今回のドライブ・ツーリングは、「メルヘン街道・麦草峠」へ。
8月に「群馬行き 水温上昇トラブル」があった際、帰り道に通ったのだが素通りしただけ。
あらためて出掛けようではないか。
夕方から一眠りして出掛けるつもりが、まったく眠れない。子供と一緒やな・・・
で、予定より早く22:30出発。
いつものルートで国道19号線・中山道に出るが、今回は茅野市経由なので国道361号線にて伊那市へ。
高遠城址公園付近より国道152号線へ。
茅野市からは国道299号線(通称メルヘン街道)を走る。
メルヘン街道
メルヘン街道は、茅野市湖東新井から南佐久郡佐久穂町畑を結ぶ、延長約38kmのドライブウェイである。
蓼科高原から北八ヶ岳を横断し八千穂高原を通る美しい景観からドイツ・メルヘン街道に因んで名付けられた。
途中の麦草峠(標高2127m)は、国道としては日本で2番目に高い所を走る峠だ。
このまま行っても早く着きすぎるので、麦草峠を上り始めてあまり標高を上げないうちに一眠りすることに。
標高2000m超えたらさすがに寒くて寝れないでしょ!?
・・・ それでも寒くて目が覚めた(+_+)
5:00頃から上り始め、頂上を少し超えて佐久穂町に入った辺りにある「白駒池」へ。
本日のメインディッシュで、今年最初の”紅葉”を堪能しようと思って選んだルート。
ちなみに、この時期”紅葉”を堪能できるポイントとしては、標高2000m付近。
白馬、上高地、乗鞍、御嶽 等々・・・
念の為、長袖を2枚着ていく。
まずは、”もののけ”が出てきそうな苔だらけの森
雰囲気あるな~
白駒池 標高2115m 標高2000m以上の湖としては日本最大の天然湖
こりゃあイイ♪
まあまあ色付いてるんじゃない!? では、しばしご堪能を・・・
赤と緑のコラボ!
いや~、紅葉はやっぱいいわ~♪
”赤”が一番好きな色の僕にしてみればニタニタするばかり(^。^)
早朝のため風もなく湖面は凪状態、お陰で水鏡がバッチリ! たのし~!ヽ(^o^)丿
毎年、何度となく訪れたいほどお気に入りの場所となった・・・
さらに少し下って行くと、前回通り過ぎただけの時に気になってた存在「日本一の白樺群生地」の看板。
行ってみると・・・
八千穂高原
これまた見事!
ホントに隙間なく群生している。200haの敷地に50万本の白樺が植生しているらしい・・・
他にもいくつかの池があったりして、ハイキングやキャンプにはいいのでは?
って言うより、暑くて汗びっしょり。ここでTシャツに着替える。
僕のツーリングは「絶景街道」がテーマ。
「道」も紹介せねばなるまい、と、一旦佐久穂町へ下りていく。
佐久穂町麓から上っていくと、しばらくは別荘地が続く。
道に栗がいっぱい落ちていて、おばちゃんが一生懸命拾っていた。
コーナーはバラエティに富んでいて退屈はしないのだが、路面は決していい状態ではなく、走って楽しい道ではない。
展望が開ける所も
通常、麓付近は緩いコーナー主体で、標高が上がるにつれだんだんヘアピンが増えてくる・・・ が、一般的な峠なのだが、ここはそれが逆になっているような印象を受ける。
茅野市側もそんな印象だった。
標高を上げるにつれ、赤い葉っぱもちらほらと・・・
頂上付近は・・・
そして、国道で2番目に高い標高を通る麦草峠。
標高も2000mとなると、周りの木々の表情も変わってくる。
峠付近は平坦な高原状になっていて、そこから茅野市側のしばらくは高原を走っているような感覚を覚えるのだが、視界が広がる所は少なく、さして景色がいいとは言えないかも。
独特の景観かな
森林の中を、時折遠くの山並みをちらっと眺めつつ走る感じは、時期を選べばそれなりのドライブコースとはなるだろう。
赤いのもチラホラ
唯一の展望台 日向木場展望台 からは、南八ヶ岳~南・中央アルプスまでが展望できる。
雲が多くて・・・
中腹辺りまでは電柱も電線もないのが救いか・・・
(写真を撮っていて、これほど邪魔な人工物は無い <`ヘ´>)
直線もある
茅野市側の麓も別荘地となっていて、佐久穂町側よりも規模が大きかった。
麓付近には「横谷峡」があり、いくつかの滝を含んだ変化のある景観を楽しめるようだ。
紅葉の名所であるらしいが、まだ時期早々だろう。機会があればまた・・・
※ 「横谷峡」の近くにある「御射鹿池」だが、2021/7/22に「蓼科スカイライン」編で訪れたので追記しておく。
「御射鹿池」
上空には雲が覆って、残念ながら・・・ ん!? それでも穏やかな水面には周りの樹々が写り込んでいる ♪
晴れてればもっと映り込みもクッキリとしてただろうが、まぁ上等でしょ (^o^)
熊本県産山村の「山吹水源」を思い出した・・・
周囲のカラマツ林は季節ごとに大胆に色を変え、れぞれの季節の風景を静かな水面が映し出す。
標高1,500mの山の中にある風光明媚な池だが、実は農業用の溜め池で、酸性が強いため魚などは生息できない。
ー ここまでが追記 ー
峠付近は曇り気味で、時折太陽が顔を出す感じだったが、下界に下りると暑いぐらいの天気!
今下りてきた山を見ると、やはり頂上付近は雲が掛かっていた。
さて、これからどうする?
ビーナスラインは目の前だが、去年の9、10月に来ているのでここはパス。
帰り道に寄っていけそうな所、ということで開田高原からの御嶽山を観に行くことに。
前回走っていない 倉越パノラマライン を走ってみよう。
来た道を戻り、国道19号線から361号線へ。
開田高原から先の、九蔵峠からの御嶽山は・・・
ん~、びみょ~
頭半分だけ出ている・・・ でも雲の切れ目からの太陽の光芒がいい感じ♪
県道20号線から倉越パノラマラインへ。
倉越パノラマライン
倉越パノラマラインは、長野県木曽郡木曽町三岳の霊峰ライン(白崩林道)神王原から分岐し、寒原高原を通って県道20号線に至る、延長?kmのドライブロードだ。
名前は立派だが、林道レベルの狭い道で急こう配。
だが数か所は展望が広がる所があり、こんな景色が眺望できる。
こりゃすげえ、確かにパノラマラインだわ・・・
眼下には開田高原、遠景には乗鞍、中央アルプスの雄大な景色が広がり、もちろん御嶽山も間近に見える。
冠雪の時期だともっといいだろうな・・・
(帰ってきてから知ったのだが、この辺りも紅葉が素晴らしく、もうちょっと後で来るべきだった)
帰りの道端で・・・
県道20~473号線で国道19号線に戻り、
家で待つチビ猫のために急ぎつつ
19:30 帰宅。
走行距離 730km
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