今回のドライブ・ツーリングは、「石鎚スカイライン」へ。
19:30に出発し、松山・小倉フェリーの発着場である北九州市小倉北区へ向かう。
コンビニに寄ったり、G.Sでガス補給したりしていたためか、乗船開始5分前に到着!
係員に乗船券を渡そうとしたら見当たらなくて、結局、シートの横に落ちていたという一幕も・・・ (-_-;)
後に起こる”悪夢”の前触れだったのかも・・・ 😈
乗船後はビールをかっ喰らって・・・ ZZZ
浅い眠りで何度となく目を覚ましながら、定刻通り5:00に松山市到着。
この時間から現地で行動できるというのが大きく、陸走だとわずかな睡眠で走ってこなければならない。
とは言え、すでにお日様は顔を出しているのでこの時期だと日の出は拝めないが。
松山市街を走りながら国道33号線を高知市方面へと向かう。
松山ICを過ぎて砥部町に入ってしまえば、ここから先は快走路になる。
途中で、国道は自動車専用道路・三坂道路(無料)へと枝分かれするが、そんなものには興味なし。
表示上は国道440号線となる旧道へと進むと・・・ ほらね♪ 楽しいワインディング♡
低速コーナーは少ないのでアベレージも高い。
久万高原町で県道12号線へと進路を変え、しばらく走ると・・・
なんかスゴイ大きな岩!?が道沿いにあって、景勝地に違いない! と思いながらも結局寄らずじまい(-_-;)
こんな所だった・・・ 「古岩屋」
”前期中新世(約2000万年前)の地層が残る奇岩で、岩肌には岩松、セッコク、ウチョウランなど貴重な植物が自生している。秋には紅葉が岩の周辺を彩り、壮大な礫岩峰と紅葉のコントラストを目にすることができる”
・・・ ということだ。
この道ならまたいずれ通ることもあろうから、そのときに寄り道するとしよう。
道なりに走って県道212号線と交差し左折すると、少し走った後、国道494号線との重複区間になる。
この辺りから面河川沿いになり、キレイな清流を見ながらのドライブ♪
当然だが、この辺りでも”面河ブルー”の片鱗を魅せてくれる。
そして重複区間から単独の県道12号線へと進めば、その先は面河渓と石鎚スカイラインの入り口となる。
国道494号線と重複してから~ だったかな!? ~ここまでの区間は”もみじライン”と呼ばれているようで、道沿いにはたくさんのモミジの木が並んでいた。
いつかまた秋に訪れるのが楽しみ♪
さて、石鎚スカイラインを走る前に、先に面河渓を散策しよう。
面河渓
仁淀川上流の(上流域のうち愛媛県側を面河川と呼ぶ)約9.6kmにわたる渓谷で、周囲を四国山地の高峻な山々に囲まれ、入口付近で標高650mに達する。
V字谷となっており、早瀬、深淵、瀑布が連続する国の名勝。
近年、その青く透明な川の水が話題になり注目を集める仁淀川、その上流、石鎚山の山麓にあるのが面河渓だ。
”仁淀ブルー”と呼ばれる神秘の水はこの面河渓に端を発する。
2つある遊歩道の拠点となるのが「五色河原」
橋を渡らずに真っ直ぐ行くと、紅葉高原、虎ヶ滝など見どころが多数ある本流ルート。
橋を渡って左方向へ行けば、布引滝などの見どころや、閑静な鉄砲川沿いをのんびりと散歩できる鉄砲ルートがあるが、今回は本流ルートのみの散策で。
渓泉亭・面河茶屋の横を通って歩きだす・・・ あ~、すでにいい感じ♪
すぐに小さな橋があり、対岸へ。
途中では河原に降りていける場所もチョイチョイあるので、水に触れることもできるゾ。
遊歩道からだけでなく、河原から観るとまた違った景色に♪
「紅葉河原」
ちょっとした水深があるとホントにキレイな青い色・・・ (・_・)
例えるなら・・・ バスクリン!? ちゃう! ブルーレット!? ちゃうちゃう!!
アホか! そないなもんと一緒にすな!!(-_-;)
ただ単に「きれいな水」、では済まされない神秘的な魅力がビシバシ・・・
遊歩道脇に目をやると、長~い美脚の蜘蛛がいた・・・ わかるかな~!?
所々に屋根付きの休憩所も用意されているので、お弁当持って1日滞在するのもよいかと♪
夏は避暑、秋は紅葉狩りでのんびりできそう♡
「下熊淵・上熊淵」
ちょ~キレイ♡ かなり水深のある淵だともう真っ青! っていうか、日陰で深すぎると色はわからんが・・・
真夏に淵めがけて飛び込んだら気持ちよかろうな~
再び橋を渡ると虎ヶ滝はもうすぐ
この辺りには当然、ヤマメやイワナが住んでいるのだろうが、青い水を飲んでいるお魚たちはやっぱり・・・
って、魚って水飲むのかな?
「虎ヶ滝」
下の方に比べると、この辺りはまだまだ新緑感バリバリやな♪ 緑がちょ~キレイ♡
透明度はもちろん抜群なのだが、なぜにこんな色になるんだ?
ここから先へも行ってみたが、山肌は崩れているわ、手作り感満載の木梯子で登ったり降りたり・・・
とうとう肩で息をしだして汗だくになったので、河原に降りて面河ブルーを手ですくいゴクゴクと♪ うまか~♡
こういう所に来ると飲み水に苦労しないからいいよねぇ~♡
ここからは登山の装備が必要な感じで、誰もが気楽に散策できるのは「虎ヶ滝」まで。
さて、それでは戻っていきましょうか。
お日様が顔を出してきて、面河ブルーに新緑がいい感じに映っている。
太陽光が当たるとまた違った見え方になるよなぁ。
西日本最高峰・霊峰石鎚山の奥深くには、ここが日本かというような幻想的なブルーの楽園が広がっている。
”仁淀ブルー”と呼ばれる青い水は季節によって見え方が変わる。
天候やその日の水の流れ方によって変わるようだが、一般的に8月の終わりから1月頃までが最も青い見え方をするらしい・・・ 紅葉の時期はもっとキレイってことじゃん!
さて、お次は石鎚スカイラインへ♪
石鎚スカイライン
石鎚スカイラインは、愛媛県上浮穴郡久万高原町若山・面河渓の入り口から同県西条市西之川丁・石鎚山登山口の土小屋へ至る、延長約18kmのドライブルートである。
西日本最高峰である石鎚山(1982m)の南側にあり、面河渓入り口の関門から、土小屋遙拝殿のある土小屋まで一気に駆け上がるドライブルート。
昨年の10月にも紅葉を観に訪れたのだが、土砂崩れ等により全面通行止めとなっていた。
晴れて、この4月27日より通行止め解除となったが、数ヵ所では片側交互通行(6月30日まで)となっている。
上り始めて間もなくすると、さっそく谷を挟んで向かいの山並みを眺めながらのドライブとなる。
そして道沿いには名もない小さな滝が多く、この後もいくつかお目見えする。
いやぁ~、爽快だね♪
道路状況は申し分なく、低速~高速コーナー入り混じった走りがいのある道だ。
もちろん、かっ飛んでは意味がない。周りの景色を楽しみながらのんびりと♡
新緑の緑も逆光や斜光でさらに輝く!
秋の紅葉の時期になるとこれ以上に絶景となるんやろな~ やべっ、ヨダレ出てきた(-_-;)
「長尾尾根展望台」からは、向かいの山肌に「御来光の滝」を遠望することができる。
ちなみに、この展望台付近から歩いて御来光の滝まで行けるようだ。
もちろん、まるっきり登山道であり、まずは谷に向かって300mほど下り、そしてその後は当然登ることに♡
途中では何度か川を渡らなければならず、3時間ほど掛かるという・・・
滝の上流が面河川の源流になるっちゅうことやもんな、行ってみたいけど・・・ 余命宣告と同じやな(-_-;)
途中では唯一の駐車場であるこの場所から、上ってきた方向を観ると・・・
まぁ、どっちを向いても雄大な景色が広がる・・・
下界の葉っぱはすでに若々しさを失くしてきているが、標高1000m以上だと新緑真っ盛りって感じ♡
このブログの写真はほぼ標準ズームレンズ1本で済ませているのだが、「御来光の滝」はさすがに遠くて、標準ズームレンズではまったく物足りない。
というわけで一応買ってはあるが、まだ一度も出番がない望遠ズームレンズ 55-200mm(といっても、35mm換算で82.5-300mm程度だが)に出番が回ってきたようだ。
※ ちなみに、この4月から使用カメラを変更して、現在は FUJIFILM X-T2 を相棒としている。
すぐそばに階段があって、もう少し見晴らしの良い展望所がありそうなので、とりあえずは日陰に駐車するべく駐車場内で車の移動を試みる。
そしてトランク内でレンズの交換をし、さてドアをロックしてから行きましょか♪
・・・? ・・・?? クルマのキーが無いゾ???
トランクの中!? まだドアはロックしていないので車内からトランクを開けて探すが・・・ 無い(-_-;)
カメラバッグや手荷物、果てはトランク内も手当たり次第に探すが・・・ 無い(-_-;)
車内は勿論、クルマの周辺等もくまなく探すが・・・ 無い(-_-;)
そこへ話しかけてきた、”広島”ナンバーのキャンピングカー2台の旅人たち。
少しお喋りした後、事情を話すと4人掛かりで一緒になってキーを探してくれたが・・・ やっぱり無い(-_-;)
ちなみにワタクシは、ここ30年以上の間、キーを閉じ込めたことも失くしたこともありませぬ。
全くもって、意味解らん!
移動距離はドアからトランクまでの数歩だけ・・・ 通常ならトランクを開けた後はすぐにポケットに入れる。
トランクの中に置くようなことはしない。
っていうか、移動距離2~3メートルでキーが消えてしまったって・・・ どゆこと???
さらに悪いことに、僕の携帯が”圏外”!
(これは後に、駐車場内でも端っこの見晴らしのいい所に移動すれば”圏内”になった)
というわけで、件の”広島”ナンバーの方々にお世話になりながらロードサービス(結局JAF)を呼ぶハメになる。
”キーの閉じ込め”ではなく、”紛失”になるため全部自腹となりまーす♪ とのこと。
しかも現場で合鍵を作成するため、それなりの技術者が必要(JAFからの依頼)。
近くても松山からしか来れないと言う・・・ ここまで約1.5~2時間は掛かるやろな。
クルマをロックできない以上ここから離れるわけにもいかず(離れたところで行く所もない山道の途中だが)、待つ間やっぱりキーを探していたのだが・・・ それでも見つからない(-_-;)
あと考えられるのは、カラスかサル、もしくは霊? の仕業!? 墓参り行っときゃよかった・・・
1.5時間ほどで到着したキー・レスキューの人は30分程度で合鍵を作ってくれた。
聞けば、昔、10年ほど福岡市に住んでいたという・・・ これもまた運命なのかな。
ちなみに、料金は・・・ 合鍵数ヵ月分・・・
よっしゃー!、ふっかーつ!! 時刻はすでに15:00前。
とりあえずは続きを・・・ ここから先、道沿いからの景色はさらにパワーアップ!
標高を上げるにつれ、さらに視界は広がっていく♪
天気もサイコーなので新緑と青空の対比が素晴らしかぁ♡
あれれ、終点である土小屋までは、あとナンボもなかった・・・
ここから石鎚山の山頂まで、尾根伝いに約4.6km、およそ2時間半の登山ルートの起点になる。
石鎚山山頂からのご来光、それは見事なものらしいが、登山者のみが味わえる特権だな。
石鎚神社・土小屋遙拝殿、そしてロッジやレストハウス、国民宿舎もあるので食事や宿泊もできるゾ。
ただ、石鎚スカイラインは夜間通行止めである・・・
本来ならここから町道・瓶ヶ森林道へと向かい、よさこい峠から県道40号線へ。
そして長沢ダムや大森川ダムを経由して(行けるのかどうかは分からないが)安居渓谷と中津渓谷を訪れる予定だったのだが、まぁ時間的にはムリだろうな。
この辺りに宿泊するつもりなら日没までまだ時間はあるが・・・
というわけで、復路を走る。
同じ所を往復するわけだから、景色的には大差ないんじゃない? と、思われるが、これが違うんだよねぇ♪
どこの道を走ってもいつも思うことだが、往路と復路は明らかに景色が違う・・・ 不思議っちゃ不思議。
想定外の出来事に遭った為、今日楽しみにしていた予定の一つ(さらにもう一つ)をパスせざるを得ない状況になってしまったが、お陰様で「石鎚スカイライン」は往復することができた。
本来、できることなら”絶景街道”は往復して景色を余すこと無く伝えたいと思っているので、結果オーライ? と言っていいのかな!? んなわきゃぁない(-_-;)
まぁ、後々考えるとこの辺りで宿泊するべきだったとも言えるのだが、この時はなんせ”岬サバ”が喰いたかったので・・・ てへっ。(”サバ”なんて福岡で喰ってるでしょうが!)
というわけで!? 一目散に八幡浜へ向かう。
県道12号と国道494号線の重複区間を戻って行った後、県道212~国道33~380~379~56~197号線と繋いで八幡浜へ。
道中は大洲市街がちょっとペースダウンするぐらいであとはほぼ快走路♪
ただこの間、宿を確保するために何度同じホテルへTELを掛けたことか (-_-メ)
今回は八幡浜のビジネスホテルと佐田岬半島の民宿との二択だったのだが、佐田岬半島は明日走るしなぁ。
”岬サバ”を喰いたいなら松山市で宿泊するのが無難なようだが、街中は嫌いだし・・・
ちなみに、道中の内子町や大洲市にも観光スポットはあったようだが、すどおり~♡
八幡浜のビジネスホテルにチェックインし、早速近所の居酒屋さんへ♪
「サバありますか?」「すいませ~ん、今日は入荷していないんですよ~」 ・・・怒、怒、怒!
なんのためにかっ飛んで来たんだ!?
だが、ここでは両隣の人たちや大将と一緒に、楽しいひと時を過ごさせていただきました♡
大将もすごくいい人で、すごく好感の持てるお店でした♡♡
結果的には”岬サバ”は喰えなかったわけだし、それなら久万高原町で一泊して、翌朝「安居渓谷と中津渓谷」を散策してから佐田岬半島へと向かった方がBESTだったようだが、まぁ、今更言ってもしゃぁなかろう・・・
明日の早朝から安居渓谷と中津渓谷を訪れるのもアリだが、往復するだけで3時間以上。
散策するなら・・・ 止めとこか(-_-;)
ブツブツ考えながら就寝・・・ ZZZ
18:30チェックイン
走行距離 忘れた・・・
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