「浜野浦」の地名は、急傾斜になっている海岸、緩やかな丘、入り江にある集落ということで名付けられたと考えられている。浜野浦海岸に流れ込む延長約2kmの浜野浦川によって形成された浸食谷に、大小283枚の田んぼが幾重にも連なる棚田だ。
この棚田ではほとんど「コシヒカリ」が栽培され、例年4月中旬から田んぼの水張りが始まり、5月上旬には田植えが終わる。この間、水平線に沈む夕日が海面と水田とをオレンジ色に染め、畦道が描く幾何学的模様と共に素晴らしい景観を生む。
水張り前には一面に菜の花が咲き乱れ、棚田を黄色に染める。
これはこれで美しいのだが、満開には少し早かったようだ・・・
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