日本絶景街道を走る!

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UFOライン

今回のドライブ・ツーリングは、「石鎚スカイライン」と「UFOライン」へ。

西日本最高峰の”石鎚山”と西日本で2番目に高い”剣山”を訪れる予定。
今シーズン初の紅葉を拝みに行くのだ! うふふ♪

いろいろ調べた挙句、朝5:00着の「松山・小倉フェリー」で四国へ上陸することに。
小倉を出港するのが21:55なので、19:00過ぎには家を出て”酒と肴”を買っていざ出陣!
さっさと乗船して酒盛りをするつもり・・・ ちなみに、このフェリーは1日1便のみの運行。

ところが、ターミナルに到着したら「予約がないのなら”キャンセル待ち”扱いになる」という。
このフェリーの客は荷物を積んだトラックが9割方らしい。
いやいや、現時点での予約状況で載れるかどうかぐらい分かるやろ!
まぁ、「今までそれで載れなかったことはほとんどない」ということなので無問題でしょ♪

無事船に乗り込むが、21:00よりトラックから乗船開始で乗用車は最後・・・
そして消灯時間は23:00・・・
急ピッチで!? 一人酒盛りをして就寝。
途中でデッキに出て夜景を観てみたが、寒くて寒くてすぐに部屋に戻ってきたことは誰にも言わない♪

 

船内アナウンスで目を覚まし下船準備。
そしていよいよ四国本土へ上陸し、まずはコンビニへ寄って○✕○✕。
身体も軽くなってまずは松山自動車道・松山ICへ向かう。

今回のメインディッシュは「石鎚スカイライン」であり、おまけの「UFOライン」なのだが、双方を通して走れるためどっちからアプローチするか直前まで悩んだ。
結局、山肌で影になりにくいであろう東側の”UFOライン”から先にアプローチすることにした。
朝日の逆光はけっこう写真に影響するし・・・
ということは、松山(西側)に上陸しながら、西条(東側)までわざわざひとっ走りしなければならない。
だが結局、この選択が後々結果オーライとなるのだ・・・ 悪い意味で(-_-;)

松山自動車道・いよ小松ICで降りたら、国道11号線を東へ。
県道142~12号線で石鎚登山ロープウェイへとアプローチすることもできるのだが、今は営業時間外なのでまたの機会に。
国道11号線から交差する国道194号線へ進路を変え、南下する。
寒風山トンネル(無料で通れる一般道路の道路トンネルとしては日本一5,432m)を抜けたらすぐに左折。

 

UFOライン

UFOラインは、高知県吾川郡いの町桑瀬 から愛媛県上浮穴郡久万高原町若山に至る、延長約25.8kmのいの町道・瓶ヶ森線の通称である。

標高1300~1700mの尾根沿いを縫うように走り、西日本一の高所道路で雲の中を走ることも度々。
UFOの目撃情報が多いことでも知られ、雄大な峰の眺めを楽しめることから、通称「UFO(雄峰)ライン」と呼ばれる。
遮るものが無いため土佐湾や瀬戸内海をも遠望でき、四国山地の山並みを一望する絶景のドライブコースとしても知られ、瓶ケ森、伊予富士、東黒森、西黒森の山頂が拝める上、最短でそれらの頂上に至る登山口もある。
また、吉野川源流の碑や四国山岳碑や加茂川源流地点がある。
11月末から4月中旬までは冬期通行止めとなる。

UFOラインの起点までと、さらにそこからしばらくはよくある普通の林道で杉林を中心とした鬱蒼とした狭い道が続く。
が、標高を上げていくにつれ、徐々に人工的ではない自然の景色に変わっていく。

 

 

 

 

 

 

 

道路脇にはちょっとした小さな滝もちょいちょい見られる。

全線1~1.5車線の狭い道だが、離合ポイントは多々あるのでさほど気にすることもないだろう。
だんだん木々の葉っぱに色が目立ってきた。

杉林は早々に姿を消し、いよいよ視界も拡がり始める♪

 

 

 

 

 

 

 

道路脇だけでも十分楽しめるほど♪

時折、険しい山肌も魅せてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

手彫り感満載のトンネルもあり、

その上は・・・ あらキレイ!

 

 

 

 

 

 

 

ただ、天気予報とは裏腹に、目線よりちょっと上方付近は霧が覆っていて景色の一部を隠している。

山肌を駆け下りる雲!?

 

 

 

 

 

 

 

風は強いし雲は激しく流れているし、とにかく寒くてかなわん!
薄めの防寒着は持ってきているので我慢できないほどではないが、手がかじかんでくる・・・(-_-;)

だが、伊予富士(1756m)付近までくると景色が変わってくる!
「おお~っ!」

だが、時折こうなる・・・ (-_-;)

 

 

 

 

 

 

 

それでも反対側は・・・

東黒森山(1735m)付近では・・・ ハゲ山!?(ハゲちゃうわい!)と常緑樹と紅葉のコラボが素晴らしい!

 

 

 

 

 

 

 

こりゃ楽しいわ♪

自念子ノ頭(1702m)まで来ると更に一変!

 

 

 

 

 

 

 

この辺りが「UFOライン」のハイライトとなるであろう。
なんとなく「高ボッチスカイライン&鉢伏山スカイライン」を思い起こさせる風景だ。
この地方における森林限界なのかな?

この辺りから頂上まで登れる登山道もあるようだ。

もちろん今日はそれどころではない状況だが、ここからの景色も十分素晴らしい!

 

 

 

 

 

 

 

相変わらず曇り空なのがうらめしいが、雲間から射し込む光芒がいい味出してる♪

天気予報はいつになったら当たるんだ!?
でも、そのお陰で普段は観られないような景色が拝めるのも事実。

そしてこの辺りからしばらくは緩~い上り下りを繰り返し、ちょっと先へ行った辺りに吉野川源流碑がある。
西黒森(1861m)付近でも、沿道沿いの景色は相変わらず素晴らしい♪

 

 

 

 

 

 

 

瓶ヶ森(1896m)登山道もあり、瓶ヶ森頂上一帯は笹で覆われたなだらかな平原だ。

”もみ”や”つが”などの群生があり、白骨林がひときわ美しい景観を見せ、「四国のパノラマ台」と呼ばれる。
今回は散策していないが、写真を見る限り三重~奈良県に跨る「大台ケ原」のような雰囲気で、
「ぜひ夏に訪れてみたい♪」と思える場所だ。
今回は真っ白で何も見えないけど、まぁ、また来るわな♪

子持権現山(1677m)を横目に・・・ のはずが周囲は真っ白になってしまった!

が、しばらく走るとなんとか視界は確保!

 

 

 

 

 

 

 

シラサ峠まで来るが、「山荘しらさ」は現在耐震工事および施設の老朽化に伴う改修工事が必要となり、現在は営業していないということだ。
登山家や観光客には評判が良いらしく、重要な施設だったろうに・・・

伊吹山(1502m)を横目に「よさこい峠」まで来れば、吉野川沿いに高知方面へと向かう県道40号線・石鎚公園線と交わる。
よさこい茶屋もあって一休みするのにいいかも。

さぁ、UFOラインの終点まであと僅か・・・

 

 

 

 

 

 

 

そして石鎚スカイラインと交わる土小屋(終点)へ。

ここには国民宿舎やロッジなどの宿泊施設や食事ができる所もあり、石鎚山登山のためのベースとなっている。
ちなみに、ここから石鎚山山頂までは約2時間半・・・ (-_-;)

だが、石鎚山山頂からのご来光は・・・ ネット上の写真をお借りしますm(_ _)m

かなり補正はしてある写真だろうが、これは・・・ ぜひ観てみたい光景!
だが、登山をしないボクにはちょっとムリかも゚(TдT)
ちっくしょ~!!!

もちろん、ここからも石鎚山は拝める。

マイナーな場所だと思っていたが、思いのほか車の通行量が多い・・・ みんなよく知ってるわ(-_-)
ネット上では道幅の狭さが強調されていたようだが、普通車同士の離合ならそれほど神経質になることもない。
ここより狭い道はなんぼでもある。

さて、ここからは今回のメインディッシュ「石鎚スカイライン」を走って♪  のはずだったが・・・
台風の影響か!? 補修工事のため全面通行止め!
はぁっ!! どゆこと!?

ここでふと思い出した!
写真を撮っている間にボクを追い越していったクルマやバイクはもちろん、チャリンコのサイクリストたちともその後対面ですれ違っていたことを・・・
その時は深く考えずに「なんで”石鎚スカイライン”を走らずにピストンしてんのやろ!?」ぐらいにしか思っていなかった。
まったくの想定外であった”通行止め”

さらに思い出した!
ボクのツーリングはやたら”通行止め”に出くわすことを!!
そもそも今回のメインディッシュはこっちやったのにぃ~ !!!

 

つべこべ言っても始まらないので、ここから引き返すことに。
できれば、メインロードは往復して両方向からの景色を拝んでおきたい(現に、今までそうしている絶景街道は多い)という趣旨からは歓迎するべきことなのか!?
UFOラインの復路はこんな感じだ・・・ 説明はなく、ざっくりといきます。

 

 

 

 

 

 

 

予想はできるだろうが、往路とはちょっと違った景色となる。

 

 

 

 

 

 

 

当然だが、復路も当然美しい景色の中を走る♪

 

 

 

 

 

 

 

標高によって様々な表情を魅せてくれる感じ♪

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ終わりに近づいてきたかな・・・

上っていく時は段々色付いていく感じだが、当然ながら、下っていくと段々色褪せていく感じが面白いといえば面白い。

 

さて、この後どうするかだが・・・
寒風山トンネルから国道194号線を高知方面に向かって走り、「道の駅 木の香温泉」にて一休み。
とりあえず今日の宿を確保せねば! ということでビジネスホテルにTELを掛けてみる。
3軒ほど掛けてみたが全て空き部屋なし!
今日のハイライトの一つに、高知で”カツオのたたき”を食べる!
というのがあったのだが、諦めざるをえないか!?
高知がだめなら、西条(小さい都市のほうが取りやすかろう♪)・・・ やっぱりダメだった(-_-)

行き当たりばったりで何とかするなら、大きな街中よりも小さめな街のほうが良かろう。
都市部をウロウロするなんてめんどくさいし!
・・・ということで、180°ターンして西条市に向かうことにした。
カツオのたたきがぁ~ (T_T)

国道194号線と11号線が交わる所に早速1軒のビジネスホテルが。
「こんにちわ~、今晩部屋空いてますか?」 「空いてますよ」
・・・まぁ、いとも簡単に見つかった。
「この辺に美味しい魚を出す居酒屋さんありますかね?」 「飲まれるんでしたらタクシーの運転手さんに訊いたほうがよろしいんでは?」
などといった会話をしつつ、「ちょっとその辺をブラブラしてみて、また来ますね」と言って、伊予西条駅へと向かってみる。
駅周辺の店を15分ほど散策してみたところ、寿司屋はいくつかあったが、美味しそうな居酒屋は・・・
一応1軒のビジネスホテルにも当ってみるが空き部屋はなし。

どうせ寝るだけやし、さっきのホテルでいいか・・・
近所に「天然温泉 武丈の湯」なるものも見つけたし、ここで風呂入って居酒屋へレッツゴー。
ところが、「天然温泉 武丈の湯」は設備点検とやらで5日間お休みのまっ只中・・・(-_-)
仕方なくホテルへ戻り、タクシーを呼んで居酒屋へ。

タクシーの運ちゃん曰く「ここなら間違いないですよ」と、連れて行かれた店はメニューがなく、ショーケースの中のネタを選んで調理してもらう感じ。
「刺し身は何がありますか?」 「カツオ、カンパチ、サワラ、・・・」
とりあえず”カツオの刺し身”と”たたき”、それに”サワラの刺し身”も・・・

多くは語るまい・・・
これなら高知に向かって、途中でホテルを探しても良かったんじゃないかとも思えたが、今更言ってもしゃあない。
ホテルに戻って風呂へ入り、一杯やりながら明日のルートを確認。

本日のメイン「石鎚スカイライン」「高知のカツオのたたき」はどっちも不発だったなぁ・・・
などと思いつつ、10:00頃就寝

→ 「祖谷街道」へ続く

走行距離 250km  燃費 13.3km/㍑

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全国制覇がいつになるのかは分からないが、末永くお付き合いいただきたいm(__)m
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