今回のドライブ・ツーリングは、「秋吉台カルストロード」へ。
どんよりとした梅雨空が続く中、明日の午前中は晴れるそうだ。
だが、九州中部以南は朝から曇りマーク。
天気予報と地図をにらめっこして決めたのが、秋吉台公園線 カルストロード だ。
2:00頃家を出て、国道3号線を門司へ向かう。
福岡市東区香椎から先は20年弱振りに走るが、バイパスが整備されていて走りやすくなっている。
信号もかなり少なく、これなら夜中に限り、十分使える道だ。
北九州市八幡西区まで来たら再び市街地。
今回は敢えて時間を測って見るべく市街地走行を敢行。
そして久々の関門トンネル。
福岡県北九州市と山口県下関市を結ぶ、全長3461m(うち海底部は780m)のトンネルだ。
車道の下には人道もあり、歩いて行くこともできる。
ところが、トンネル内で何か作業をしていたようで、20分ほど待たされてからのアプローチとなった。
トンネル内で県境を超え、国道2号線を東に向かう。
ほとんど信号の無い快適バイパスを走り、山陽小野田市厚狭から国道316号線で美祢へ。
少しづつ標高を上げていきながら、美祢で国道435号線へ。
県道242号線に折れて秋芳洞を過ぎ、ちょっとした山道を上って視界が開けた所に科学博物館やカルスト展望台がある。
秋吉台カルストロード
秋吉台カルストロードは、山口県美祢市美東町赤から同市秋芳町秋吉に至る、延長13.1kmのドライブウェイである。県道242号 秋吉台公園線 の通称だ。
まずはカルスト展望台付近からの夜明け
山の稜線からちょうど太陽が顔を出した一番いいタイミングの写真は、露出ミスでボツばかりだった・・・
もちろん遊歩道が張り巡らされているので、少しだけ歩く
日本最大のカルスト台地で、地下には400を超える鍾乳洞がある
カルスト展望台から北上して行く・・・
これまた日本離れした景色が広がる
長者ヶ森 ・・・この付近にも遊歩道があって散策できる。
おっと朝霧だ♪
この谷でグルっと180°ターンすると・・・
この景色は終わりを告げる
秋吉台よりも知名度は高いであろう「秋芳洞」も観て行きたかったが、今日は昼から曇りの予定。
「秋芳洞」は今回パスして、「大正洞」を横目に県道28号線にぶつかったら左折、長門市へ向かうことに。
ー北浦街道ー
途中から国道191号線に合流し、長門市から青海島へ渡る。そのまま島の端まで走った後、引き返してきて、
ー海上アルプスー
日本海の荒波が削った断崖絶壁、洞門、岩礁が延長16kmに渡り連なる。
ち○ち○?
日本海らしい風景が続くが、他の地もいろいろ観てきた身としては特別珍しいモノでもない。
珍しくはないが、雄大でキレイな景勝地であることには違いない。
ただ、陸からだと洞門をきちんと観ることはできない。
やっぱり、こういうのは遊覧船で海側から鑑賞すべきやろな~
小1時間ほど歩いたか? 汗だくになりながら、ペットボトルの水を飲み干してしまった(-_-;)
島を出て、国道191~県道66~一般道にて海岸線を走り、千畳敷を目指す。
途中で立ち寄った二位ノ浜海水浴場は白砂で海も青く、まあキレイだった。
ー千畳敷ー
荒波に侵食された海岸を勝手に想像していたのだが・・・ 標高333mの高台に広がる草原地だった(-_-;)
360°のパノラマを謳っているが、景色がいいと思えるのは青海島を望むこの方向だけ。
確かに気持ちいい風が吹き抜けるし、今の時期は家族連れやデートには涼しくていいかもしれない。
県道66号線に出てから次に向かったのは、
ー津黄 龍宮の潮吹きー
津黄の断崖にある海蝕洞で、崖に開いた縦1m横20cmほどの空洞に押し寄せた波が、圧縮された空気に押し上げられて噴出する。
もちろん、いつでも見られるわけではなく、風向きや潮の具合、波の高さなどの条件次第。
時期的には秋から冬が見頃らしい。
真ん中辺りの黒っぽくなっている岩肌付近から吹き上げるようだ。
風は少々吹いているが、今日みたいな凪では・・・
潮吹きシーンはぜひ見たいな♪
県道66~356号線にて川尻岬を目指す。
東後畑棚田にも寄るつもりだったが、山寄りの道を走ってなければならなかったようで、いつの間にか行き過ぎてる。戻るのも面倒、ということでまた今度。
5月~6月の日暮れ~夜にかけては、日本海の漁火とともに水を張った水田が見応えある景色となるようだ。
これまたキレイな大浜海水浴場を横目に・・・ 川尻岬へ。
駐車料金取るの? こういった場所で駐車料金取る所も珍しい。
なんかムカついたからそのまま引き返す・・・ すでにお空は曇っていて、写真的にもどうかと思うし。
(どうやら釣り客も多い所らしい)
県道357号線で俵島を目指すが、これまたとんでもなく狭い道で「間違えてんちゃうか?」と思いながら走るが分からずじまい。
後で地図を見直せば、「やっぱり合ってそう」なのだが・・・
国道、県道、案内表示はしっかりやってくれや! ホンマに中途半端やけん・・・
結局、俵島も行かずじまいで楊貴妃の里へ。
なんか派手派手やな・・・ あっ、中国風庭園か!
ご存知、世界三大美女の一人
奥は二尊院 2冊の古文書が残されているようだ。
向津具半島の唐渡口と呼ばれる海岸に漂着したらしい。
さて、県道357~66~国道191号線にて角島大橋へ向かう。
・・・アハハ、これはスゴイ!
一応カメラのファインダーを覗いてみるが、やはり抜けるような晴天の時に撮るべきだろう。
ということで、改めて訪れることにし、今日はこれでお終い。
県道275~国道191号線にて下関まで行き、再び関門トンネル。
ダラダラと下道を走って、
19:30帰宅
走行距離 450km
今日、行きそびれた!?川尻岬と俵島は、帰ってきてから調べてみると是非行きたくなってきた・・・
まあ、午後からの天気に恵まれなかったことだし、角島大橋ついでにまた行ってこよう。
思ったよりも素晴らしかった長門の海岸であった。
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