中国の桜の名所の一つ、山口県山口市「徳佐八幡宮」
山口県山口市阿東の、ほぼ国道9号線沿いなのですぐ分かるだろう。
分かりやすい地名でいえば、津和野~長門峡の間になる。
山口市内ではあるが、市街地からはそこそこ離れている・・・
参道沿いを彩るのは”ソメイヨシノ”ではなく、珍しく”枝垂れ桜”がメインということで、行ってきました♪
枝垂れ桜・・・ いいよな~♡
平安時代末期の1182年に、大内満盛が宇佐八幡宮より徳佐八幡宮を勧請したことに始まる。
過去に2度の火災があったものの、1788年に藩主の毛利綱広により再建・改築。
参道の”徳佐桜”は、”枝垂桜”と”彼岸桜”を混植した全国でも珍しい桜並木だったそうだ。
錦帯橋を訪れた後に向かったので、着いた時にはそこそこ人が歩いているが、まぁしゃあない・・・
徳佐八幡宮は西日本でも随一の枝垂れ桜の名所。
鳥居から社堂まで370mほど続く参道があり、その両側には130本のシダレザクラが咲き誇る。
桜といえば”ソメイヨシノ”というのが定番だが、こっちの方が好きかも・・・♡
ソメイヨシノの参道はナンボでもあるが、枝垂れ桜の参道は珍しいよな。
こっちの方が”品”がある気がする・・・
来年もまた来てしまいそうな予感♪
文政8年(1825年)に大阪より「ひがん系シダレザクラ」として取り寄せ、氏子有志によって植栽された。
昭和9年には名勝徳佐桜として国の指定を受けるものの、老木となりその木の多くは枯死することとなり、そのため昭和31年に指定を解除されてしまう。
桜には和服がよく合う♡
現在は地元の有志によって従来の種だけでなくソメイヨシノなどを補植し、また老木から接木によって増殖することで”徳佐桜”となるよう努力を重ねる。
そして昭和47年に阿東町指定となり、1度は死ぬ寸前までいったものの、地元の方の手入れにより復活した。
白系の枝垂れ桜は咲いていたが、ピンク系の枝垂れ桜はまったく開花してなかった・・・
ビミョーに品種が違うってこと!?
ピンク系も満開になった頃にはどんな景色になっていることだろう・・・
桜名所・お花見情報
例年の見頃 | 4月上旬~中旬 |
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夜桜・ライトアップ | あり |
桜祭り | あり 4月7日(日) |
売店 | あり(売店は桜の期間のみ) |
公衆トイレ | あり |
開園・閉園時間 | 24時間 |
アクセス情報
スポット情報
スポット名 | 徳佐八幡宮 |
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住所 | 山口県山口市阿東徳佐中3673 |
交通アクセス | 【電車】JR徳佐駅から徒歩約5分 【車】中国道小郡ICから約1時間中国道鹿野ICから約35分 |
お問い合わせ | 083-956-2526 |
駐車場 | あり |
URL | 公式ホームページほか、関連サイトはこちら |
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