今回のドライブ・ツーリングは、「三方五湖レインボーライン」へ。
夜中なかなか寝付けず、どこに行くか決めかねていたのだが、朝方になって急遽決定。
そのままそそくさと身支度し、5:30出発。
特に変わったルートは使わず、いつものミルクロード~国道306~356号線を走る。
早朝のため他車は少なく、マイペースでの快適走行。
コーナーを楽しめるような区間はほとんど無いが、そこそこ曲がってて退屈はしない。
ちなみに、とうとう一眼レフカメラを買ってしまった♡
やっぱり行く先々で絶景の写真を撮っている以上、スマホやコンデジの画像では満足できなくなって・・・
ー北国街道ー
伊吹山ドライブウェイの入り口交差点まで1時間半ほど。
ここから少し走ったら、一旦国道356号線から離れて広域農道を使う。
以外にみんな知らないのか、交通量も信号も少なめで時間稼ぎにはもってこい♪
ただし、そこそこアップダウンがあり、雪国らしく路面はワリと荒れている・・・ 冬は雪で大変な道だゾ!
長浜市に入った辺りで再び国道365号線に合流。
ここから木之本までは少々信号も交通量も増え、ペースダウンを余儀なくされる。
木之本から先、ほとんどの車両は国道8号線に流れるため、信号も交通量もグンと減りハイペースに。
すぐに余呉湖があるのだが、素通りして北陸自動車道と並走しながらの走行。
高速道路との並走区間だから当然道はほぼ真っ直ぐ!
さあこの後、面白い箇所を走るゾ♪
北陸自動車道が滋賀県と福井県の県境、柳ヶ瀬トンネルを境に大きく曲がり、国道356号線はそのまま真っ直ぐ進む辺りで県道140号線へと進路を変える。
すぐにこんなトンネル(柳ヶ瀬遂道)が。
全長2km弱、トンネル内は完全1車線で天井も低い。
スーパーカーなど車幅のある車では、通るのすら躊躇するかも・・・
信号はあるが、待ち時間が約10分、青点灯は約30秒ほど(計ったわけではないので違っていたらゴメンナサイ m(_ _)m)
トンネルを抜けた後は北陸自動車道と並走しながら10kmも走らないうちに国道8号線とぶつかり、県道140号線は使命を終える。
日本三大鳥居&松原
国道8号線でそのまま敦賀市内に入ると「気比神宮」というのがあり、ここの大鳥居は・・・
広島県 「厳島神社」、奈良県 「春日大社」と並ぶ、日本三大鳥居の一つである。
気比神宮前から県道33号線へ折れると今度は、
静岡県「三保の松原」、佐賀県「虹ノ松原」と並ぶ、日本三大松原の一つ「気比の松原」だ。
長さ約1.5km、赤松、黒松約17000本が生い茂る名勝地。
日本の海岸の松林は黒松が多いが、気比松原では赤松が85パーセントを占めている。
何度となくこの前は通っているが、中に入るのは初めて
青い海、青い空と、白い砂の対比が美しい・・・
砂浜の足跡がなければ数十倍美しかったろうに・・・
そのまま進み、県道33~141号線で敦賀半島の東側を行く。
敦賀半島
敦賀半島は、福井県敦賀市及び三方郡美浜町に属し、若狭湾に突出することで敦賀湾を分ける半島。
北端が立石岬であるため、立石半島とも呼ばれ、若狭湾国定公園に含まれる。
この辺りは夏、海水浴に何度も来ているが、それ以外の季節に来るのは初めてかも。
もちろん適度なワインディングロードで景観も抜群、ドライブコースとしては最高!
来るたびに思うことが、太平洋の海の色とは違うな・・・ ということ。
太平洋は”緑”、日本海は”青”、これがいつも感じる素直な表現。
付近にはいくつもの海水浴場があるが、極めつけはコレ♪
水島海水浴場
ちょっとこの写真では”美しさ”が伝わらないかな・・・
その先には、原発銀座の”ナンバーワン” 「敦賀原発」
物々しい正門前を通り過ぎると、立石岬まではすぐ。
立石岬灯台へは一度も行ったことがないので今回は行ってみることに。
・・・止めときゃよかった
こんな感じの急な坂が約400mほど続き、途中から足が上がらなくなってきた・・・
汗びっしょり掻きながら何とか辿り着く
苦労した割には・・・
それでも、海と空の青さは素晴らしい!
このまま岬をグルっと回ることは出来ないので、一旦縄間まで戻って県道33号線で半島を横断する。
西側の海岸に出たらそこは有名な”水晶浜”だが、先に半島の先端へ向かう。
水晶浜からも見えるが、原発銀座の”女傑” 「美浜原発」
さらに奥へと進むと、これにぶち当たって行き止まり。
原発銀座の”女帝” 高速増殖炉「もんじゅ」
日本一無駄に税金を使っているであろう、正に”女帝”の名にふさわしい。
そういえば、この半島でテントを張ってキャンプしたことが何度かあるが、昼の海と同じく夜の星もそれはそれはキレイだ。
で、なぜか流れ星が異常に多く、イヤって言うほど見ている。
夜の世界は、堕ちて行く”スター”も多いというところか・・・
と、いつの間にかファインダー内に・・・
おいおい、わし今写真撮ってんねん!
ま、いっか・・・
これはこれで思い出に残るやろ。
よく見ると左前足の肘から先がちぎれてるし、右目も半分ふさがっている。
腹減ってるんやろうけど、食べ物は持ち合わせてないし
・・・って、ワシこんなんばっかやな(-_-;)
僕が歩き出すと一生懸命ついてくる。
砂浜を三本足で走り回ってるし・・・
タフな奴!
元気で頑張れよ!
が、集落はほんの少しだけで、東側に比べると少ない。
もちろん楽しいワインディングと抜群の景観で最高のドライブコース。
ドライビングを楽しむ「走り」も出来るだろうが、それをしようとは誰も思わないだろう。
半島を一周して国道27号線と合流したら美浜方面へ向かう。
美浜町郷市からは県道214号線へ。
この辺りにある松原海水浴場にも何度か遊びに来ている。
その先で久々子湖にぶつかり、湖に沿って少し走ると三方五湖レインボーラインの入り口だ。
三方五湖レインボーライン
三方五湖レインボーラインは、福井県三方郡美浜町笹田から三方上中郡若狭町海山に至る、延長11.2kmの有料道路である。
どこの有料道路も似たような感じだが、料金所を過ぎると、とりあえず標高を上げていく。
それほど急勾配ではなく、ヘアピンはほとんどないが低中速コーナー中心で路面状況も良い。
まずは右手に日向湖が現れる。
空にはトンビが舞っている。
少し先へ行くと、日向湖と水月湖を左右に観れるポイントもある。
梅丈岳(三方富士)山頂には展望公園があり、駐車場からリフト・ケーブルカーで登ることが出来る。
”天空の庭園”にはバラ園や五木の園、誓いの鍵や恋人の聖地などもあり、三浜町側展望台からは五湖全部を望むことが出来る。
頂上より若狭町側はヘアピンがグンと増え低速コーナー主体となる。
路面状況は相変わらず良くて走りやすい。
右手に世久見湾を眺めながら下って行き、下りきった辺り、水月湖畔で有料区間は終わり。
どこの景勝地でも同じだろうが、今回は時期的にちょっと中途半端やったかな?
常神半島
有料道路終点で交差する県道216号線を左折し、常神半島へ向かう。
県道216号線は常神半島先端まで到達する唯一の道路で、ここが通行不能となった場合、常神の集落は陸の孤島となってしまうようだ。
今度は左手に世久見湾を見ながらの快適走行だが、小川海水浴場を過ぎた辺りから道幅は1~1.5車線平均となりペースはガクンと落ちる。
海水浴場もいくつかあるが、それほど大きな砂浜はなく断崖や入り江主体で、敦賀半島とはまた違った趣だ。
ほぼ海岸線に沿っての道路なので地図で見た感じ以上に距離があり、思ったより時間はかかる。
先端まで行くと常神の集落が広がり、民宿や旅館なども立ち並ぶ。
常神岬灯台まで行こうとするが、道順が分からない。
ひなたぼっこ!?をしていたおじいちゃんに尋ねると、
「灯台までは40分ほど掛かる。でも帰りは早くて15分ぐらい」だと。
立石岬灯台への悪夢が蘇る・・・ 1日2回の登山!?はさすがにちょっと、 ということで今回はパス。
ここの名物は”いかの活き造り”だ・・・ というのは帰ってきてから知った。
これは美味いぞ~ 喰いたかったなぁ♪
他にも「かに」「ふぐ」はもちろん、「ぶり」や「クエ」なんかも地元名物のようだ。
一度泊まりに来たいゾ!
さてと、来た道を引き返す・・・
と、道端に「おサルさん」が!
多少近づいても逃げようとしないし、さらに子ザルの姿も!!!
まあ・・・ なんてのどかな所だ♪
レインボーライン入り口付近から、今度は水月湖~三方湖に沿っての湖岸ドライブ。
そして国道162号線に合流し、やはり三方湖に沿って走る。
と、この辺りは「梅」の産地のようで、梅林が延々と数kmの間続く。
いかにも美味しそうな”うなぎ屋”があったので喰っていこうと思ったら営業時間外だった。
しかも夜は営業していないらしい。
確か三方五湖特有の”うなぎ”がいたはず・・・ まあ、これも次回におあずけということで。
国道27号線に戻ってからはバイパスで敦賀市内へ。
「日本海さかな街」へ立ち寄り、物色する。
欲しいのは「ボタンえび」「しまあじ」あたりか・・・
しかし今日は昼過ぎ辺りから何か微熱っぽい感じで、魚を捌くのも、エビの殻を剥くのも面倒で気が乗らない。
どうせ今飯食ったんでは、家帰っても腹減ってないやろうし。
結局、何も買わずに海鮮丼(ネタ10種)を食べた後は、来た道をのんびりと帰っていく。
今日は動物に縁がある日だった。
水晶浜で「いぬ」、常神半島で「さる」、とくれば次は「きじ」でしょ。
「きびだんご」持ってれば、絶対に現れたはず・・・
などと、しょーもないことを考えながら
19:00帰宅
走行距離 えーっと・・・
とりあえず、冷蔵庫にあるもので軽くビールを煽るが、2~3時間もすると腹がGU~
やっぱり「ボタンえび」「しまあじ」買ってくればよかった・・・(-_-;)
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