今回のドライブ・ツーリングは、「パールロード」へ。
ついでに三重県志摩~紀伊長島の海岸線を走ってこようと思う。
リアス式海岸は見た目以上に走行距離が出るだろうから、朝早めに出発しよう♪
はい、二度寝しました・・・ 5:00出発予定が、6:00出発に。
ほ~ら、早くも通勤車が動き出している中、中勢バイパスから国道23号・南勢バイパスで伊勢市まで。
通町ICで左折、国道42号線へ。
左折しないでそのまま真っ直ぐ行けば、「伊勢神宮 内宮」だ。
五十鈴川を渡って少し行くと二見浦・夫婦岩や二見シーパラダイスがある。
そのまま鳥羽市内まで行き、ミキモト真珠島を過ぎて安楽島大橋手前から道は二手に分かれ、右に行けば国道167号線となり、そのまま真っ直ぐ行けば県道750号線となる。
麻生の浦大橋までの区間は、ヘアピンを含む低速コーナー主体のワインディングで、道路沿いには「カキ」詰め放題や食べ放題の店が目立つようになる。
麻生の浦大橋から先がパールロードの始まりだ。
パールロード
パールロードは、三重県鳥羽市浦村町から志摩市阿児町に至る、延長23.8kmのドライブウェイである。
入り組んだリアス式の海岸線、幾重にも連なる丘陵、変化に富む美景をつなぐ展望道路。
また、石鏡、国崎、相差、畔蛸といった昔ながらの漁村を結ぶ生活道路でもある。
最初に少し上ったら、後は微妙なアップダウンを繰り返すだけでとても走りやすい。
所々に展望所があり、駐車場も用意されているので眼下に広がる美景を堪能することができる。
鳥羽展望台では、大王崎や知多半島や渥美半島、冬の空気が澄んだ時には富士山も眺望できるらしい。
「食国蔵王」は全席オーシャンビューで、伊勢志摩産の魚介類を堪能できる。
そして、”とばーがー”、ハンバーグの代わりにいろんな魚介類を挟んだ”ハンバーガーもどき”が有名!?
残念ながら、まだ営業時間ではないのでお目にかかることはできなかった。
相変わらずの快適ドライブを続けながら、展望所では美景を眺望する。
が、海が見えるのは前半だけで、普通の山岳スカイラインを走っているような感じの所がほとんど。
的矢湾大橋ちょい手前のロングストレート
的矢湾大橋まで来ると終点は近い。
お色直し中かと思ったら、耐震工事をしているらしい。
来年夏頃まで掛かるとのことで、おかげでキレイな真っ赤な橋を見ることができなかった・・・
全線通してヘアピンはひとつもなく、中速~高速コーナー主体のハイスピードコースだ。
景色もイイし路面状況も申し分なく、爽快なドライブコースである。
さて、ここから一旦戻って漁村を訪ねてみたい。
復路もやはり美景が広がり、当然のことだが、往路と復路ではまた違った景観となる。
復路の方が好きかも・・・
県道750号線を使って、まずは石鏡から。
漁港手前には割りと大き目の旅館やホテルが建っていたような・・・
ここから先は、こんな道が続く。
ホテルに旅館、民宿が密集していて狭い道が多い。
漁村というよりはちょっとした町になっていて、料理旅館や民宿がかなり多く、所狭しと並んでいる。
畔蛸からは県道47号線で磯部町的矢まで行き、県道16号線でパールロードに戻る。
こちらも2車線区間はそこそこあるが、半分以上は1~1.5車線の林道レベル・・・
的矢湾手前でパールロードに戻り、終点やや手前から県道61~514号線で「安乗崎灯台」へ。
岬先端付近で、民家の間の狭い道ををくねくねと走っていたら行き止まりに・・・
近くに居た人に尋ねると、二つ手前の狭い路地をずっと行けば灯台らしい。
もうちょっと、案内表示があってもいいんじゃね?
駐車場からほとんど歩かずに済むのはありがたい♪
手前には広い芝生の広場があり、その先に四角い灯台(珍しいな)が見える。
岬の先端や灯台はやっぱイイわ♪
少なくとも270°以上(いや、もっとか)に海が広がる景色というのは、ここでしか味わえないわけやし。
先端やや手前が細くなっているのは荒波に削られたらしい。
周りにはキレイな花も咲いている。
この辺りは「安乗ふぐ」でも有名で、料理旅館や民宿が結構ある。
少し戻って県道61号線から国府白浜へ。
思った以上に広い砂浜で、砂の色も確かに白かった。
今日は波がなかったが、サーファーたちのお気に入りの場所みたい。
僕の知人も四日市市からここまで波乗りに来ている・・・ 50代なのに元気なもんだ。
そのまま進み、県道515号線で「大王崎灯台」へ。
駐車料金を払い、土産物屋が立ち並ぶ狭い道を上っていく。
灯台の上からの眺めはいいのだが、灯台周辺は塀で囲ってあってイマイチ見晴らしが良くない。
塀の外にはこんな花が咲いていた。
志摩半島
国道260号線まで戻ったら志摩半島先端を目指す。
半島の外海側を走るつもりが、気づいたら内海側の志摩バイパスを走っていた。
どのみち一周するつもりだったから別にいいのだが・・・
志摩バイパスはほぼまっすぐの道で、景観はそこそこ楽しめる程度だが、入り組んだ海岸線に架かるいくつかの橋はお洒落なものだった。
志摩半島先端にある御座白浜海水浴場。
有名な海水浴場なのでかなりの期待を持って行ってみたのだが、思ってたより小さめの砂浜で、そんなにキレイだとも思えなかった・・・
あちこちに出掛け、夏にはいろんな海水浴場にも行った身としては、然したる感動はなかった。
最先端、御座岬にも行ってみたかったが、どうやらそこに辿り着く道が無さそうなので諦める。
国道260号線、外海側で志摩市鵜方のパールロード終点交差点へ向かう。
道幅は狭かったり広かったりだが、交通量は少なく、時折現れる漁村をが情緒的。
パールロード終点交差点までの途中、大王崎灯台から対角線上の英虞湾に突き出た岬の先に”ともやま公園”というのがあり、夕景のメッカらしい。
夕刻ではないが行ってみるつもりだった。
が、志摩半島に向かう時に確認していた案内表示が、戻って来るときには無かった・・・
気づいた時にはとっくに行き過ぎており、戻る気にもなれなかったのでまた改めて夕景を観に来ることにする。
鵜方からは県道17号線で海岸線を走るつもりだったのだが、ちょっと寄り道して賢島に向かう。
島内には一周できるような道も無く、行ってもしゃあない気もするが、とりあえず上陸だけ。
国道167号線~県道17号線でほんとに上陸しただけで戻って来る。
一旦鵜方まで戻り、街中を抜けてからは海岸線の景観を堪能しながらのドライブ。
浜島町では巨大な”伊勢えび”のオブジェが!
日本海側でよく見かける
”かにのオブジェ”の”伊勢えび”版だ。
浜島からは国道260号線で。
南張海水浴場にちょっと寄ってみたら、護岸工事中で景観を楽しむことはできなかったが、波が結構高くて数人のサーファーたちが波乗りを楽しんでいた。
途中、場所は忘れたが国道から少し逸れた所にちょっとした展望所が。
南伊勢町五ヶ所浦のコンビニに寄ると、そこには信じられない張り紙が!
「”釣り餌”販売中」・・・・・(-_-;)
海岸線はギザギザだが、出来るだけ道は真っ直ぐに造りたいわけで、海が見えるかと思うと、ちょっと山間を走ってみたり・・・
海が見えても必ず左右の視界に陸地があり、当然180°に海が広がる光景は拝めない。
今回はパールロード周辺で結構な時間を使ったので、国道260号線のみでのリアス式海岸線ドライブとなったが、出来ればちょっとした半島!?や岬!?の全部を走破したかった。
もちろん、すべての半島!?や岬!?に道路があるとは限らず、無い方が多いわけだが・・・
いつまで行っても南伊勢町(広い!)の南島で給油すると、GSの前にこんな看板が!
大紀町錦で「トロピカルガーデン」なる看板を見つけ、ちょっと寄り道したのだが閉園だった。
紀伊長島町手前でレクリェーション施設「孫太郎」に寄ってみた後は、国道42号線に合流し帰るとする。
時間的に、多気町~松坂間は帰宅ラッシュとなりそう(大台ケ原からの帰りにハマッた!)なので、勢和多気ICから津まで上を使って帰る。
まあ楽しいドライブだったが、鵜方から紀伊長島までの海岸線だけで1日ドライブができそう。
まぁ、いずれまた・・・
帰りの高速道路上でやたらキレイな夕日を観ながら、
「あっ! ともやま公園に寄って夕景を観てくれば良かった!!」 と、思いつつ
19:00帰宅
走行距離 ・・・
これだけ海岸線を走りながら、魚介類のひとつも土産に買わなかった。
どうも一人だとこういうのが面倒に感じる。
で、帰ってきてビールを飲みながら後悔するわけだ・・・ ばかちん!
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