今回のドライブ・ツーリングは、「富士山スカイライン」へ。
富士山の裾野から上がる日の出の写真を撮りたいので、夜明け前には着きたい。
さらに、翌日は土曜日な上、天候も芳しくないようなので出来るだけ避けたいところ。
というわけで、木曜日の仕事が終わった後、寝る暇なく22:30出発。
高速嫌いの身なので、国道23号線~名古屋市を抜けた豊明市からは国道1号線・東海道をひた走ることになる。
昨年、久し振りに岡崎市までは走ったが、そこから先は15年以上振りの走行となる。
予想としては、ほぼ全線バイパスが通っているのではないかと・・・
で、走っていて腹が立ったのは、バイパスが通っていない豊明市~豊橋市の区間での信号のタイミング。
信号待ちから”青”に変わり、走り出すと2~3つ先の青信号がすでに点滅しだす。
これが延々と続く・・・
夜中の暴走車を抑制させる目的なのだろうが、ちっとも先に進まん!
なんとか豊橋市を過ぎ、愛知県~静岡県の県境を超えた先の潮見坂にはちょっとした下りのワインディングがあったのだが・・・
ここもバイパスによって、元有料道路だった浜名バイパスと繋がっていた。
そこから先は完全にバイパスのみでの走行、市街地は避けて走れる。
今回は富士市までだったが、東京までずっとこんな感じなのかな!?
富士川を越え、富士市から富士大通り~国道139号線へ。
富士宮市街を抜けると、信号はほとんど無くなる・・・ が、時刻は3:30を過ぎた。
富士パノラマライン
富士パノラマラインは、山梨県南都留郡山中湖村平野から静岡県富士宮市麓・朝霧高原に至る、国道138~139号線の通称である。
朝霧高原付近から、うっすらと闇の中に浮かび上がる富士山。
「ヤバイ! 日の出に間に合わなかったらシャレにならん!!」
ここからは怒涛の走りで、先行するトラック群をパスしていく・・・ 3台連なっていてもお構いなし!
幸い、九十九折れというほどのワインディングではないので、さほどの苦労はなかったが・・・
本栖より国道300号線・本栖みちを走り、なんとか4:00過ぎには本栖湖の、富士山とは対岸の場所に着いた。
国道300号線と、県道709号線との分岐点だ。
すでに5~6台の三脚がスタンバッている・・・ そそくさと準備をし、4:10頃からの撮影。
本栖湖より
で、完全に明るくなってから気付いたのだが、朝日は左手の山の斜面から上がってきた・・・
裾野から上がってくるのを撮りたかったのに(T_T)
他に数人居たので、てっきり皆も同じ目的でここに居ると思ったのだが・・・
気を取り直し、本栖湖を一周してみる。
湖岸一周の県道709号線は1.5車線平均の狭い道だが、キャンプ場やテント村などの施設もあり、これからのシーズンは賑やかになることだろう。
富士山を観ながらBBQをして、のんびり魚釣りなんてのも悪くないな。
国道139号線・富士パノラマラインに戻り、富士宮方面に向かう。
と、こんな景色がいきなり!
南アルプスの冠雪
素晴らしい!!
朝霧高原付近より県道414号線にて田貫湖に行ってみる。
ここはダイヤモンド富士で有名な湖だ。
こっちだったら、富士山の斜面から昇る朝日を撮影できたかも・・・ う~ん、下調べ不足(-_-;)
ここもキャンプ場や休暇村、ふれあい自然塾など湖岸は充実している。
白糸の滝まで戻ったら、国道469号線で御殿場市へ。
白糸の滝は、時間が早すぎてまだ駐車場が開いていなかった・・・
国道469号線だが、信号も無ければ店も無い・・・ ってな感じで走りやすい道。
ただ路面は荒れているところが多い。
それよりも他車の運転が無茶苦茶!
どいつもこいつも、ブラインドコーナーで先が見えないのにもかかわらず、追い越しを掛けるかける・・・
さすがの僕でもそんな無茶はしないぞ!
地元の車で、時間的に通勤帯だと思うが、ちょっとやりすぎだわ(-_-;)
そして御殿場市からは県道23号線・富士山スカイラインの始まり。
富士山スカイライン
富士山スカイラインは、御殿場市中畑~富士宮口二合目~富士宮市山宮に至る、21.5kmの周遊区間と、
富士宮口二合目~五合目に至る、13kmの登山区間 に分かれた総延長34.5kmのドライブウェイである。
少し行くと、陸上自衛隊東富士演習場の広大な施設が現れる。
施設の周りは当然柵で囲われていて、柵越しによく見えるのだが写真はちょっと撮りづらいかな。
そのまま進むと延々演習場が続き、目的別の入り口がたくさん・・・
だが真正面に・・・
途中から県道152号線に変わり、水ヶ塚を過ぎるといよいよ登山区間・・・ なのだが、ちょっと寄り道。
南富士エバーグリーンライン
南富士エバーグリーンラインは、 静岡県裾野市須山にある、延長8.6kmの有料道路である。
料金所を過ぎ、しばらく行くとこんな景色が。
だが、それから先は視界が広がるポイントもほとんどなく、有料区間はほんのちょっと。
有料区間が過ぎても適度なワインディングは続き、林の中を気持ちよく走ることはできる・・・
が、わざわざ料金を払ってまで来るほどのものでもなさそう。
ここからの富士山は、宝永火口が眼前に迫る荒々しさも観せてくれるが・・・
富士山スカイラインに戻り、いよいよ登山区間へ。
元料金所付近ですでに標高1400m強だが、木々は普通に色付いている。
と、ブラインドコーナーの先に
これは爽快だわ♪
道端にはタンポポも♪
標高が2000mを超えてからは、葉っぱの無い木々とヘアピンが多くなってくる。
そして五合目 標高2400m ・・・現在、自家用車で行ける日本最高地点
吹雪いてる!
しばし絶景に見惚れる・・・
さて、降りるベ・・・ と、霧!?
じゃなくて、雲の中を走ってるの!? ・・・どっちも一緒やし!
すっかり雲を被ってしまったみたいで、この後山頂を拝むことはできなかった。
桜が・・・
元料金所からは県道180号線~72号線で白糸の滝へ。
この区間も信号はほとんどなく、新緑がキレイで気分よくドライブできる。
白糸の滝は本来なら滝壺のすぐ傍まで行けるのだが、遊歩道の整備!?の為か、上の方から見下ろすしかできなかった。
音止の滝
白糸の滝
三脚持ってくれば良かった・・・
さて、あれっきり富士山は顔どころか姿も現してくれない。
とりあえず朝霧高原まで行き、道の駅「朝霧高原」でしばらく様子を見ていたが、なんだか晴れる気がしない。
「富士山観れんのやったら、もう帰ろうかな・・・」
そう思いながら来た道を引き返していたら、「富士花鳥園」なるものが。
「ちょっと時間潰すか・・・」
鷹かな?
ぺんぎんや小動物とのふれあい、餌やり体験、ふくろうや鷹のショーなんかもやっているみたいで、なかなか面白かった。
ショーは観てないけど・・・
「さて、どうしようかな・・・」 と、施設を出たらなんと、「ふじやま」がくっきり!
・・・ということで、行ってきました
富士芝桜まつり
ほんの10分ほど前までくっきり観えていた富士山がまた雲の中へ・・・
なんてタイミング!なんて幸運!!
この後、日が暮れるまで二度と顔を出すことはなかった・・・
帰りは白糸の滝から県道75号線~国道52号線で清水市興津へ。
次回はこのルートでアクセスするとしよう。
後は、国道1号線・東海道をひた走る。
行くときは夜中だったが、帰りはちょいちょい渋滞に捉まりつつ、眠い目をこすりながら、
22:30帰宅
走行距離 約830km
最初は富士五湖まで周って、富士スバルラインも走る。
最後は山中湖で夕景を観るつもりだったが、そんなに時間はない・・・ また行く理由ができた!?
何度でも行けるところだな♪
地図と連携していないのでコースイメージが全くわかならい。(T_T)
走った軌跡は全て文章にて書いているつもりですので、できればマップを横に置いて読んでもらえると助かります。
メインタイトルである「絶景街道」や、オススメのルートマップは表示しますが(過去の記事も少しづつ修正しています)、家を出て~帰宅までの軌跡を全てマップ表示するまでは考えていませんのでご了承くださいm(_ _)m
これからもよろしくお願いします。