九州の絶景スポットの一つ、熊本県阿蘇郡産山村「山吹水源」。
雑誌に紹介されていた写真を見て一目惚れ ♡
朝方、「かぶと岩展望所」「阿蘇スカイライン展望所」で雲海を拝んだ後、「池山水源」に行ってみたが・・・
陽の光が足りなかったのか、イマイチの光景・・・ とっとと「山吹水源」へ向かいましょ ♪
県道11号線・やまなみハイウェイから県道40号線~すごく丁寧な案内表示に従いアクセス。
付近には「池山水源」「扇棚田」「ヒゴタイ公園」などの景勝地もあるゾ ♪
山吹水源
山吹水源は、熊本県阿蘇郡産山村産山のくじゅう連山麓にある湧水池である。
毎分30tもの水が湧き出ており、水温は恒温13.5度。原生林に囲まれた水源は、産山村の隠れた名水である。
駐車場から560mほど歩く・・・
約10分の森林浴&散策の後、鬱蒼とした森の中にポツンと現れたのは、思ったより小さめな神秘の池。
写真を見ても、対岸が写ってなければナニがナニやら・・・ 浮草がなかったら水面がどこかさえ分からん (-_-;)
水面に・・・
周囲の樹々たちが映り込み、ナンともいえない不思議な世界を作り上げている。
久住や阿蘇周辺にはたくさんの水源があるが、これほど映り込みを楽しめる水源は珍しいかも・・・
久住の山々に降った雨は、阿蘇や久住の火山噴出物の未固結層に時間をかけて滲み込む。
滲み込んだ水は、その下にあるさらに古い久住の火山泥流の硬い地層で止まり、その上を流れていく。
そして、未固結層の切れ目で”湧水”として地表に湧き出てくる・・・ らしい。
水面の反射を取り除くと・・・
池の底がハッキリクッキリと見えるほどの透明度・・・ ってか、ホントに水はそこにあるのか!?
焼酎とグラスだけ持ってくれば、氷は無くても水だけ足して飲めるよな ♡
水は延々と湧き続けるので焼酎はナンボあっても足りない・・・ 困ったな (^_^;)
ホントに楽しいなココ ♡
ちなみに、池山水源は27万年前~9万年前、阿蘇山の大噴火によって生まれた阿蘇火砕流堆積物の亀裂部に貯留した地下水が源と言われている。
一方、山吹水源は九重火山群の飯田火砕流堆積物からのもの。出所が違えば水質、味も異なるはず。
まろやかな軟水の池山水源に対し、山吹水源はやや硬めで、すっきりクリアな味わいらしいが・・・
イワナかヤマメの稚魚も・・・
すっきりクリアな味わいが好みらしい ♡
水面にいるアメンボの波紋!? 以外に波紋が多くて手持ちの撮影は大変だった (^_^;)
水源から下流約2kmにわたって、カヤ、イロハモミジ、コナラなど樹齢100年を越すような大木たちと山の草花たちに囲まれている。
湧水池を囲む樹々の中には紅葉樹も多いので、秋は水面が茜色に染まるシーンも楽しめそう ♪
秋にまた来よう ♡
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