中国の紅葉の名所の一つ、島根県松江市「由志園」。
前日は数か所で”雲海”を堪能し、その後「足立美術館」へ。
その後「玉造温泉」にて宿泊し、今朝は朝食をしっかりいただいた後に出発。
だって開園は9:00だし ♡
朝が早いワタクシのツーリングでは、なかなかしっかり朝食を摂ることができないからねぇ・・・
こういうときぐらいしか、朝ゆっくりできんとよ・・・ 旅館、ホテルの朝食はホント美味しいのに (-_-;)
山陰自動車道・松江玉造IC~松江JCT~松江だんらん道路・西尾IC~県道260~338にて大根島へ。
あとは案内表示に従い進むだけ。
由志園
由志園は、島根県松江市八束町波入・中海に浮かぶ大根島にある日本庭園(池泉回遊式庭園)である。
松平不昧公の茶の湯の文化が息づく雲州出雲の地に「和」「寂」「趣」「彩」というコンセプトのもと、8年の歳月を費やして作庭された。
牡丹、花菖蒲、紅葉、寒牡丹など四季折々の花々と緑に彩られた山陰最大級の池泉回遊式日本庭園だ。
高麗人参の生産地としても有名で、雲州人参ミュージアムを併設する。
まずは「編笠門」がお出迎え
前日の「足立美術館」とは打って変わって、今日は期待できそうな雰囲気 ♪
このまま池の周りを左回りに散策しよう。
「紅葉橋」
すぐに”紅葉橋”が現れ、その先では色とりどりの葉っぱ群が「早よコッチ来いや~」って言ってる・・・
池には鯉が悠々と泳いでらっしゃった ♪
右手の方に行けば「寒牡丹庭園」もあるのだが、今回は”紅葉”に的を絞ってお届けする。
いきなり霧が出てきた!?
ちょっとビックリしたが、どうやら演出の一つらしい・・・
いいね~、早朝の霧を纏った森を彷彿させる ♪
何となく・・・
少し時期が早かった!? 的な感もなくはないが・・・
それでも足元には落葉した真っ赤な葉っぱもいっぱいあるし・・・ 紅葉の見頃も難しいよな (-_-;)
由志園の日本庭園は”出雲の國の箱庭”として、奥出雲の鬼の舌震、斐伊川の豊かな流れ、宍道湖の水面、中海の岩礁や水面に映る霊峰大山、弓ヶ浜を表した州浜と美しい白砂青松庭など、庭園各所で出雲の風景を模してある。
「雌滝」・・・
この辺りに「雌滝」があったようだが、気付かずにスルー (^_^;)
あそらくこの水の流れの上流にあったんだろうが、まったく気付かんかった・・・ てへ ♡
この景色に・・・
霧が現れ・・・
こうなる・・・
数十分置きに噴霧されているようで、美しい風景に幻想的な雰囲気をもたらしてくれる。
夏なんかは清涼感があっていいだろうな。 実際、少しでも涼しくなるのは間違いないだろうし ♪
ただ、噴霧装置はもう少し景色に溶け込ませてほしかったな・・・ ちょっと目立ちすぎ!
「牡丹の館」「牡丹庭園」では年間を通して牡丹を楽しむことができる。
もちろん写真も撮ってあるが、今回は紅葉オンリーで ♪
大根島は周囲を海に囲まれた地形で千年以上にわたり放牧が盛んだった。
その結果生まれた肥沃な黒ぼく土を活かし、およそ250年前から牡丹と高麗人蔘の栽培が行われている。
「赤橋」
やっぱり庭園には”赤い橋”がよく似合う ♡
池に映り込む紅葉群と、地面に広がる落葉群(意外と落葉も多いな)がまたいい味出してるし ♪
橋の上から
いいタイミングで霧が・・・
橋の上からの景色がまたイイ ♡
渓流を模した光景や、苔むした岩肌、ゴツゴツした荒々しい岩の配置がなかなか絶妙・・・ さすがやな ^_^
そして演出としての”霧”はやっぱりあった方がいいね ♪
橋を渡って
反対側(橋の右側)からも写真を撮ってたのだが、なんかイマイチなのばっかやった・・・
景色が悪いわけではなく、ワタクシの撮り方が悪かっただけです m(_ _)m
「竜渓滝」
そそり立つ溶岩の山から流れ落ち、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)が昇る姿にも見える!?
下流の池を挟んで雄滝を見ると、築山の稜線が、大根島から見る大山の稜線を描いている・・・ らしい。
「枯山水庭園」
ここだけ観ると「足立美術館」みたい・・・
たしかにぱっと見キレイなんだが、なんかキチッとしすぎてイマイチ好きになれない (-_-;)
歩きながら・・・
ドコを向いても・・・ ホント楽しめる ♡
あれっ!? 「雄滝」なるものもあったようだが・・・
「雌滝」同様、この記事を書くまで知らなかった・・・ 園内マップもらってなかったのかな!?
そういえば、マップ見ながら歩いた覚えはないな (-_-;)
「溶岩庭園(自然石)」
ここにも滝っぽいのがあるけど・・・ 水の流れと紅葉がまた画になるなぁ ♡
ゴツゴツした溶岩が足元に敷き詰められ、苔生した様相がジブリっぽい。
園内にある4つのお食事処と2つの喫茶を利用しつつ、一日中楽しめる庭園だ。
個人的には「足立美術館」よりこっちの方が断然好き ♡
一年で最大の牡丹の見頃を迎えるゴールデンウィークには、三万輪の牡丹の花が池を埋め尽くす「池泉牡丹」が登場する。
これ、絶対観たいよな・・・
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