてある。
気になるところだが、今日は生憎の天気なので帰ってから調べてみて、改めて訪れることにしよう。
で、今日はくじゅう花公園まで行ってみるだけ・・・ その前に
ー久住高原スカイパークあざみ台ー
阿蘇くじゅう国立公園を一望する、標高1036mからの大パノラマ展望は日本一と絶賛されている!
阿蘇五岳とくじゅう連山の両方を望める! ・・・天気さえ良ければ・・・
じぇんじぇん観えないよ(T_T)
そして晴れていれば素晴らしい景色であろう高原の中を走って、くじゅう花公園に。
季節ごとに約500種類、300万本の花が咲き乱れる。
着いたらまた小雨が・・・ しばらく車の中で待機し、とりあえず一旦雨が上がったところで傘を持って入場。
バラのピークは過ぎていて全体像はイマイチだった
残念ながら名前はほとんど知らない(-_-;)
東京ドーム7個分の広大な花園!
天気が良ければ、バックにくじゅう連山を望みながらの壮大な花見となるようだが、今日はドーム3個分ぐらいしか歩いてない。
季節によってメインが変わるので、常に全体が花で覆われているわけではなさそう。
来た道を引き返し、再びやまなみハイウェイを牧の戸峠へ向かう。
ーやまなみハイウェイー
往路で駆け下りたワインディングを、前走車を抜き去りながら駆け上がると・・・ また水温上昇!(-_-;)
駐車スペースにて小休止後、冷却水テェック。
停止直後はリザーバータンクの量が増えていたのが、15分程経つとラジエター側に戻っていた。
ラジエターキャップはちゃんと仕事をしているようだ。
ラジエターキャップを開けるとやっぱり減っていて、朝方満タンにしたばっかりなのに250ccほど追加補充。
大丈夫かいな!?
牧の戸峠付近のガスは晴れていたが、くじゅう連山頂はまだ雲が掛かっている。
駐車場から約200mほど登れば展望台がある。
長者原方面
瀬の本方面
久住山の登山口でもある
い~い景色なんだろうが、雲がジャマ・・・(T_T)
ここから一気に標高を下げ、長者原ビジターセンター裏手にある、
タデ原湿原
くじゅう連山北側(標高約1000m付近)に位置し、火山地形の扇状地にできた湿原で国内最大級の面積を持つ。
木道や遊歩道が整備されていてのんびり散策できる。
ここからは、目の前の交差点を県道621号線へと進路を変え、左手に飯田高原を眺めながら県道40号線へ。
しばらく走ると見えてくるのが、
ー九重”夢”大吊橋ー
全長390m、高さ173m 歩行者専用吊り橋としては長さ、高さ共に日本一!
断崖絶壁の景勝地、九酔渓・鳴子川渓谷を眼下に望む
上流には2つの滝が! 震動の滝といって、
こちらは雌滝
こちらは雄滝
水量次第で、間にもう一つ小さな滝が現れるらしい。
紅葉の時期には、さらに絶景となるであろう。
是非また訪れてみたい♪
さてと、相変わらず天気はパッとしないし、夕暮れをどこかで観ようって感じでもない・・・
少し早いが帰路に就くとする。
で、県道40号線をそのまま進み、標高をボチボチ下げて行って、国道210号線に出た頃にはいい天気に(-_-;)
やっぱり山間部の天気は難しいな。
後は朝来た道を引き返し、「天気のいい日にまた来なアカンな♪」と思いつつ、
18:30帰宅
晴天時の「やまなみハイウェイ」はコチラでどうぞ → 「やまなみハイウェイ 2」
走行距離 410km
たかしのつぶやきさん、ありがとうございます。
ご指摘の通り、逆に走るのもやっぱり魅力十分ですね♪
ホントにこの辺りは日本離れした景色だと思います。
ツーリストにとっては九州の誇りとも言える絶景です・・・