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ミヤマキリシマ・仙酔峡

ミヤマキリシマの名所の一つ、熊本県阿蘇市「仙酔峡

そういえば、「やまなみハイウェイ」のときは曇り空&阿蘇五岳はまったく観えず・・・ やったよな。
というのが気になっていたため、あらためて青空バックの写真を撮りに行こう! と出掛けてみた。

まずは「蛇越展望所」で夜明けを・・・ ちょっとビミョー (-_-;)
気を取り直し、やまなみハイウェイを走り始める。
沿道には藤の花もたくさん咲いていてイイ感じ♡

ところが、朝日台展望台まで来ると・・・ やっぱりちょっと雲が多い (/_;)
霞んでいて遠景もイマイチ・・・ 今日もダメっぽい (-_-;)

ということで、急遽予定を変更し、ミヤマキリシマの群生地である「仙酔峡」へ向かうことに。

 

仙酔峡

仙酔峡は、熊本県阿蘇市一の宮町宮地東小堀にある阿蘇中岳と高岳の北麓に位置する峡谷。
”仙人が酔うほどに美しい峡谷である”ということからこう呼ばれている。

2016年の「熊本地震」により長らく訪れることができなかったようだが・・・
※2019年4月1日以降、駐車場までの道路規制は解除され、周辺の散策が可能となるが、登山は不可である。

興味はあったが、未だに観たことがなかった「ミヤマキリシマ

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマキリシマはツツジの一種で、火山活動が終息した山に咲き、阿蘇山、九重山、雲仙岳、霧島山で多く見られる。
その中でも、くじゅう連山の平治岳や大船山は、とくにミヤマキリシマの群落が美しいことで知られる。

登山をしない者はこういった場所で楽しむしかない。

 

 

 

 

 

 

 

見頃は概ね5月下旬から6月中旬。自生する約5万株のツツジが一斉に咲き誇り、辺り一面をピンク色に染める。
「深い山に咲くツツジ」という意味で「深山霧島(ミヤマキリシマ)」と命名された。

標高は約900mあり、眼下には阿蘇谷と北外輪山が一望できる。

 

 

 

 

 

 

 

荒涼とした山頂付近との対比が不思議な感じも・・・

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が撹乱された山肌で優占種として生存できる。
逆に、火山活動が終息して植物の遷移により森林化が進むと、優占種として生存できなくなる。

九州の火山帯限定で、標高の高い所にしか咲かないという不思議ちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

東阿蘇観光開発が運行している仙酔峡ロープウェイの駅や、阿蘇の自然等を紹介するインフォメーションセンターがあり、阿蘇高岳、中岳への登山の拠点でもある。

登山道としては立入禁止となっている所までは行って、折り返す。

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ~、素晴らしい!
実は、規制が解除になったばかりとはつゆ知らず訪れてみたわけだが、どうりで人が多いなと思った。

まぁ、この景色なら毎年多くの観光客が訪れているであろうが。

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