中国の紅葉の名所の一つ、山口県長門市「大寧寺」。
日の出直後ぐらいに到着するよう出発し、中国自動車道・美祢ICより国道316号線で向かう。
長門湯本温泉より県道34号線へ折れればスグだ。
まだ暗いうちに到着。明るくなるまでしばし待機・・・
大寧寺
大寧寺は、山口県長門市深川湯本にある曹洞宗の寺院である。
山号は瑞雲萬歳山。正式名は「瑞雲萬歳山 大寧護国禅寺」と称する。
室町時代の1410年に開創され、最盛期には全国に600もの末寺を持つほど繁栄し、かつては西の高野といわれるほどの隆盛を誇った。
敷地内を大寧寺川沿いの方へ向かうが・・・ ん!? まだ全然色付いてない!?
安心してください ♪
ちゃんと色付いてる木々もありますよ ♡
室町時代に西国の覇者として栄華を極めた大内氏の終焉の地としても知られ、運命を悟った義隆が清く自刃したキッカケとなった「姿見の池」「かぶと掛の岩」付近はしっかり色付いていた。
まぁ、まだビミョーっちゃビミョー・・・ そのくせ落ち葉も多いんやから意味わからん (-_-;)
全部の木々が一斉に紅葉することはないんやから、こればっかりはしゃあないが・・・
山口県最古の温泉として知られる湯本温泉。
元湯である恩湯は、室町時代に定庵殊禅が住吉大明神からのお告げによって発見した温泉といわれている。
「虎渓橋」
う~ん、画になる”赤い橋”が架かっているのに、橋に絡んでいるモミジはほぼ緑色・・・
ん!? 橋が赤いから、葉っぱは緑のほうがいいのか!?
「虎渓橋」のやや上流に架かる・・・
「盤石橋」は、岩国の「錦帯橋」、山口にあった「虹橋」と並ぶ、「防長三奇橋」のひとつである。
自然石だけを組み合わせて積み上げられ、長門湯本温泉から「大寧寺」へ参拝するための旧参道がこの橋に続いていて、ここがかつての正式な入口だった。
・・・この橋、まったく気付かなかった (-_-;) 写真無くてゴメンナサイ m(_ _)m
旧参道と本堂の間にある池だが、もうちょっと周りの木々が色付いてれば見応えあったろうに・・・
境内には約120本のモミジやイチョウが植えられ、季節に彩りを添える (^o^)
苔生した「十六羅漢」と石仏が歴史を感じさせ、「お大師様」は弘法大師が開いた四国88か所巡りに因んだ88体が元参道と境内に設置されている。
手付かずの山奥ならまだ分かるが、この地域でこの”苔生した感”はなかなかのモノ ♪
そして沿道に不規則に並ぶ「お大師様」がなんとも可愛い ♡ ホントに可愛い ♡♡
200m程度歩いただけで、この変わりよう・・・ どんだけ標高差あんねん!
いや、ほんの数メートルやろな (-_-;)
足元には落ち葉がいっぱい! なんか勿体ないな・・・
脇道にあるワリには、ちゃんとした東屋・・・ って、参道に東屋は置けんでしょ!
ってか、なんで参道から外れたところに「手水舎」があるの!?
でも、この付近が今日イチの色付きだったかな ♡
別称は「妙厳寺」で、御本尊さまは「千手観音菩薩」、つまりお寺なんだそう。
”妙厳寺に祀られている叱枳尼眞天が、白い狐に跨って稲穂をかついでいる“ことから豊川稲荷と呼ばれるようになったとか。
豊川稲荷は、愛知県豊川市にある豊川閣妙厳寺(曹洞宗)に鎮座する。創建は嘉吉元年(1441年)である。
”日本三大稲荷”の一つとして、古くから多くの人々の信仰を集め、今川義元、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、渡辺崋山らも熱心な崇拝者であった。
特に、江戸の名奉行として知られる大岡越前は、生涯この稲荷を守護神にしたという。
・・・の前には「方生池」があり、鯉が悠々と泳いでいる ♪
現存する本堂は文政12年(1829)頃に再建されたもので、県下の寺院本堂では最大級のものである。
本堂へ向かう途中はこんな感じ ♪
いやぁ~、楽しかった ♡
基本、寺院というのは”花”や”紅葉”の名所だったりするのだが、他所とは違うオリジナリティを魅せてくれた。
すべての木々が一斉に色付くわけではないのでちょっとビミョーなところもあったが、十分に”秋の色彩祭り”を楽しませてもらった ♡
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