日本絶景街道を走る!

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湯布院日田往還

今回のドライブ・ツーリングは、「湯布院日田往還」へ。

夜明けに合わせて3:30に出発はするが、今回はこれといった”日の出ビューポイント”があるわけではない。
しっかり下調べをすれば無いこともなかったのかもしれないが、日の出よりも湯布院に発生する朝霧(雲海)を「狭霧台」から望むつもりでいた。
BGMは、大黒摩季、小柳ゆき、坂本冬美、中島美嘉、女子十二楽坊・・・ 歳がバレるやん♪

大分自動車道を甘木ICで降り、県道8~33号線で筑後川堤防道路へ向かう。
朝倉市山田付近で国道386号線へと合流し、夜明ダムを過ぎたら夜明大橋を渡って国道210号線へ。
時間には余裕があるのでのんびりと走らせる。

大分自動車道・湯布院IC付近で県道216号線へと進路を変えたなら、県道11号線「湯布院日田往還」へと自然につながっていく。
(※そのまま国道210号線を走行しても少し先で県道11号線と交わるのだが、そのあたりの詳細は後ほど)
ここで前を走る軽バス(軽自動車のワンボックス)がやたら速い!
いや、冗談抜きでコーナリングスピードがスゴイ! その車体で!? 悪い夢にしか思えない!!
ムキになって追いかけてたら、上り2車線になった所であっさり進路を譲ってくれた。
こういう姿勢は素晴らしい! 遅いやつに限って進路を譲ろうとはしないのはホントにムカつくし。
「ありがとう♪」のハザードを出して先に行く。

で、「狭霧台」を見落としてしまう・・・(-_-;)
結局、城島高原パークまで来た所でクルマを止めて地図を見直す・・・ とっくに通り過ぎてるやん!
朝霧は出ていなかったので「まぁ、いっか♪」
そのまま「湯布院日田往還」拠点の別府市へ向かう。
途中でキレーなオレンジ色の輪郭がくっきりとしたお日様が昇ってきているが、これといったビューポイントが見つからず、今回は日の出の写真はありませぬm(_ _)m

 

湯布院日田往還

湯布院日田往還は、大分県別府市小倉から、由布市湯布院町の県道11と216号線の交差点までに至る、延長約17kmの県道11号「別府一の宮線」の通称である。
日田往還という名称が入っている以上、県道11、216号線のそれぞれが国道212号線と交差する地点までを終点としてもいいような気がするが・・・

そのまま県道11、216号線、どちらを走ってもワリと近い所で国道212号線にぶつかるので、ここでは敢えてどちらかを「湯布院日田往還」と位置付ける必要もないかと・・・ ということで、双方の交差点を終点とした。

 

別府市内で軽く日の出を拝み、「坊主地獄先」交差点より湯布院へと向かう。
別府市内はこんな感じだった(ネット上の写真をお借りします)

周辺は温泉の湯煙があちこちで立ち上がっており、硫黄の香りが漂う温泉天国らしい雰囲気。
大分自動車道・別府IC入口を過ぎれば、結構な上り勾配となって山間部へ突入。
時折ヘアピンも出現する低中速コーナー中心のワインディングロードで、ヘアピンに限って「中央分離帯」が設置されているというちょっと珍しい峠道だ。

上り車線は約8割が2車線となっており、遅い車にペースを乱されることもなくマイペースで走ることができるのは嬉しいところ♪。
が、こちとら「道」の写真を撮らなければならないので「画」になる景色とクルマを止められるスペースを探しながらの走行・・・
とはいっても、一般人に煽られるようなことは滅多にないのだが「大分ナンバー」恐るべし!
ガンガン煽られてくる・・

ここは別府~湯布院を結ぶメインロードで、地元の人たちにとっては生活道路でもあるわけだし、ここを毎日走っている人も当然いよう。
そうなればコース上の各コーナーの”R”なんぞは全部頭に入っているわけだ。
他車の走りを観察していてもそれは読み取れる。
そういうクルマが後ろについたときは、素直に進路を譲って先に行ってもらう♪

途中には「別府ロープウェイ」があって「鶴見岳」へとアクセスでき、四季折々の景観を楽しむことができる。
特に春先の桜やミヤマキリシマには興味がある。
今は営業時間外だが、あとで登ってみる・・・ かもしれない。
城島高原を見渡せる場所が1~2箇所あったようだが、クルマを止めるスペースが無い・・・

城島高原パークまで上がってくると・・・

わずかに由布岳(標高1583m)が顔を見せる(う~ん、ちょっと霞んでるな)

そしてさらに約3kmほど登ると一気に視界が拡がってくる。

 

 

 

 

 

 

 

登ってきた方向は・・・ こんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

逆光にススキが映える、っていうか、もうそんな季節なんや・・・

ここからちょっと先には「由布岳登山口」があって、この辺りが峠付近となるはずなのだが、ここには峠の名前が無いの・・・!? こういうのは「峠」とは言わないの!?
ちなみにこの地点が「湯布院日田往還」の最高地点で、標高は776mとなる。

そして今回のメインディッシュを味わえる区間に突入!

・・・なのだが、ちょっとした脇道があったので行ってみる(雨乞牧場へと向かう道)
ほぼ1車線で、時折離合スペースがある程度の細い道。
一旦、景色を眺められる限りの最高地点まで上ってみる(とはいってもほんの数分上っただけ)
ところが、ここからの眺めは絶品!

 

 

 

 

 

 

 

由布岳の麓を縫う道がいかにも”絶景道”!
「狭霧台」もいいけど、ここから観る雲海もいいんじゃないかな?
一度は雲海狙いで訪れる必要があるな・・・

それなりの時間になると、この道を上がってくるクルマも予想外にいたのはビックリだが・・・
こういう道を走るのであればクルマでもバイクでも「オフロード車」がいいんやけどな~
誰か1台買ってくれんかな~

そして少しずつ下っていく・・・

 

 

 

 

 

 

 

いや~、この脇道は絶対に走るべき!

そして本線に戻り、のんびり下っていく。

 

 

 

 

 

 

 

地元の人にとって生活道路のワリには路面の荒れはほとんど無く、適度な”R”のコーナーが続く・・・
こんな道が通勤路だったらどんなに幸せか♪

終点から県道216号線へ

ただ、この景色が拝めるのもここから数百メートル程度で、後は普通の林間道路が金鱗湖付近へと続く。

ここで一旦引き返し、終点地点から県道11号線を走ってはみるが、なんてことない村落風景と見下ろす湯布院の街並みを楽しむ・・・ ぐらいか。
ここを走った人はおそらくこの後「やまなみハイウェイ」へと向かうはず。
ならば、県道216号線を走った方がルート上つなげやすいのと、途中で湯布院に立ち寄るとしてもこっちのルートの方
がおススメかな♪

 

特に写真を撮りたいと思わせる風景があるわけでもなく、そのまま国道210号線へと合流した後、再び県道216号線にて復路だ。
朝方、件の軽バスがかっ飛んでいたのはこの区間。

で、進路を譲ってもらったのがこの辺り。

 

 

 

 

 

 

 

その時はまだ真っ暗で、こんな景色の中を走っていたとは夢にも思わなかった・・・
そげなことしとるけん「狭霧台」ば見落とすっタイ!

更に上っていく

 

 

 

 

 

 

 

往路と復路ではやっぱり雰囲気が違う

 

 

 

 

 

 

 

この時間になっても視界はスッキリせず、朝靄なのか薄曇りの雲の中なのか・・・ なんか透明度が低い!
※帰ってきてから分かったことだが、この日はPM2.5やら光化学オキシダントの濃度が高かったらしい。

春先じゃあるまいし、この季節にまさかコイツらにこんな思いをさせられるとは・・・
クソ中○のせいで四季折々の絶景をまともに味わえやしない(--〆)
春先なんか特にそうで、出かけようと思って遠景を見ても霞んで見えやしないので出かける気にならん!!


 

 

 

 

 

 

 

よその領土ばっかり狙っとらんで、絶景をぶち壊しているPM~その他をなんとかしてくれませんか~ (--〆)


 

 

 

 

 

 

 

 

先ほどの「由布岳登山口」まで上がってきたところで小休止。
さて、別府で地獄めぐりでもするか、それとも湯布院の街中を散策するか・・・

少々悩んだ末、湯布院に立ち寄って街の景観や小洒落た店や物品やらをスナップしてみようということに。
・・・そう思っていたのだが、平日のワリにはけっこうな観光客が歩いていてその気は失せた(-_-)
多少の人通りはあったほうが雰囲気は出るが、もっと早い時間帯で人通りが少ない時にまた。
(ネット上の写真をお借りします)


 

 

 

 

 

 

 

由布院駅前通りや湯の坪街道、そして金鱗湖などをブラブラとするのも良い。
”レトロ”もテーマに町通りを再現した”やすらぎ湯の坪横丁”や、”湯布院昭和館”、英国のコッツウォルズ地方の村を再現したという”湯布院フローラルヴィレッジ”など見どころはたくさん!
コロッケやロールケーキなどの人気店もあり、ソフトクリームからピザ、スペアリブまで食べ歩きも十分楽しめるし、猫カフェまであったゾ!

 

街歩きを断念したのはいいが、相変わらず視界が悪く景色は楽しめそうにない。
今から別府まで行くのも・・・ ということで、ここからは単に走りを楽しむことに♪

県道216号線~国道210号線にて水分峠へ。
そして再び県道11号線へと進路を変えれば・・・ そう、「やまなみハイウェイ」だ。
しばらくは中速コーナー中心の林間をリズミカルに走り抜ける。
以前、「やまなみハイウェイ」ツーリングで日の出を拝んだ「蛇越展望所」に立ち寄る。

PM2.5、その他のせいで・・・・・・・

朝日台からはお馴染みの絶景を堪能しながらの快適走行・・・ やろ!? 多分。
牧ノ戸峠を越えれば阿蘇の広大な風景が・・・ クソッ!!
これから先、日本では風景を堪能することは出来ないかもしれない(-_-)

阿蘇市内から県道45号線へ、そして国道212号線へと進路を変え南小国町へ。
理由は、「ミルクロード」編で「マゼノミステリーロード」から国道212号線へ合流し、南下した時の景色が良かったので交差した地点より北側も観たかったから。
それと、南小国の「そば街道」で蕎麦でも食べようかと・・・

結局、マゼノミステリーロードと国道212号線が交差した地点より北側はほとんど見どころはなし。
普通にワインディングロードを楽しむには十分だが・・・

そして県道134号線と交差する少し手前で案内表示に従って右折するとすぐに「そば街道」へ。
これといった下調べもしていないので、そば街道発祥の元となった店”戸無のそば屋”へ行ってみた。


”ざる蕎麦”単品で十分なのだが、最低でも数品の小鉢が必ず付いてくるお品書きしかない。
一番安くて2000円の”箱そば”なるものを注文。

シンプルに”蕎麦”の味を堪能したいのだが、余分に付いてくる3品の甘~い小鉢がそれを邪魔する。
味そのものは十分美味しかったが、2000円払ってまで再び訪れたいかというと・・・ ???
ここ以外にも十数軒の店舗があるので食べ比べをすれば気に入ったお店が見つかるかもしれない。

 

さて、後は帰るだけ。
国道212号線へ戻り、杖立温泉を経由して日田市へ。
国道210号線へ進路を変え、朝辿って来た道を戻っていく。

 

17:00 帰宅
走行距離 430km
燃費 15.8km/l

 

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