九州の雲海の名所の一つ、鹿児島県姶良郡湧水町「魚野フライトエリア」。
伊勢エビ漁解禁(9月1日)に伴う”伊勢えび祭”で宮崎県の日南海岸に行くつもりだったが・・・
えびの市の、とある旅館でもやってるということでそちらへ行ってみた(ついでに雲海を観たいがために)
九州道・えびのPAまで走って来た時点では、雲海は期待できそうにない様子!? に思えた。
不貞腐れて!?仮眠 (-_-)zzz 目を覚まして走り出すと・・・ あらら、霧が出てるよ!
慌てて「魚野フライトエリア」まですっ飛ばす! もちろん視界は時々真っ白になるが・・・ (怖)
魚野フライトエリア
魚野フライトエリアは、鹿児島県姶良郡湧水町川西魚野にあるパラグライダーのテイクオフ場である。
周囲が開けていて、眼下にえびの市、湧水町の加久藤盆地と霧島連山の山々を一望できる展望スポットだ。
秋から春先にかけて、盆地に発生する雲海を日の出とともに拝める。
なんとか夜明け前には到着、10数人ほどのカメラマンがスタンバっている・・・
夜明け前
これは霧島連山の北側、えびの市方面・・・ 雲海は発生しているが、ちょ~っと寂しい状況かな。
もう少し”量”が欲しいところだな、街灯りが透けた感はほぼないし・・・
国道221号線のループ橋の街灯もよく見えるのだが、写真ではイマイチ分からんな (^_^;)
だんだん明るくなってきた
明るくなってくるにつれ、雲海も広がってきた・・・ おー、イイ感じやん ♪
えびの市から湧水町にかけて雲海が漂っている ♪
夜明け前には乏しかった雲海が、日の出前後から急速に発達したというのは今までも何度か体験している。
日の出
さらに広がってきた雲海・・・ うん、これぐらいあれば十分画になる ♡
加久藤盆地は、湧水町~えびの市~小林市にかけて広がる東西約15km、南北5kmのカルデラ性盆地である。
盆地の北はカルデラ外輪山である矢岳高原、南はカルデラ南縁に形成された霧島山に挟まれている。
ちなみに、火山学的には”加久藤盆地”、歴史的には”真幸盆地”、今は”えびの盆地”と呼ばれるようだが。
日の出方向を向いてるため
当然逆光になるのだが、日の出直後ならまだまだ光量は少なく、眩しさはさほど感じられない。
ただ、雲海の立体感もそれ相応にしか観えないが・・・
ある程度、日が昇ってくると
眩しいのはしょうがないとして、雲海の立体感がナンとも素晴らしい!
朝日に照らされて色づく雲海も、この時間ならではのモノ ♡
しばし見惚れる・・・
なんだか荒波に揉まれる島々に見えなくもない・・・
川内川が左(東)から右(西)に蛇行していて、その上に発生した水蒸気が雲海となって広がっているわけだ。
宮崎県内の川で、西に流れて東シナ海に注ぐのはえびの市の川内川だけだ。
いやぁ~ 楽しい ♡
太陽が正面でなければ、雲海が薄れていくまで変わりゆく表情を楽しむのだが・・・
あと1時間半ぐらいは十分楽しめそうだが、本日はここまで。
近くにある「矢岳高原」も気になる。
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