日本絶景街道を走る!

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西彼杵半島・長崎半島 前編

今回のドライブ・ツーリングは、西彼杵半島・長崎半島へ。

3:30頃に出発して、国道263号線を三瀬峠へ向かう。
川上峡温泉付近から佐賀県道212~43~国道444号線にて大村市へ向かう。
そして国道34号線から「日岳公園」へとアクセス。
国道444号線は真っ暗なため何も見えなかったが、何気に楽しそうな区間のような気がする。

余裕を持って出発したのでゆっくり走ってきたのだが、まだ6:00前で真っ暗・・・
ライトを手に少し下見をした後、クルマの中で少々お目めを休ませる。

ぼちぼち空も明るんできたかな♪

しかし・・・ 残念ながらお日様は顔を出す気がないようだ(-_-)

 

 

 

 

 

 

 

ここは360°・・・ とまではいかないが、結構なパノラマビューのいい公園だ。

 

 

 

 

 

 

 

朝日も夕日も拝めるんじゃないかな♪
遊歩道も整備されていてお散歩にももってこいの場所だ。

 

西彼杵半島一周

さて、私のツーリングには”全ての半島を一周する”と同時に”日本中の海岸線をできるだけ走る”というテーマもあるので、まずは大村湾をぐるっと周ってみたい。
ここからは国道34号線を戻って佐世保へと向かうのが早いのだが、地図上に「大村レインボーロード」なるものを発見! 行かねばなるまい♡
地図を見ると・・・ 日岳公園から一般道では複雑怪奇すぎて訳わからん!
本能の赴くまま走らせ、途中で「これは違うな」と思いつつも道なりに行ってみると・・・
結局、かなり行き過ぎた所(諫早)に出て、そこからまた(大村に)戻っていくという始末・・・(-_-;)
国道34号線から県道212号線へと進み、そこから先はスムーズにアクセスできたのだが、ナンちゃない広域農道で期待していた景色は何もなく、信号がほとんど無い山間部で緩やかなコーナーをつないだ快適路線ではあるのだが、展望が望める区間はほんの一部だけであった。

大村市からは国道34~東彼杵からは205号線にて佐世保の「西海橋」を目指す。
道中は大村湾を挟んで対岸の西彼杵半島を眺望しながらの快適ドライブ区間・・・のはずなのだが、空は薄曇り視界は霞んでいるわで、わざわざクルマを止めて写真を撮る気にもならん(-_-)
道の駅 彼杵の荘」で一休み。
ここからは国道205号線を走るのだが、交通量も多くなりチンタラチンタラ・・・
天気さえ良ければもう少し楽しめそうだが。

南風崎町まで来ると「ハウステンボス」の一部が見えてくる。
一度は行ってみたいのだがなぁ、まだ行ったことがない・・・

特に今の時期だと、日本一のイルミネーション「光の王国」・・・ わ~お(・_・)


 

 

 

 

 

 

 

好っきやなぁ、こういうの・・・ ♡
誰か一緒に行ってくれんかいな!?

 

ハウステンボスを通り越した所で国道202号線へと進路を変え、西海橋へ向かう。
有料道路の「西海パールライン」も気にはなるが、いずれまた。
九州本土と西彼杵半島を結ぶ「西海橋

長崎県佐世保市針尾島と西海市西彼町の間にある伊ノ浦瀬戸(針尾瀬戸)に架かるアーチ橋で、完成当時は固定アーチ橋としては世界で三番目の長さを誇り、東洋一と評された。
日本三大急潮の一つとも言われる”針尾瀬戸”により、長い間「陸の孤島」であった西彼杵半島と佐世保市を陸路で結び、半島における産業の振興、開発の促進を目的に架けられた。

幼少期に3年ほど佐世保に住んでいた頃があり、西海橋は初めてではないのだが幼い記憶の中では色は赤だったような気がするのだが・・・
「西海パールライン」のルート上には「新西海橋

新西海橋は、下部を徒歩で渡る事ができる。

 

 

 

 

 

 

 

袂の「西海橋公園」は橋の前後の広い範囲に渡って拡がる、総面積36.8ヘクタールを有する観光型の公園。
周辺には桜の木が「これでもかっ!」ってくらいに植えてあり、桜の名所としても有名。
西海橋と新西海橋を同時に拝める場所もあるゾ♪

腹も減ったし、”長崎ちゃんぽん”か”佐世保バーガー”でも喰いたいのだが、時間的な余裕はあるのか!?
・・・って、”佐世保バーガー”は店開いてないし!
ここでは新鮮な魚介類から五島うどんまでいろんな飲食店が並んでいて選り取りみどり♪

途中で美味しそうな店を見つけたら寄ってみることにし、国道202~206号線にて長崎へと向かう。
前半は少々海沿いも走るのだが、ほとんどの区間ではちょっと内陸を走るため決して眺めが良いとは言えない。
対岸には先ほど通ってきた大村市方面の九州本土が眺望できるのだが、天候も悪いし。

 

西彼杵郡時津町からは長崎市宿町のペンギン水族館付近から始まる県道34号線を目指さなければならない場面なのだが、時津町から諫早市多良見町を結ぶ国道207号線を走っておかなければ気が済まないので、進路を変えて海岸沿いの景色を期待しての走行。
1.5~2車線主体でたまに1車線もあるのだが、これがなかなか情緒ある風景を醸し出している。

石を積み上げた段々畑!?棚田!? これがなかなかの情景を生んでいる♡
この地域の特徴なのか、全体的にこんな感じの風景が広がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

対岸の大村市や長崎空港も望める・・・
この写真を撮った直後、旅客機が見事な旋回と着陸を披露したのだが、福岡空港で3分置きに離発着する光景を見慣れている身としては、すぐに食指が動かなかったことに後悔(-_-;)
次はいつ飛来するか分からないわけだし・・・
ただ、このルートのお陰で予定していた工程をクリアすることが困難になったことは確かだ。
かと言って、地図上のこのルートを避ける気などまったくなかったので、これはこれでヨシっ!
交通量は少なく、いいドライブコースだと言える。

諫早市の喜々津駅付近まで来たら、国道34号線にて長崎ペンギン水族館を目指し、県道34号線へ。

 

長崎半島一周

”野母半島”とも呼ばれる”長崎半島”は海岸線を走る区間が多く、景色を堪能しながらのドライブが期待できる。
たまに狭くなったりもするが、ほぼ1.5~2車線で道幅は十分。
もちろん海岸線である以上、真っ直ぐな道など期待できない・・・ うふっ♡

トンネルがある所は旧道を選んで走れば、こんな景色も♪

なんかヘンテコな形をした岩があったり・・・
少々道が狭くても、通る車はほとんどないからゆっくり撮影もできる。

 

 

 

 

 

 

 

天気は良くなる気配がないのが残念だが、夏場に来たらもっとキレイな海岸美が望めるだろうな。
地図上で見る限り、半島一周に要する時間はたかが知れていると思っていたのだが、以外に距離があった。
半島先端には”樺島”があり、”樺島大橋”で渡っていける。
先端の”樺島灯台”まで行ってみる。

遊歩道や展望台も用意され、まったり遊べる所だ。

 

 

 

 

 

 

 

もちろん朝日も夕日も十分楽しめるハズ♪
島内には「オオウナギ生息地」というのもあるのだが、駐車場から少々歩かなくてはならず、時間的にのんびりしている場合ではないということで今回はパスすることに・・・(TдT)
さらには、樺島を船で一周する「樺島クルージング」もあり、長崎版”青の洞窟”が見られるかも!?
ここは、またあらためて訪れたいかな♪

さて、残り時間も少ないのでさっさと先へ進もう。
・・・と、灯台から戻っていく道中で前から”タヌキ”が歩いてきた!
そ~っとクルマを止め、カメラを手にする・・・ が、タヌキは側溝へ入ってしまった。
しかし、クルマのそばでヒョコッと出てきた!
シャッターチャンス!!
ところが、タヌキの身体はナゼだか全身の半分は毛が剥がれていた・・・???
写真を撮ろうと思ったのだが、なんだか哀れで可哀想でシャッターを押すことができなかった。
こっちをジッと見ているタヌキとしばし会話する。
「何したとやお前?」「誰かにいじめられたとや?」「腹減ってないとや?」「寒くないとや?」
そしてタヌキは山肌を駆け上がっていった・・・

本土へ戻り!? 長崎半島の最先端「権現山展望公園」へ。

 

 

 

 

 

 

 

天気はパッとしないが「軍艦島」も眺望できる(が、この時は気付いていなかった・・・霞んで見えんし!)
近くにある「野母崎総合運動公園(水仙の里公園)」では”水仙まつり”なども開催されていて、「軍艦島」とのコラボも楽しめるゾ♪

折り返して、半島の西側は国道499号線で長崎市街へと向かう。
国道499号線で走る半島西側の約半分は海岸線を通り、海を眺めながらのシーサイドコース。
いくつかの海水浴場もあり夏は賑わうのだろうナ♡
半島先端付近だけに水質は言わずもがな、めちゃめちゃキレイに決まっとる♡

と、途中で海の向こうに見えるのは・・・ ぐんかんじま?

軍艦島」は通称で、正式には「端島」というのだが、ナマで見るのはもちろん初めて♪
天気悪いし、視界悪いしでぼんやりとしか見えないが、こんな形した自然の島があるわけないよな・・・
次回はぜひ”軍艦島上陸クルーズ”を絡めて訪れたいところ♪

黒浜海岸・夫婦岩」なんてのもあり、夕日のスポットでもある。
知らずに通り過ぎたので借り物の写真ですm(_ _)m

岩全体が緑色をしている「野母変質はんれい岩」で、九州最古の約4億8千万年前の岩石であると言われている。

さて、日はずいぶん傾いてきたようで、どうやら今回は西彼杵半島の西側を走る時間はなさそう。
それでもなんとか伊王島までは行って、最後に日の入りを見たいところだ。
本土に近づくにつれ海岸からは遠ざかっていくが、蚊焼町から県道224号線へと進路を変えれば再び海岸線。
・・・なのだが、途中はすれ違うのも困難な区間もいくつか存在する(-_-;)

そして伊王島大橋を渡って伊王島へ。
海水浴場や、長崎らしい教会、それに穴場的リゾート地「やすらぎ伊王島」があるようなのだが・・・ 
そんな余裕はないので先端の伊王島灯台を目指す。

ここも、まったり時間を過ごすのにいい感じの公園になっていた。
夕暮れの時間帯なのだが、結局天気は良くならず曇ったまま・・・
しゃあない、それならシメに長崎の夜景を観てから帰ろう!

・・・帰宅ラッシュに捕まりました(-_-;)
付近には三菱関連の工場があったりして、大量のクルマがウジャウジャ走っている(T_T)
稲佐山は割と近くにあるのだが、どうせなら夕暮れから刻々と変わっていく景色を観たいところなので結局夜景も諦めることになる・・・

西彼杵半島の残り半分と軍艦島、それに長崎の夜景は次回にまわすとして帰路に就く。
夏場なら十分周れたルートなんだろうが、冬場は日照時間が短いので思ったより時間に余裕がない。
のんびりしすぎたわけでもないのだが、のんびり行かなきゃ気付くものも気付かないし・・・

長崎ICより長崎自動車道へ。
佐賀大和ICより三瀬峠を越えにて帰宅。

◇西彼杵半島・長崎半島 part2 へ続く◇

 

な~んか中途半端な気分のまま 20:00帰宅

走行距離 540km  燃費 14.13km/㍑

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全国制覇がいつになるのかは分からないが、末永くお付き合いいただきたいm(__)m
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