日本絶景街道を走る!

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但馬漁火ライン

本日のドライブツーリングは、兵庫県「但馬漁火ライン」へ。

ー 浦富海岸道路 ー  からの続き

一度は記事で紹介している(但馬コースタルロード)のだが、当時はコンデジでの撮影&悪天候&緑少ない1月の紀行という三重苦!?だったため、あらためて緑豊かな時期に訪れたという次第。
もう一つは、ワタクシの定番「海岸線は左に海を見ながら走る」・・・ このパターンでもお届けしようかと ♪

ちなみに、通称「但馬コースタルロード」は「但馬漁火ライン」とも表示されていて、県道11号線・城崎付近(豊岡市瀬戸)が起点(終点)で香美町香住が起点(終点)である。
要は、長~い「但馬漁火ライン」の、一部(半分ほど)の重複区間が「但馬コースタルロード」ということだ。

そういうことならば、今回は両コースを一括した「但馬漁火ラインでいきましょ ♡

 

昨日、ほとんど寝てない状況の中、昼飯も食わずに砂丘やアップダウン豊かな♡遊歩道を歩き回った。
・・・のワリには筋肉痛もなく、目覚めも悪くない ♪

朝飯をたらふく食ったあと、美方郡新温泉町・浜坂温泉を出発し、「但馬漁火ライン」へ向かう。

 

但馬漁火ライン

但馬漁火ラインは、兵庫県豊岡市気比の県道11号線・京都~兵庫県境・三原峠から美方郡新温泉町居組の県道128号線・兵庫~鳥取県境・陸上岬に至る、延長約68.5kmの国道・県道の通称である。

全域が山陰海岸国立公園に属する東西約50kmの但馬海岸は、起伏に富んだリアス式海岸となっており、本路線は6月から10月にかけての夜、沖合にイカ釣り漁船の漁火が灯ることから名付けられた。
但馬海岸の全てが山陰海岸国立公園および山陰海岸ジオパークに指定されている。

 

その前に、昨日走った「浦富海岸道路の終点(鳥取~兵庫県境)から新温泉町までの区間を紹介しておこう。
・・・・・

「陸上岬」から兵庫県に突入し、県道128号線を東に進む。
しばらくワインディングを走った先で、いきなりパッと視界が広がる ♪

七坂八峠展望台

おぉ! と、足を止めるだけの雰囲気はあったが、格別景色に優れているというわけでもないかな・・・
ただ目の前の海はキレイな色をしていたゾ ♪

 

国道178号線に合流して、すぐ先には・・・
穴見海岸展望所

 

 

 

 

 

 

 

うん、ここも何気に「浦富海岸」の延長っぽい雰囲気が・・・ ゴツゴツした岩肌がやっぱりイイ感じやな ♪
とはいえ、同じ日本海沿いでも島根県内の海岸線ってこんなにゴッツかったっけ!? 鳥取、兵庫恐るべし!

そして「釜屋海岸」「諸寄海水浴場」などを横目に新温泉町・浜坂温泉へ。
・・・と、ここまでが昨日走った区間。

 

で、新温泉町を本日出発するわけだが、「但馬漁火ライン」は余部までの区間、県道263~261号線で山陰本線沿いに走る。残念なことに、海岸沿いは走らないので景色には期待できそうにない・・・
よって、道は狭そうだが県道260号線へと進路をとることに。

結局、コチラも最初は海岸を眺めながら走れるワケではなくて、快走路だった道が急に狭くなったゾ・・・
と、思いつつ「三尾港」まで来るとちょっとした景色が ♪

三尾大島

 

 

 

 

 

 

 

三尾大島は、高さ60m、周囲約1kmの小島で、300万年前に入り込んだマグマが固まってできた岩石から形成されていて、島全体に柱状節理が発達しているちょっと変わった島。
島もいいが、港のこの海の色もなかなかのインパクトだったゾ ♪

 

地図を見て予想はしていたが、ここから先は当然1.5車線平均の林道が節操なくクネクネと・・・
個人的には全く気にならないが ^_^

ルート上からでもたまには視界が広がる区間が現れる

 

 

 

 

 

 

 

この辺りの「但馬御火浦」は、新温泉町岸田川河口から香美町・伊笹岬までの約8kmにわたる岩石海岸である。
「浦富海岸」のように整備された遊歩道がコレッぽっちも無いのが寂しいような勿体ないような・・・

海食でできた岩壁は、様々な模様と洞門・洞窟、奇岩怪石がパノラマのように連なる景勝地である。
海岸線にアクセスする術はないようだが、御火浦海上タクシーも運行しており、小型船で青と奇石のパノラマを楽しむことができる。
でもやっぱり「浦富海岸」のような遊歩道が欲しいな・・・ 歩くのシンドイけど (-_-;)

と、視界に入ったのは鹿ちゃん ♪

普通ならそそくさと逃げていく場面だが、コチラをジッと伺っておる。
ここですれ違ったクルマはまだない・・・ スレてないんやなぁ ♪ 鹿刺し食べたいわぁ ♡

 

余部埼灯台

余部という地名はもちろん知っていたが、灯台があるなんてつゆ知らず。
天気がもう少し良ければ景色もキレイだったろうに・・・ 丹後半島まで見渡せるゾ ♪

余部埼灯台は、海面から光源までの高さが284mで、光源が日本一高い場所にある灯台だ。
92万カンデラという光の届く光達距離は、39.5カイリ(73km)で日本一を誇っていたが、2003年の算出条件の変更により23カイリ(43km)となり、第一位の座を室戸岬灯台に譲ってしまった。
灯台に至る御崎街道は、春になると桜並木になり、夏には美しい漁火を眼下に見ることができる。

 

時折、広がる景色を楽しみながらも・・・

 

 

 

 

 

 

 

パッとしない天気をうらめしながらのんびり走る ♪
キレイな砂浜や直線的な海岸もいいけど、リアス式海岸ってやっぱり見応えあるよな ♡

ってか、なんでコッチ(県道260号線)を「但馬漁火ライン」にせんかったとね? ばかちんが!
道は狭かったりするけど、山陰本線沿いの県道261号線よりよっぽど楽しめるとよ ♡

 

ん!? なんか見覚えがある鉄橋が見えてきたゾ・・・ 写真撮りそびれたが (^_^;)
やっぱりそうだ、いつの間にか「余部鉄橋」まで来ていた。

余部鉄橋

前回の「但馬コースタルロード」編で訪れているのだが、せっかく来たのでもちろん寄っていく。
なんやら透明なエレベーターも出来てるようやし ♡

上まで上がってみると・・・ 展望所は線路の向こう側 (-_-;)
線路を横断する術はなく、展望所には平日やというのにカメラ持った連中がウジャウジャいる・・・

もういい、今さら下まで降りて展望所まで登りなおす気も失せた・・・
前回(但馬コースタルロード編)の写真はコンデジだったので、撮り直したかったのだがしゃあない (-_-メ)

その時の写真を一枚だけ・・・

以前来訪したときは、ほとんど人いなかったけどな・・・ 平日やというのにナンなん!?
ってか、ここは鉄橋だったから味があったわけよね!? 今のコンクリート橋ではやっぱり魅力は半減・・・

1912年の余部鉄橋開通時には駅が無くて、通勤する人々は列車の合間に鉄橋を渡り、約1.8km離れた隣駅まで歩いて行ったという・・・ 今じゃ考えられんよな (-_-;)

 

国道178号線から県道4号線へ・・・ 香住までのこの区間はやっぱり内陸部を走り、海岸線は通らない。
地図で見る限り、この辺りの海岸もけっこう景色良さそうなんだがなぁ・・・
いくつかの洞門、洞穴、「松ケ崎百層崖」や「鎧の袖」「鷹の巣島」など見どころは多そう ♪
道つくってくれぇ! ・・・って、結局は(船で)海からしか見れない景色なのかな!?

 

寄り道して、三田浜海水浴場方面へ行ってみる。
ナニも知らずに寄ってみたのだが、途中には・・・ あらあら ♪ ここにもステキな景色が ♡
地蔵鼻展望台
東側~

 

 

 

 

 

 

 

香住浜から岡見公園、白石島までを展望できる。
当日の現場ではどこを眺めているのか分からないことが多い(地図と照らし合わせば分かるやろ!)
帰ってきて地図を見ながらレポートを書いているときに気づいたりする・・・ 現場で見ろや!

西側~

 

 

 

 

 

 

 

東側とは全く違った、「但馬松島」と呼ばれる風光明媚な景色が広がる。
「〇〇松島」と呼ばれる景勝地はけっこうアチコチにあるけど、やっぱりそれなりに見応えはあるかな。
中には「ムリヤリ”松島”付けすんな!」的なところもあろうが・・・

駐車場から海岸まで目と鼻の先なので、降りて地磯を歩き回れる。いい所やなぁ~ ヽ(^o^)丿
ただ、本日も海のキレイさを伝えるにはビミョーな天気・・・ 晴れてはいるんだがなぁ (^_^;)

三田浜海水浴場」に向かう道沿いでも・・・

この先「三田浜海水浴場」にかけて、「但馬松島」と呼ばれる景色が広がる。
この「三田浜海岸」一帯は、太古の昔、活発だった火山活動で流れ出した溶岩流が冷え固まる際にできた、規則正しい形状の割れ目を持つ火山岩が広く分布している。
珍しい奇岩を多く見られるのがこのエリアの特徴。広い香住湾だが西側のハイライトの一つ。

三田浜海水浴場の先にカヤッククラブやキャンプ場などがあって行き止まり・・・
後にネット情報を見ると、行き止まり手前の道を北に向かえばこの先にも展望台があった!?
っていうか、地図を見ても海岸付近まで行けたようだな・・・ ミスったな (-_-;)

県道4号線へ戻り、香美町香住まで来たら、ここからは「但馬コースタルロード」との重複区間になる。

 

但馬コースタルロード

但馬コースタルロードは、兵庫県豊岡市瀬戸から美方郡香美町に至る、延長約29.5kmの県道11号線の通称で、一部は元有料道路である。
日和山温泉から佐津までの区間が、かつて「但馬海岸道路」という有料道路だった。

道路が開通するまでは細い山道を徒歩、もしくは船しか交通手段がなく、「陸の孤島」と呼ばれていた。
1957年に着工されたが、難工事である事と資金不足により中断する。その後、県知事から要請を受けた自衛隊が命がけで道路の基礎工事を行った事でようやく完成させる事ができた・・・らしい。

 

「香住浜海水浴場」のそばを走りながら・・・ その先ににある
岡見公園」へ寄り道

 

 

 

 

 

 

 

この公園は昔、離島であったと伝えられていて、美しい香住海岸が一望できる。
公園内にはユウスゲが群生しており、7月下旬から8月初旬の夕方に限り、その黄色い美しい花を咲かせる。

目の前の島!? との間を狭い水路が分断していて行けそうで行けない・・・
でも島!?にはお社っぽいのが(鎌足神社)あったぞ・・・ どうやってお参りするとかいな?

 

県道11号線と合流し、「但馬コースタルロード」へ。
道沿いから「香住海岸」を

眺めながら走る・・・ 見えてる島は白石島。
しかし昨今の日本の夏は暑い! 常時、汗拭きタオルが手放せない (^_^;)
まぁ、寒いのはキライなのでまだマシだが・・・

 

そして「今子浦」へ

 

 

 

 

 

 

 

そう、「かえる島」・・・ これは以前にも見ているが、今見てもやっぱり「カエル」「蛙」「Frog]。
〇〇岩なんてのは、どこに行っても存在するものだが、大抵は・・・ ???なモノも多い。
でもこれは「カエル」。 でも島じゃなくて岩じゃね!?

その先にある「大引きの鼻展望台」へ

 

 

 

 

 

 

 

スゴイね・・・ このゴツゴツ感と荒波! って、これで荒波なんて言ってたら冬はどうなるの!?
断崖と峡谷のような切れ込んだ入り江が大迫力! ・・・峡谷の写真はないが (^_^;)
ココから観る、黒島&白石島と絡めた夕日はサイコーかも ♪

この先にもこの小さな半島は続いているのだが、アクセスする術はなし・・・

 

柴山港~少し内陸部を走って・・・
佐津海水浴場

 

 

 

 

 

 

 

キレイな砂浜だわ・・・ ご覧の通り、ホントにゴミが少ない! ってか、ほとんど無い!!
昨日の「浦富海岸」もそうだったが、なんでこんなにゴミが少ないの?
K国やらC国からのゴミが漂着してそうなものだが・・・ マメに掃除してんのかな!?

この辺りから城崎までが、かつて有料道路だった区間だ。

 

魚見台

 

 

 

 

 

 

 

東側の海岸、そして今走ってきた「佐津海水浴場」を見下ろす。
うん、ホントに中途半端な天気が恨めしい・・・ 完全な曇りじゃないからまだイイけど (^_^;)

ちょっと走った先にも駐車帯がある

 

 

 

 

 

 

 

こうやって要所要所で写真撮りながら走ってると、ホント先に進まない・・・
でもこうやってブログを書く(そして閲覧してくれている人も多い)以上、手は抜けないし。
って言いながらも、下調べ不足で見逃すところも多いんやけどね ♪ てへっ ♡

「安木浜海水浴場」が見えてきたゾ ♪

 

 

 

 

 

 

 

こうやって進行方向に砂浜が見えてきた瞬間の景色って、な~んかイイよなぁ ♪
お陽さまの位置によっては海の色がホントにキレイやもんな~ この写真はビミョーやけど (^_^;)

 

安木浜海水浴場

 

 

 

 

 

 

 

香住地区にあるいくつかの海水浴場はホントに魅力たっぷりやな ♪
砂浜キレイ、透明度の高い海はもちろんキレイ、となりのカノジョはも~っとキレイ!?
周囲には磯があるからいろんな遊びができそう・・・ 4泊5日ぐらいで遊んでも飽きんやろな ♡

 

ここからしばらく内陸部へ。
ここら辺の海岸線も地図を見る限り、かなり見応えありそうなんだが・・・ 海から見るしかなさそう (-_-;)

そして海岸線に出たところで・・・
香住区相谷の港にある展望駐車場

 

 

 

 

 

 

 

景色を楽しみつつ、ひと息入れられる駐車帯が多いのは写真を撮る意味でもホント助かる。
こういうちょっとした港の、海の色がやたらキレイなのはナゼ?

 

清龍洞門

 

 

 

 

 

 

 

「但馬コースタルロード」の紹介記事でよく見かける写真の一つがこれ。
海上からしかアクセスできない「清龍洞門」は、中へ入った人のみが体験できる絶景が待っているようだ。

洞門を入ると天井からシャワーのように日差しが降り注ぎ、海面をさらに碧く反射させる。
観る角度によりエメラルドグリーンからコバルトブルー・・・ 日本海版「青の洞窟」とも言われている。
カヌーやカヤックなどで散策できるツアーがある。

 

 

はさかり岩

かつて海食洞の天井だったものが崩壊して今の景観になったと考えられている。
これって、いつまでこの状態を保てるのかな・・・
ご察しのとおり、「落ちない」ということで・・・ あとは言わずもがなでしょ ♪

 

切浜海水浴場」の

先には「淀の洞門

 

 

 

 

 

 

 

穴が開いてるんじゃね!? と思って近づいたら・・・ ホントに空いていた (^_^;)
黒鼻崎の北端にある高さ18m、奥行き最大40mの海食洞。火山活動によって生成された凝灰角礫岩の亀裂を波が浸食してできた亀裂洞門で、洞門内には潮の干満により海水が流れ込む。
ここには「淀の大王」と呼ばれる鬼が住んでいたという伝説が残っている。

 

大浦海岸」へも行ってみたが、「大浦湾展望台」へは・・・ 遊歩道があるようだが駐車する所がない (-_-;)
竹野スノーケルセンターがあり、スノーケリングを楽しめるだけあって透明度の高い海岸だ。

 

竹野浜海水浴場

 

 

 

 

 

 

 

約1kmほど続く、相も変わらずゴミのないキレイな白砂ビーチ ♪
いろんな地域でいろんな砂浜を見てきたが、鳥取から続くこのエリアはホント感心するレベルの美しさ・・・

猫崎半島」が日本海からの季節風を遮るため、ここはかつて北前船の一大寄港地となって栄えたらしい。
砂浜の西側に伸びているのが「猫崎半島」で、西岸には波蝕甌穴群、波蝕棚、柱状節理の岩場がある。
なるほど、地図を見ると海岸まで行けそうやな・・・ このときは完全にノーマークやった (-_-;)
半島先端に「猫埼灯台」があり、ここが兵庫県最北端である。

 

青井浜わんわんビーチ

 

 

 

 

 

 

 

自然公園をそのまま開放したワンちゃん専用のビーチ。
周りの目を気にすることなくペットを連れて来れるし、ワンちゃん専用”ひのき風呂”もあるらしい・・・
ってか、お犬様にはもったいないくらい(失礼?)めっちゃキレイなビーチじゃん!

 

宇日海岸

 

 

 

 

 

 

 

宇日川河口の小さな集落にある小石の海岸、小さな入り江はやっぱりエメラルドグリーン ♡
海のすぐそばに家あるけど、冬のシケとか大丈夫なんかね!? もちろん防波堤はあるようだけど・・・
目の前の海がこんなにキレイやったら楽しかろうね~ 住んでない者の勝手な言い分かもしれんが (^_^;)

 

田久日漁港

 

 

 

 

 

 

 

切り立った山間の狭~い入り江に密集した集落・・・ ここ、ミョーに好き ♡
前回も集落の中まで入って行ったし、今回ももちろんオジャマした ♪

但馬の隠れ里、田久日の海岸には「舟隠し」と呼ばれる大きな洞窟や、鳥取県にある「三徳山・三佛寺投入堂」を連想する断崖絶壁に建つ「弁財天社」がある。
岩に空いた大きな穴の中に社があり、大漁を祈願する神さまとの事。
「平家の落人伝説」が伝わる村でもあり、豪勇で知られる二人の平家の武将の供養塔がある。

 

旅も終盤

 

 

 

 

 

 

 

相変わらず、絶景の海岸は続いている・・・ キレイな景色はまったく見飽きることもなく ♪
あれ? 昨日もそうだったが、旅も終盤になると天気が良くなるのはどゆこと!? (-_-;)

 

御待岬

 

 

 

 

 

 

 

遠景は丹後半島を眺望、眼下には「日和山海岸」や「城崎マリンワールド」を見下ろす。
いよいよ旅も終わりが近づいてきたことを実感させる・・・
前回の「但馬コースタルロード」編では、「さあ、旅の始まりだ!」 と、最初に写真を撮った場所だ。

 

日和山海岸

 

 

 

 

 

 

 

日本海の強風と荒波による海蝕作用でできた、円山川河口にある岩礁海岸。
いいねぇ~ココ ♪ 岩礁美もいいけど、「後ヶ島」を日の出や夕日と絡めたらシャレた写真が撮れそう ♡

700mほど沖合にある「後ケ島」には、1950年に島の伝承のため東屋が建てられた。
室町時代の御伽草子に残る龍宮伝説にある「竜宮城」を思わせる姿。地元の言い伝えでは、浦島太郎が玉手箱を開けた場所として知られている。

浦島太郎は、「開けたらコロスゾ!」と言われた玉手箱を開けてしまい、老人になってしまったという話だが、地元に古くから伝わる言い伝えでは、永遠の命を与えられて乙姫と再会したのだとか。 よかったね ♡

 

県道11号線はこのまま丸山川を越えて京丹後市の久美浜湾まで続くが、もう二度と海岸線は通らない・・・
久美浜湾もワリと絶景なようだが・・・ まっ、エエやろ。
「浦富海岸道路」「但馬漁火ライン(但馬コースタルロード)」にとっての終点(起点)は、「日和山海岸」でいいと思う。海岸美が主体のドライブコースだからね ♪

 

さて、本日の宿は、ついさっき「御待岬」で検索して決めた朝来市のビジネスホテル。
二日続けて懐石料理!?はいらないので、今日は素泊まりでいいだろう。
最上階にレストランがあるようなので、晩飯はそこでいただきましょ ♪

 

その前に・・・ 豊岡市・円山川沿いにある「玄武洞公園」へ寄り道。
城崎温泉街を過ぎ、城崎大橋を渡って県道548号線で円山川右岸を遡上・・・ しばらく走った道沿いにある。

玄武洞」は、福岡県糸島市「芥屋の大門」、佐賀県唐津市「七ツ釜」と並ぶ、日本三大玄武洞の一つである。

玄武洞

 

 

 

 

 

 

 

約160万年前の噴火によって噴出されたマグマが冷却され、玄武岩溶岩の厚い層が形成された。その後、河川による侵食により玄武岩塊がむき出しとなった。
「玄武洞」の玄武岩は、マグマが冷却される際に体積が小さくなることでできる割れ目(節理)が顕著で切り出しやすかったこともあり、これを人々が採掘し、その採掘跡が洞窟として残った。

青龍洞

 

 

 

 

 

 

 

ハァ~!? まさか”石切り場”で、採掘跡の洞窟とは・・・ なんか夢!?を壊された気分 (-_-;)
もちろん自然に形成された景観だと思っていたが、それにしてはそれを裏付けるような場所ではないもんな。
なぜ、ここでそんな現象が起こったの!? 的な疑問はずっと持っていたが、そういうことか・・・

ちょうど紫陽花が咲いていたので、景観に彩りを添えてくれた ♡

白虎洞

南朱雀洞

北朱雀洞

 

 

 

 

 

 

 

へ~、「玄武洞」だけなのかと思ってたが、他にもいくつかの「○○洞」があって想像以上に楽しめた ♡
ちなみに、5つの「〇〇洞」の名称は古代中国の神話に出てくる方角の守護神「四神」に由来する。

 

さて、本日のツーリングはこれにて終了!
朝来市に向かい、とっとと宿にチェックインしてビールを煽る・・・ ♡

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