日本絶景街道を走る!

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紀伊半島・熊野街道 前編

本日のドライブ・ツーリングは、「紀伊半島一周」へ。

前日夜、Yちゃんと酒を飲みながらの作戦会議。
どうせ行くなら1日じゃ足りるわけないし、一泊して和歌山県白浜~龍神温泉まで行っちまおう!
そして本州最南端や日本三大〇〇をいくつか拝んで来よう!

・・・ということで、4:00起床の4:30出発!
まずは国道23号線を南下し、途中から中勢バイパスを使い松阪市へ。

 

熊野街道

そもそも熊野街道とは、京から大阪を経て熊野三山への参詣に利用された街道の総称。
今では国道42号線の、三重県松阪市から和歌山県和歌山市までの海岸線を走る区間、延長約352kmの通称でもある。
まずは三重県松阪市小津町から和歌山県東牟婁郡太地町に至る、延長約167kmの区間を。

松阪市からは国道42号線・熊野街道へ。
何度も走っている道だが、街中を過ぎれば快適なドライブコースでもある。
さらに、ちょくちょくと”ゆずり車線”なるものが出現し、のんびり先行車をパスすることもできるし。
紀伊長島よりもうんと手前で夜が明けてきた・・・ 「道の駅・紀伊長島まんぼう」にてオシッコタイム。

ここから先はなんとなく、感覚としては海岸線を走るルートというイメージがないわけではないが、実際はこれより熊野市まではワリと山の中を走る山間コース。
途中には、そこそこ楽しめる峠もいくつかある。
で、大泊町~熊野市間のトンネルを抜けるといきなり視界が開ける。
熊野灘だ!
熊野灘

ここから先は海岸沿いのオーシャンビューとなり、右手には市街地が、左手には防風・防潮林がしばらく続く。

道の駅・ウミガメ公園」にて朝食。しらす丼
ナンちゃないこのしらす丼がまた美味いんだ・・・

 


この辺りは、ウミガメの産卵地として有名な所だ。
しかし鰻や鮭なんかもそうだが、地図もナビも無いのにちゃんと生まれた所に戻って来るというのがすごいな。

インフォメーションを見ていると、近くの山(大烏帽子山)からの眺めが結構いいみたい。
というわけで、散策してみる・・・ が、道が分からん!
地元の人らしき人に尋ねるが、地元の人も分からん!? どういうこっちゃ!?
山間にガードレールが見えているので、あそこまで行ければ、というところなのだが・・・

なんとか道を探し出して行ってみたけど
大烏帽子山

なんかイマイチ・・・

 

新宮市で”瀞峡”の案内標識を見つける。
”瀞峡”自体は知っていたが、熊野川沿いだとは知らなかった・・・ てへっ♡
こんな所だ
瀞峡

行ってみたい♪
瀞峡

 

 

 

 

 

 

 

いずれ訪れなければならない景勝地の一つだが、今は時期外れな面もあり、とりあえず今回はパス。
だけど、魅力たっぷりな所だねぇ・・・ こういう所好き♡

 

那智勝浦まで来たところで、「道の駅・なち」にて小休止。
が、なんと! 桜が咲いていた!! マジ!? 2月中旬だぜ・・・ (・_・;)
道の駅 なち

河津桜かな? 数十羽のメジロが一心不乱に蜜を吸っていた♪
道の駅 なち上手いこと撮れた!

 

 

 

 

 

 

 

こうやって見るとカワイイもんやな♡
確かにこの日は、防寒着を着ていると汗ばむほどの陽気だった。
でも、メジロは目の周りが白いからすぐに分かるが、”ホー・ホケキョ”は見ても分からんやろな・・・

すぐ目の前の交差点から、県道43~46号線にて那智川沿いに上っていくと、15分ほどで「那智の滝」だ。
駐車場から10分ほど歩いたら現れる。

 

那智の滝

那智山中の那智原始林にはいくつかの渓流があり、その渓流には60余に達する多くの滝が架かっている。
「那智滝」とは、本来は那智山の多くの滝の内、瀧篭修行の行場として扱われた48の滝(那智四十八滝)の総称であった。一般に那智滝として知られている滝はこれらのうち、「一の滝を指している。
那智の滝落差133m
銚子口の幅13m
滝壺の深さは10m

一段の滝としては落差日本一の名瀑

茨城県「袋田の滝」、栃木県「華厳の滝」と並ぶ、日本三大瀑布の一つである。

 

那智の滝

そこそこの落差はあるが、想像以上でもなく、特にこれといった感動はなかった・・・ う~ん(-_-;)
那智の滝

 

 

 

 

 

 

 

 

なんかこの辺りは苔が多く、鬱蒼とした感じが”もののけ”を伴いそうな感じも・・・
那智の滝

もう少し感銘を受けると思っていたのだが、日本一の落差133mという実感が薄かったのかもしれない。
そんなに高度があるようには感じなかったためか・・・ (-_-;)
日本三大瀑布やのに感動できなくてゴメンナサイm(_ _)m

 

国道42号線に戻り、那智勝浦の街中をしばらく走り、海岸線に出てしばらく走ると太地町だ。
今晩はここで一泊する予定だが、まだ時間が早いので、一旦素通りして”潮岬”を目指す。

串本までの区間、ちょっとした岬の部分は内陸を走るが、ほとんどは海岸沿いのオーシャンビュー♪
景観は抜群に良く、道は適度に曲がりくねっているし、天気は雲一つ無い・・・ 最高!
と、右コーナーを曲がるといきなり奇岩の群れが現れた!

 

橋杭岩

橋杭岩は、和歌山県東牟婁郡串本町にある奇岩群。同町の大字鬮野川小字橋杭の海岸から紀伊大島方面へ、大小約40の岩が南西一列におよそ850mもの長きにわたって連続してそそり立っている。
直線上に岩が立ち並ぶ姿が橋の杭のように見えることから橋杭岩と呼ばれ、干潮時には岩の列中ほどに附属する弁天島まで歩いて渡ることができる。橋杭岩
橋杭岩

 

 

 

 

 

 

 

 

その昔、弘法大師と天邪鬼が一晩で橋を架ける賭けをして、一夜にして立てたという伝説も伝わっている。
海岸からは橋杭岩の間から昇る朝日を見られるため、有名な日の出スポットにもなっている。

 

串本町内から県道41号線へ向かうと、すぐに串本大橋へと繋がるループ橋が見える。
樫野崎灯台へも行く予定だが、一旦素通りする。
この半島も、当然ながらキレイな海を眺めながらの快適ドライブコースだ。
そしてやって来ました

本州最南端 潮岬

潮岬は、和歌山県東牟婁郡串本町に属し、太平洋に面する岬。
北緯33度25分59秒東経135度45分45秒。本州最南端(クレ崎)に位置する。
日本でも有数の”台風銀座”であり、台風の位置を示す指標にされることが多い。
潮岬
潮岬

潮岬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか感慨深いものがあるな・・・
元々は島だったが、河口から流出する砂礫が沿岸流によって運搬・堆積して砂州が形成され、陸繋島となった。
潮岬

少し走った先から・・・
潮岬

 

 

 

 

 

 

 

 

そのままぐるっと一周。
途中には、串本町立・潮岬中学校(当然なんだが、ネーミングがすごい)が!
近くには、潮岬小学校もあるようだ。

 

国道42号線に戻って、「串本海中公園センター」に立ち寄る。
館内には、ちよっとした水族館やウミガメプール、マグロが泳ぐ水槽も!
串本海中公園 串本海中公園

マグロの写真撮りたいけど、コンデジじゃ無理!
動きが速~い!! じっとしてて!!! ・・・いやいや、止まったら死ぬし(-_-;)

そして海中展望へ。
串本海中公園
串本海中公園 串本海中公園

自然の姿には違いないのだが、なんか不自然・・・ 餌付けされてこの近辺にいるという感じ(-_-;)
大体、この大きさの”メジナ”がこんな所にウヨウヨいるわけがない。
この辺で魚釣りすればよく釣れそうだが・・・ たぶん、怒られるっちゃないと?

 

さあ、ここからは一旦来た方向に戻って「樫野崎灯台」へと向かい、その後は本日の宿泊地、太地町へ。
・・・だったのだが、ループ橋、串本大橋を渡った時点での時間を見ると微妙な感じになってきた。
で、樫野崎へは明日行くとして、今日はもう宿泊施設へ向かうことに。
今からチェックインして、ひとっ風呂浴びればちょうど晩飯の時間だし・・・

国民宿舎「白鯨」
国民宿舎 白鯨部屋からの眺めは当然オーシャンビュー♪なのだが、窓が固定してあって開かない(>_<)

仕方なく、ちょっと外を散歩。
すぐ前は海だ。

 

 

ゆっくりと風呂に浸かり、いよいよ本日の夕食。
事前に予約してあった ”鯨のフルコース” と 別注の”刺身の盛り合わせ”
国民宿舎 白鯨 国民宿舎 白鯨

鯨の料理については、美味しいものもあるが、決してそうではないものも・・・
味の好みなんて人それぞれだから、好きな人は好きであろう。
別注の”刺盛り(3~4人前)”は量がメッチャ多かった! 全~部食べたけどね♡
さすがに本マグロではないが、那智勝浦がすぐ傍だけあって、キハダマグロでも文句なしに美味かったゾ♡

ビールと冷酒を肴によって飲み分け、お腹はパンパンに♡

→ 紀伊半島・熊野街道 後編へ続く

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