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大魚神社・海中鳥居

九州の絶景スポットの一つ、佐賀県太良町「大魚神社」。

実は、昨年の5月にも訪れてみたのだが、干潮時であったため景観的にはイマイチだった・・・
干潮時でもそれなりに”画”になるだろうと思っていたのだが、残念ながら”ハズレ”だったので再び訪れた次第。
やっぱり、鳥居が海面から突き出てないとつまらん!

国道263号線で三瀬峠を越え、川上峡より橋を渡って県道212~43号~国道444~207号線にて多良町へ。
夜中の走行だからスイスイ~ っと進む ♪

 

大魚神社・海中鳥居

大魚神社は、佐賀県藤津郡太良町多良にある神社で、参道となる鳥居は沖ノ島との間の海中に立っている。

背後の信仰の山、多良岳(行基が多良嶽三社大権現を祀り、空海が開いたという伝承の金泉寺がある)と沖合の沖ノ島を結ぶ線上に位置しているのだとか。

 

夜明け前・・・

 

 

 

 

 

 

 

東の空は、あいにく雲が多い感じだが・・・
それでもナントカ夜明け前っぽい雰囲気は出してくれた (^_^;)
前回は、撮影者が数人いたためアングルに自由度がなかったが、今回は貸し切り状態 ♡

厳島神社(宮島)、白髭神社(琵琶湖)などの海中鳥居が1基なのに対し、大魚神社の海中鳥居が3基なのは、神域の入口を表すのではなく、海の神様の参道のため。

 

日が昇ってきたが・・・

 

 

 

 

 

 

 

雲に邪魔されて、日の出は拝めなかった (-_-;)
さらに・・・ ありゃ~、夜明け前は足元まであった海水だが、みるみるうちに引いていく・・・

太良町は「月の引力が見える町」と言われ、満干時の潮位の差が最大6m ! と、他の地域に比べても大きい。
遠浅なので、潮の満ち引きが目に見えて分かるし、引き潮時には鳥居の下を歩くことができるゾ ♪

ちなみに・・・

 

 

 

 

 

 

 

陸上の海際にもう1基鳥居があるのだが、これを含めて4基の写真を一緒に撮るのは・・・ 難しいかな ^_^
ムリヤリ画角に入れることはできるだろうが、”画”にならないだろうと思われる。

約300年前、悪代官に手を焼いた住民たちは満潮時には沈んでしまう沖ノ島に誘い酒盛りをし、酔った悪代官を島に残して懲らしめようとした。
そこに大魚(ナミウオ)が現れて悪代官を助けたそう。感激した代官はそれ以来改心し、「大魚神社」を建て、岸から約2丁(約200m)の海中に鳥居も建てたといわれている。

ちなみに、2021/5/4に訪れたときは・・・

 

 

 

 

 

 

 

ご覧のとおり、もはや”海中鳥居”ではなかった・・・
潮溜まりに太陽光の道筋ができるのは、なかなかフォトジェニックではあるが・・・

海中鳥居は、「海の守り神」として30年ごとに建て替えられ、長い間大切にされている。

 

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