南アルプスエコーラインは、長野県飯田市上村下栗・下栗の里から同市上村・しらびそ高原へと至る、延長約14kmのドライブロードである。
3000m級の南アルプスの山々を眺望できる山岳ドライブコースで、隕石クレーター内を走る区間もある。
概要
下栗の里までのアクセスは、飯田市南信濃木沢下中根付近や飯田市立 上村小学校横から。
しらびそ高原へのアクセスは、国道152号線・地蔵峠や国道152号線と矢筈トンネルの交差点付近からとなる。
日本のチロルと呼ばれる下栗の里の集落を抜けた、高原ロッジ下栗からしらびそ高原へと向かう林道御池山線の通称であり、途中には現在日本で唯一、国際的に隕石クレーターとして認められている御池山隕石クレーターがある。
視界が開ける区間も多く、間近に観る南アルプスの展望はこの上なく素晴らしい。
ツーリングレポート、こちらも是非ご覧ください → 南アルプスエコーライン
起点となる下栗の里
下栗の里は、南アルプスを望む飯田市上村の東面傾斜面にある標高800m〜1,000mの地区である。
最大傾斜38度の傾斜面に点在する耕地や家屋は、遠山郷を代表する景観を作りあげている。
しらびそ高原へと向かうと、道路は平均1.5車線程度で決して広くはないが、路面状況はさほど悪くもなく、交通量が少ないのでのんびりと景色を楽しむことができる。
尾根を走る区間もあって、展望は良い。
時折1車線区間も現れ、落石もあったりするため、間違っても「走り」を楽しむコースではない。
御池山クレーター
隕石衝突による痕跡が日本で初めて確認された唯一のクレーター。
長野県飯田市(旧上村)内、
南アルプス南部の御池山(1905メートル)付近に位置する。
地形の中を遊歩道が通っており、実際にクレーター内を散策でき、展望台からも一望できる。
隕石クレーターの直径は約900mで、直径45mの小惑星がおよそ2~3万年前、御池山南東斜面に衝突したと推測され、現在、御池山の尾根沿いを中心にクレーター地形の約40%が残っている。
この辺一帯はそうなのだが、観てもピンと来ない。
もっと高い位置から見下ろせば、なんとなく面影はあるかもしれないが・・・
夏は避暑地として爽快な気分で、もちろん秋には紅葉を楽しむことができる。
しらびそ高原は標高1,918mの山岳景勝地で、眼前に広がる南アルプスに加え、北アルプス、中央アルプスまで望める高原は「アルプス展望台」と呼ばれている。
宿泊施設、宿泊の他、軽食レストラン、おみやげ売店、日帰り入浴も利用でき、オートキャンプ場もある。
標高が高く、人工の灯りがほとんど影響しない地であるため、天体写真を撮影するカメラマンの聖地でもあり、全国有数の天体観測の拠点として、奥茶臼山、尾高山、御池山などへの登山、散策の拠点としても利用できる。
ツーリングレポート、こちらも是非ご覧ください → 南アルプスエコーライン
住所・地図
長野県飯田市上村下栗・下栗の里~同市上村・しらびそ高原
利用案内
冬期は閉鎖 ⇒ 交通規制情報-飯田市 交通規制情報-南信州ナビ
初めまして、長野県の工業高校生です。研究の参考資料としてこちらの写真を一部使用してもよろしいでしょうか?お返事をお待ちしております。
返事遅くなってすいませんm(__)m
どうぞどうぞ、ご利用ください♪