今回のドライブ・ツーリングは、「平戸島・川内峠」と「生月島サンセットウェイ」へ。
5日前に一度行ってきたのだが、天候がイマイチのため中断になったリベンジマッチだ。
今回は、川内峠から日の出を観ようと、3:00に家を出る。
ルートは前回と同じ、国道202(西九州自動車道・有料区間は沿道を走り)~今宿バイパスへ。
糸島市二丈深江からは、二丈浜玉道路~西九州自動車道・無料区間へ。
片側1車線のため昼間はとても自分のペースで走ることはムリだが、夜中ならトラックさえもそれなりのスピードで走っている。
ただ、唐津市浜玉町までの路面はそこそこ荒れていて、快適とは言えない。
浜玉町からは、唐津市内・国道202号線バイパスと伊万里市方面・国道497号線(西九州自動車道・無料区間)へと別れ、路面は良くなる。
伊万里市方面へ向かい、現時点での終点・北波多で降りて県道50~国道202~県道52~32号線にて福島近くの国道204号線・唐津街道へ。
伊万里市内を避け、伊万里湾大橋を渡って臨海道路から再び国道204号線へ。
信号も少なく夜中の高速移動には持ってこいの道だが、昼間は大型車も含め交通量も多く、ダラダラとしか進まない。海際を走る区間も少なく、ドライブコースとは言い難いかな。
北松浦半島沿いに走って平戸市田平町からは国道383号線へと折れ、平戸大橋を渡る。
ー平戸島ー
平戸島が平戸市なのは分かるが、橋を渡る前の本土も平戸市なのはいかがなものか?
橋を渡って少し走ったら、平戸大橋バイパスから海岸線へ。
10分も走らないうちに、小さな「川内峠」への道案内がある。
集落の間を抜け、ちょっと狭めの道を上って行く・・・
そして、いきなり視界が開ける・・・ はずだが、まだ夜明け前。
川内峠
川内峠は、平戸港の南西約3kmにある標高267mの峠である。
穏やかな起伏の丘が続き、大草原が広がっていて、視界が開けてすぐの所に展望所・ビジターセンターがある。
ちょうど太陽の真下に平戸大橋が見えるのだが・・・
旅行先で観る夜明けは、また格別なものがある♪
さて、ここで少しREPLAYすると・・・
平戸大橋を渡って(これは先日、平戸・田平公園から撮った写真です)
こんな感じの道を上って来ると
いきなり視界が開けて
すぐ左に、駐車場とビジターセンターがある
ビジターセンターと道を挟んで向かいにある丘に上ってみるが、雲が・・・
かなり待たされた挙句、やっと晴れてきた!
とても島内の景色とは思えない・・・ (・o・)
2つ目の丘に向かう・・・ この先、更に2ヶ所の駐車場が用意されている。
そして2つ目の丘、川内峠
もちろん、360°のパノラマ! 九十九島や、遠くには壱岐・対馬までも眺望することが出来る。
満開にはまだ少し早いようだ・・・
それに、草原の緑もあと1ヶ月ほど後に来た方が、よりキレイだと思える。
周囲には遊歩道も整備されていて、お弁当持参で1日のんびりできそう♪
この素晴らしい景色を拝めるのは、ほんの2km弱の区間だけだが、本土ではなく”島”なのでムリもないだろう。
逆走だと、また少し違った景色になるので、それはそれで楽しめる。
ここは知らない人も多いかと思われるが、一見の価値あり!!!
さて、ここで5日前に聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂に訪れた時の様子を・・・
少し戻って市街地に入って行き、オランダ商館を観てから聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂へ。
1549年8月、日本に初めてキリスト教を伝えた「フランシスコ・デ・ザビエル」
最初に上陸した鹿児島から、ここ平戸をザビエルが訪れたのは翌年8月のことであった。
ザビエルは僅か2年余りの日本での布教の間に、ここ平戸を3度も訪れており、この地に特別な思いがあったであろうことが窺い知れる。
聖フランシスコ・ザビエルの3度の平戸訪問を記念して1971年(昭和46年)にザビエルの像が聖堂の脇に建てられたことから「聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂」とも呼ばれるようになり、その後、現在の名称に改められた。
聖堂内へ入ってみると、どうやら写真OKらしいので撮影していたところ、施設案内の人がお客を連れて来て、
「よかったら、一緒に説明聞いてもらって構いませんよ」と。
明日は「イースター・復活祭」やったかな?・・・だという。
そのため、年に1日、今日だけは祭壇の両サイドの灯りが消してある・・・ とかいう話だった。
偶然とはいえ、貴重な体験だ。
平戸市街を見下ろす丘の上に建ち、そのすぐ下の一帯には3つの寺院が立ち並ぶ。
つまり、下から上を見上げると・・・
寺院と教会のコラボレーションだ。
国道383号線に戻り、海岸線に沿って南下していく。
もちろん、途中では国道から外れて出来るだけ海岸線を走って行くし、平戸なので一応教会も押さえておく。
宝亀教会
教会からの眺め
津吉で一旦国道383号線に合流して、志々伎からは県道19号線へ。
橋でつながっている本土最西端の港、宮之浦港まで足を伸ばし、戻ってくる。
志々伎から今度は一般道と県道19号線を駆使しながら根獅子へと向かう。
どこを走っても、山が荒らされてなくてやたらとキレイ。
なんじゃこりゃ・・・ 思わず「おぉ~!」と声が出たぐらい!
ホントに海の色がキレイ!
根獅子~人津久にかけての約2km程の区間は、高透明度の海水と、遠浅白砂による絶景が待っている。
♪
夏場、太陽の位置がもっと上になると、さらに青みが深くてキレイだろうと思える。
もう少し高い所から見渡せる場所を探せばよかったかな・・・
この後は、まあごく普通の海岸線で特筆するような所は無く、生月島へ向かう。
コメント