九州の紅葉の名所の一つ、佐賀県「東よか干潟」。
日の出前から佐賀県有田町へ”雲海”を観に行ったのだが、不発だったので急遽佐賀市へと向かった。
佐賀市東与賀町の、九州佐賀国際空港のやや西側にある「干潟よか公園」内にあるシチメンソウ群生地へ。
日の出にはビミョーに間に合わなかったが、日の出スポット・・・ でもないので別に問題はない。
東よか干潟
東よか干潟は、佐賀県佐賀市東与賀町大授搦の地先の干潟に設けられている鳥獣保護区で、有明海奥部の干潟の一部である。
シギ・チドリ類の渡来数が日本国内最多(環境省調査)の水鳥の渡来地で、ラムサール条約に登録されている。
ムツゴロウやシオマネキ、ワラスボなどユニークな干潟特有のの生き物も数多く生息している。
海岸線へ降りていって・・・
両方向に延々と続く紅葉の帯・・・ 一番端から観たらどんな光景になるのかな (・_・)
日の出スポット・・・ でもないと書いたが、紅葉越しに昇る朝日もイイんじゃないかな!?
今回は、まったく知らぬまま訪れたのだが、原因不明の立ち枯れを乗り越えて3年ぶりに復活したらしい。
バックに雲仙岳を望みながら
そこまで大きく興味を持って訪れたわけでもないのだが、なかなかどうして ♪
干潟を赤く彩る光景は、山肌を赤く染める紅葉にも引けを取らない見応えあるものだった ♡
幼植物の頃は部分的に淡紅紫色をし、 夏は緑色をしているが、秋には鮮やかな赤に変わる。 様々な色に変わっていく様子が七面鳥のようだということから、 「シチメンソウ」と名付けられたと言われている。
そういえば、
潮見表も見ずに訪れたワリには、しっかり干潮で干潟らしさを魅せてくれた ♪
やっぱり干潟は干潮時に訪れなきゃ、満潮だと普通の海だし、シチメンソウも水没してるわけやんな!?
シチメンソウは高さ20〜40cmのアカザ科の一年草で、葉っぱがこん棒状に枝分かれして伸びた独特の形をし、満潮時には潮に浸かって、干潮時には干潟で姿を現す環境で生育する、環境省が絶滅危惧種に指定する希少な「塩生植物」である。国内では有明海沿岸でのみ群生する。
かつて、シチメンソウの国内最大の群生地は諫早湾の小野島海岸であったが、この頃、これが諫早湾干拓により消失してしまったため、大授搦が国内最大の群生地となっている。
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