日本絶景街道を走る!

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大隅半島一周 後編

今回のドライブ・ツーリングは、「桜島溶岩道路&展望道路」へ。

大隅半島一周 前編」~「佐多岬ロードパーク」からの続き ♪

前日は、日本本土最南端の宿「民宿 内山荘」にて宿泊。
朝食をキャンセルして5:15頃に民宿をコソ~っと出発し、暖かい缶コーヒーを買って10分で佐多岬へ到着。
せっかく日本本土最南端にいるのだから、日の出ぐらいは拝んでいきたいものだ ♪
朝ご飯キャンセルの代わりに、おにぎりを作ってもらった(ご主人やさしい ♡)

少しづつ明るくなってはいるが、厚い雲に覆われとるやないかい!
先客は一人だけ・・・ 大分ナンバーのクルマ(モノズキナヤツヤナァ!?)

雲の動きは相当早いが、今すぐ晴れそうな見込みは・・・ なさそう (-_-;)
佐多岬展望台、もしくは遊歩道の途中からだと、枇榔島と絡めた日の出が拝めそうなのだが・・・
この天候だとそれも期待できそうにないので、駐車場でしばし待機。

すっかり明るくなってきたので、一応カメラと三脚を準備して画になりそうな場所を探す・・・

とても朝日が昇りそうな気配ではない・・・ おまけに風が強くて寒いし (-_-;)
日の出はとっくに過ぎている時間だが、それでもしばらく粘ってみる・・・

と、雲の隙間から光芒が!

 

 

 

 

 

 

 

あ~、いい! 待ってみた甲斐があったってもんだ ♪
雲の隙間から差し込む光芒なんて、狙って観れるものでもないし ♡

ちょっと満足♪ ん!? カメラの絞り値がf4のまま!? ってことに今さら気付いたが、時すでに遅し (-_-;)
帰ってきてから写真を見てみると・・・ やっぱり光芒はちょっとボヤケてた (T_T)
せっかくの日本本土最南端でやらかした~ (^_^;)

 

大隅半島

 

佐多岬ロードパークを戻り、県道68号線を左折して大隅半島西海岸線を走る。
ずっと海岸線を走れるわけではないが、「ふれあいパーク佐多」付近では海景も拝める。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、この辺りから「日本本土最北端の宗谷岬まで2700km」の表示があったゾ。
直線距離だと2000kmも無いはずなので、実際にクルマで移動した場合の走行距離なのかな?
平均時速100km/hでも丸一日以上掛かるのか・・・ この方が現実味があるな!?

南大隅町佐多伊座敷からは国道269号線で北上していく。
右には新録の山肌を眺めつつ、

左手には・・・

 

 

 

 

 

 

 

薄っすらと観えている開聞岳だが・・・ 写真で分かるかなぁ~!?
天候次第では、対岸の薩摩半島と開聞岳が遠望できるのだが、あいにくの空模様・・・

そして右手の新緑はいつの間にか

霧に覆われていた・・・
昨日の夕方はバッチリ晴れてたのになぁ~ (-_-;)

 

パノラマパーク西原台」の案内表示を見つけ、寄り道を・・・ でもこの天候だと行くだけ無駄かな。
一旦向かってはみたものの、途中で引き返す。

 

そして「雄川の滝」へ
根占の町から国道を離れるが、案内表示とグーグルマップに翻弄され、遠回りしながらもなんとか辿り着く。
さらに遊歩道を歩くこと1200m ! 4ケタはヤメて4ケタは (T_T)

今日の分の体力をここで使い果たさなければいいが・・・

 

 

 

 

 

 

 

新緑の時期だし、被写体を探しながらチマチマ歩いてたら距離はちっとも気にならない ♪
柱状節理っぽい山肌は鮮やかな緑に覆われ、流れる川の水はとってもキレイ!

新緑(紅葉もだが)と渓谷って、画になるなぁ~ ♡

 

 

 

 

 

 

 

向こうに見えているのは「雄川の滝」っぽいが、まだ半分程度しか歩いてないの!?
とはいえ、キョロキョロしながら、時に立ち止まりつつ歩いているので、やっぱり距離は気にならない ♪

沿道は緑がいっぱい ♪

 

 

 

 

 

 

 

ただ、ネットで情報を見てたら、「現在、雄川の滝の上流にある発電施設改修工事のため、上流の堰が解放され天然の水量がそのまま滝壺に流れ落ちています。そのため、水面の色はエメラルドグリーンには見えませんが、迫力は増しています。堰が解放されている期間は2019年6月5日までの予定ですので、天然の水量で迫力のある滝をお好みの方はこの期間にぜひご覧ください」
・・・というわけで、ネット上に載っているようなエメラルドグリーンの景色は期待できないらしい・・・

そしていよいよ「雄川の滝展望所

 

 

 

 

 

 

 

滝壺の周りの柱状節理が連なる岩肌では、アチコチから伏流水が流れ出ているのも珍しい!?
この辺りの水面ががイチバン美しく観えるハズなのだが・・・
せっかく来たのに残念だが、しょうがない。水量が多いのは前もって分かってて訪れたわけだし (^_^;)
ちなみに、エメラルドグリーンの滝壺を見ようと思ったらけっこう条件が限られるらしい。

展望台で写真を撮っていると、老夫婦がやって来た。
滝をバックにお互いの写真を1~2枚撮ったらサッサと引き上げていった (・・;)
滞在時間、ほんの数分・・・

滝の上流から滝壺を見下ろせる展望台もあるのだが、この状況でわざわざ行ってもしゃぁあんめい・・・

 

国道269号線に戻り北上、お次は神ノ川にある「神川大滝公園」へ。
北上しながら錦江町で最初に現れた案内表示が「神川大滝公園(吊り橋)」 で、そのまま案内通りに進む。

まぁ、順序的には公園内でイチバン最後に訪れるような場所っぽいが。
園内には遊歩道が張り巡らされているようだし・・・

吊り橋からは大滝を俯瞰できる

 

 

 

 

 

 

 

あれ!? ここも水量が少なかったらキレイなエメラルドグリーンの滝壺が観れそうな雰囲気があるな・・・
柱状節理が連なる岩肌のアチコチから伏流水が流れ出ているのも一緒だし。

滝壺の下流からの景色も当然観たいのだが、いずれまた「雄川の滝」へは再訪することになりそうなので、神川大滝公園もその時一緒に再訪ってことで ♪
やや下流には小滝もあるゾ。

 

国道269号線に戻り北上。
と、道沿いの民家の屋根に動くものが!

何やってんだ!? あのお猿さんは・・・
そういえば、山道でも数頭のお猿さんを見かけたが、エサが無くて下りてきてんのかな!?

 

かのやばら園」付近で進路を変え、県道68号線で海沿いへ。
バラもなぁ~、今が見頃なんだがなぁ~ ちょっと後ろ髪を引かれつつ・・・

荒平天神

 

 

 

 

 

 

 

海に突き出た島のような岩山上(天神島)に神社が建立されていて、砂州によって繋がっている。
その白い砂州とエメラルドグリーン、そして赤い鳥居とお社の周りを覆う緑のコントラストがバツグン!
・・・って、青空だったらもっと良かったのにぃ~

本来の名は「菅原神社」といい、あの学問の神様・菅原道真が祀られている天神。
へぇ~、「菅原道真」といえば「太宰府天満宮」なんだろうが、ここはまんま「菅原神社」なんやな。
なんか、こっちが本家っぽいな・・・

宮司がいない小さな神社なので、お守りや御朱印も無い。

 

 

 

 

 

 

 

大潮の満潮時には砂州が海の中に隠れてしまい、厳島神社の鳥居と同じようなまた違う絶景が!
が、当然その時はお参りができないわけだが・・・

 

県道68号線を北上したら国道220号線と合流し、そのまま国道を進んで垂水市内で県道71号線に進路を変える。
猿ヶ城渓谷」へと向かう予定でもあったのだが、渓谷を散策するとなると1時間やそこらでは終わるまい。
ここも次回に・・・

高峠つつじヶ丘公園」へ

 

 

 

 

 

 

 

残念ながら”満開”ではなかったが、満開時の景色は十分予測できる素晴らしい所だった。
標高550メートルにある公園で、自生する「サタツツジ」が春になると山全体を赤やピンクに染める。
公園の丘の頂上には展望所があり、360度のパノラマが楽しめ、北には霧島連山、東に志布志湾、南に高隈の山々が続き、眼下には錦江湾と桜島、薩摩半島が見渡せる。

 

そういえば、上っていく途中には「垂水千本イチョウ園」があったな・・・

 

 

 

 

 

 

 

うわぁ~、ここメッチャ気になる・・・
今は新緑で周りの木々に紛れて普通の山景色でしかないが、秋は絶対に絶景が広がっとるに決まっとる!
これは是非、黄葉の時期に訪れてみたい!!

園内に1200本以上のイチョウが植えられ、シーズンを迎えると辺り一面は黄金色に染まる。
園主が奥様と二人三脚で荒れ果てた山を開墾され、30年以上の歳月を掛けて作り上げた黄金の楽園!

国道220号線に戻り、北上・・・ 桜島が見えてきた ♡

桜島溶岩道路&展望道路」へ続く

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