日本絶景街道を走る!

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厳島神社

本日のドライブ・ツーリングは、「室津半島スカイライン」だったのだが・・・

昨日の「さざなみ(野呂山)スカイライン」からの続きで訪れてはみたが、結果的に”絶景街道”とは言えるものではなかったような感じ・・・
実は、昨年も訪れたのだが、「室津半島スカイライン」は道路に穴が空いていて通行止めだった。
仕方ないので、その時は室津半島を一周しながら絶景のメインでもある2ヶ所の展望台にも訪れていたのだ。

で、今回あらためて「室津半島スカイライン」を走ってみたのだが・・・ ほぼ1.5車線平均の林道やん!
「大星山」「皇座山」などの標高400~600mの山々を結ぶアップダウンの激しい道・・・ は、いいけど、
道中、景色を見渡せるような区間はほぼゼロ (-_-)
半島の3分の2程までしか走ってはないが、途中でちょっと寄り道をすれば「大星山展望台」があって、瀬戸内らしい絶景を拝むことはできる・・・ だが今回も霞が掛かってて眺望はイマイチだった (-_-)

半島の先端から3分の1付近で県道72号線と交わる所まで走ってみて・・・ 諦めた。
残りの3分の1を走ってみないことにはナンとも言えないが、”絶景街道”と言えるほどのモノなのか・・・

ここは”室津半島一周”と、半島先端と橋で繋がる「長島」、そして近くの屋代島(周防大島)の一周を兼ねて、「おすすめドライブコース」として後日また訪れるとしよう。
そのときに、残りの3分の1を走ってみてから再考することに (^_^)
今日はもう、半島の根本まで戻る気も失せた・・・ 時間的にもムリがありそうだし。

というわけで、朝イチバンのフェリーで訪れた「厳島神社」だけ紹介します。

 

厳島神社

厳島神社は、広島県廿日市市の厳島(宮島)にある神社で、全国に約500社ある厳島神社の総本社である。

ユネスコの世界文化遺産に登録されていて、広島湾に浮かぶ厳島の北東部、弥山北麓に鎮座する。
ちなみに「安芸の宮島」「宮島」というのは通称で、正式名称は「厳島(いつくしま)」である。
厳島神社があるため、“宮がある島”として宮島と呼ばれるようになった。

厳島(安芸の宮島)は、宮城県・松島、京都府・天橋立と並ぶ、日本三景の一つである。

 

”JR西日本宮島フェリー”、6:25発で厳島へ渡る。
フェリーなのだが、今回はクルマは港へ置いて単身で渡る(まぁ、ほとんどの観光客はそうだと思われるが)
クルマで乗り込んだところで、島を一周できるわけでもないし・・・

※ ちなみに、来月から長期に渡って大鳥居の改修工事が行われるようだ。

約10分という長い航海を経て・・・

ついに、大鳥居が見えてくる!
海側から観る景色って、船に乗らなきゃ見れないんだよね~ あたり前田のクラ・・・ てへっ  (^_-)
潮の状況など調べずに、ただ単に朝イチの便で訪れたわけだが、どうやら今は干潮のよう。

島へ上陸し、厳島神社の方へ歩いていく。

さすがに・・・

 

 

 

 

 

 

 

早朝のため、まだ観光客はほとんどいない ♪
”鹿さん”はそこら中でくつろいでござったが、別に写真は無くてもエエじゃろ !?

人がウジャウジャいたんでは・・・

 

 

 

 

 

 

 

まったく画にならないからね~ でも砂浜だとカップルなんかが居た方が画になるんだよねぇ ♡
海上に鎮座する高さ16mの「大鳥居」(重要文化財)は、干潮時にはすぐそばまで歩いて行ける。
う~ん、干潮までもうちょっとだな・・・

2023/11/29 の景色は・・・

 

 

 

 

 

 

 

うん、あからさまに”赤”の色味が違う・・・
しかし、鳥居の大改修工事とはいえ、3年半も掛かるんやなぁ (・・;) なんでやろ!?

廻廊で結ばれた・・・

 

 

 

 

 

 

 

朱塗りの社殿へと向かいましょ ♪
・・・って、干潮なんで海に浮かんでない (-_-)

推古天皇が御即位された593年に佐伯鞍職 によって御創建されたと伝えられ、1400年以上の歴史を持つ。
「神を斎 (いつ) き祀 (まつ) る島=嚴島」として島全体が神の島として崇められていたため陸地ではなく潮の満ち引きするところに社殿が建てられたそうだ。

嚴島神社社殿全体図

社殿群は、安芸守となった平清盛によって平安時代末期に修造されたもの。
当時としてはめずらしく、平安貴族の邸宅様式だった寝殿造りを神社に採用されている。

厳かな雰囲気漂う「客神社」本殿・拝殿

 

 

 

 

 

 

 

「御本社」と同様に、本殿・幣殿・拝殿・祓殿からなり、嚴島神社の祭典は、この「客神社」から始まる。
摂社の中でも一番大きく、嚴島神社の祭事の折には、一番先に神職がお参りいたします。

五重塔」や「鏡の池

 

 

 

 

 

 

 

五重塔があるなんて知らなかった! そして干潮時に現れる2つの丸い池・・・ えっ? 池!?
こればっかりは、干潮時にしかお目に掛かれない「水た〇〇」 じゃなくて池! 池よ!!

御本社」・拝殿・祓殿

 

 

 

 

 

 

 

そして、イチバン観たかったのはコレ♪ 御本社・祓殿から拝殿越しに大鳥居を望むこの景色 ♡
明暗差が大きいもんで、キレイに撮ろうと思うなら三脚立ててぇ、ハーフNDフィルター使ってぇ・・・
てなところだろうが、ハーフNDフィルターなんぞ持ってないし、三脚はクルマの中 (-_-)

2023/11/29 の景色は・・・

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、写真の撮り方で明暗差なんてすぐに変わってくるが・・・
でもやっぱ、鳥居の存在感が大きくなった気がする ^_^

本社を中心に、海へ突き出した平舞台(国宝)、高舞台(国宝)、能舞台(重要文化財)、客神社(国宝)などの20数棟が、総延長約270mにも及ぶ朱塗りの回廊で結ばれている。

厳島神社「平舞台高舞台」は、四天王寺「石舞台」、住吉大社「石舞台」と並ぶ、日本三舞台の一つである。

島を背後にした・・・

 

 

 

 

 

 

 

入江に木造建物が立ち並ぶという日本でも珍しい神社だが、建造物群は平安末期の建築後、鎌倉時代に焼失してしまった。現在まで2度の再建を行っているが、精密な修復作業により創建当時の様子が残されている。
1996年に前面の海、後方の弥山原始林とともにユネスコの世界文化遺産に登録された。

いやぁ~、なんか観るものイチイチが絶景と言える・・・ スゴイよなぁ~

そして「反橋」と「西廻廊

 

 

 

 

 

 

 

嚴島神社は海を敷地とした大胆で独創的な配置構成、平安時代の寝殿造りの粋を極めた日本屈指の名社。
廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、潮が満ちてくると海に浮かんでいるような不思議な建築美を讃えている。

・・・ てなように、ここは是非!満潮時の景色も拝むべきだろう。

鹿さんたちは潮干狩り中!? アサリの味噌汁が飲みたいの!?
あさりバターでビールをグビッ! かな!?

 

そして、神社の裏手を通って戻っていく・・・

 

 

 

 

 

 

 

どこを切り取っても風情があり、一日ウロウロしても退屈しなさそう ♪
ボチボチと地元の人らしき人たちが行き交うようになってきた・・・

民家の軒先に咲いていた薔薇

 

チョットずつ潮が満ちてきたみたい・・・

2023/11/29 では・・・

 

 

 

 

 

 

 

こうやって見比べてみると全く違うね ♪
改修前の鳥居はやっぱりくたびれた感があったけど、すごくシャキッとした感じ・・・ \(^o^)/

高さ約16.6m、棟の長さ24.2m、主柱周り9.9m、総重量は約60t、主柱は楠の自然木を、袖柱は杉の自然木を使用している。建立するにあたって、巨木探しに20年もの歳月を要したと言われている。
現在の大鳥居は平安時代から8代目にあたり、1875年に再建された。
鳥居の根元は海底に埋められておらず、松材の杭を打って地盤を強化し自重で立っているのが特徴だ。

ー 厳島神社 ー

 

神社の背後にそびえる弥山(標高535m)は、広島県民にとって「聖地」のような山(上の写真じゃないよ)
弥山頂上からの眺望は、かの伊藤博文も「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と絶賛した場所だ。
ロープウェイ乗り場は「紅葉谷」という紅葉の名所にあるのだが、実は広島土産の定番「もみじ饅頭」の発祥の地でもあるのだ。
知らなかったでしょ? えっ!俺だけ!?

紅葉の時期と、満潮時刻に合わせて是非再訪してみたい ♡

 

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