日本絶景街道を走る!

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室津半島スカイライン

今回のドライブ・ツーリングは、「室津半島スカイライン」へ

先ほど走ってきた ー周防大島ー からの続きである。

ついでに室津半島も一周しちゃいましょ ♪
周防大島から柳井市内へ向かい、国道188号線から「神峰山・般若寺」を目指す。
室津半島は、山口県の南東部、瀬戸内海の周防灘に突出した半島で、熊毛半島ともいう。

国道沿いに「室津半島スカイライン」入り口の案内表示があるのでそれに従うが、最初に訪れたときは夜明け前で、看板が分からずに地図を片手に周辺をかなり彷徨った・・・ ことはヒミツだ ♪
「神峰山・般若寺」より少し手前に「室津半島スカイライン起点」の看板があり、「般若寺」の駐車場付近からも少~し景色を楽しむことができる。

 

室津半島スカイライン

室津半島スカイラインは、山口県熊毛郡平生町大字宇佐木から上関町大字室津に至る、延長約23.6kmのスカイラインである。

起点については看板が設置してあるが、正式な終点は分からない(多くの記事では”皇座山”を終点としている)ので、勝手に決めさせてもらいます m(_ _)m

室津半島を稜線に沿って南北に縦断するスカイラインだが、そもそも観光道路として作られたのかな!?
地元では自転車でのヒルクライムコースとしても使用されている。

 

最初に訪れたときは、数キロ先の道路の真ん中にぽっかり穴が空いていて「通行止め」になっていたのだった。
ちなみに、コース前半の3分の1ほどは、尾根沿いのくせにまったく景色が拝めない森の中を走る区間だ。

御覧の通り

 

 

 

 

 

 

 

ほぼ1.5車線の林道レベルであるコースは、”走って楽しい”と言えるか?
気にせず楽しめる輩もいるだろうが(オマエやオマエ!)普通の人は嫌がるだけだろうなぁ・・・

「大星山」「皇座山」などの標高400~600mの山々を稜線で結ぶスカイライン・・・ は、いいんやけど、
道中に景色を見渡せるような区間はほとんど無い (-_-)
新緑の時期ならそこそこ楽しめそうだが、紅葉はどうなんやろ!?

 

スカイラインからちょっと逸れて
大星山展望台」へ向かえば・・・

 

 

 

 

 

 

 

ここからの景色はグ~ ♪ 風車がチョロチョロしとるのが気に食わんが・・・ ( `ー´)ノ
標高438m、もともとは火山で、瀬戸内海に浮かぶ佐合島、牛島、祝島などの島々が一望にでき、空気が澄んでいる日には四国や大分の国東半島まで見渡すことができる ♪
うん、風車さえ無ければけっこうな絶景だと思うゾ。風車さえ無ければネ ♪

夕日のスポットでもあるようなので、後日訪れてみました。
※ 2020/10/30に訪れたときの写真がコチラ
夕日を求めて

 

 

 

 

 

 

 

大星山展望台」と「上盛山展望台」のどっちで日の入りを拝むか・・・
直前まで両方を行き来したのだった( 上盛山展望台の方は風車がジャマで画にならない感じだった)(^_^;)
水平線に雲がかかっていたが、日の入り寸前にちょっとだけ顔を出してくれたゾ ♪

 

スカイラインへ戻ってさらに南下

 

 

 

 

 

 

 

個人的には、これだけ道幅があれば無問題。ほぼほぼ1車線の林道なんてザラにあるからね。
だけど、落ち葉が多いのがちょっと・・・ 落石はほとんど気にならないレベルだが。

標高を下げ始め、なぜか人里離れた山腹にある「光輝病院」付近まで来ると

 

 

 

 

 

 

 

多少視界が広がる場面もあって、この辺りが景色を観ながら走れるイチバンのポイントとなりそう。
まぁ、景色的にはナンちゃない気もするが「大島大橋」なんかも眺望できる。

この「室津半島スカイライン」は完全な一本道ではなく、県道72号線と100mほど重複する。
半島のいちばんクビレた辺りだ。

 

ここから”セカンドステージ”へ

相変わらずの1.5車線だが・・・
森の中を走っている感はなくなって、多少は開放感も出てくる。

こっちの方が少しは景色は楽しめるかな

・・・と、思ったけど、さらに進むと

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり道中の展望は望めないみたい・・・ センターラインは”白”ではなく”緑”だし (-_-;)
セカンドステージ!?の方が多少は道幅も広くなり走りやすくはなるが。

 

皇座山」へと立ち寄る

駐車場と隣接する展望広場からの景色だが、もうあと数メートル高い位置から眺めたいところ・・・
展望広場だけでなく、ここに展望台を作って欲しいな。

※ 後日、2021/4/27に再訪したときの写真がコチラ
日の出を期待して夜明け前に訪れたのだが

残念ながら、山肌に隠れてお日様は拝めず・・・ 初日の出を含め、”冬季”だと日の出も楽しめるみたいだが。
せっかく早起きして来てみたが、残念な結果になってしまった (T_T)

室津半島での日の出スポットはやっぱり「上盛山展望台」しかないのかなぁ・・・
と、このときは思ったが、何気にグーグルマップを見ていると・・・ んっ!? 近くに「夫婦岩」!?
はぁ? そんなの初耳だぜ!
ここの展望所&駐車場内にはそんな案内板は一切無いし、ネット情報でも見たことないゾ。
そりゃいいけど、どこからどう行けばいいのだ? さすがのグーグルマップ様でも”道の表示”が無いで・・・

あ、そういえば奥の「東屋」の横に、遊歩道っぽいのがあったな・・・

ちょっと行ってみっべ ♪
ちなみにこの「東屋」、元々は景色を展望できたのかもしれないが、今は木々にジャマされて全然ダメ~

遊歩道を少し歩けば、

途中から左へ登る分かれ道があり、すぐ先に見えているのが「夫婦岩

 

 

 

 

 

 

 

で、帰ってきてからちょっと調べてみると・・・
秋分&春分の彼岸の期間、その2つの岩の間から朝日が昇り、夕日が沈む、ということらしい。 へ~ ^_^

そしてここから展望する景色が・・・

 

 

 

 

 

 

 

あらあら、完全に日の出を満喫できた感じ・・・ こりゃあ、日の出目当てにまた来なアカンやん (^o^)
展望広場よりもよっぽど視界が広いし、ここなら時期を問わず一年中日の出&景色を楽しめそう ♪

 

そして「白雲稲荷大明神」お社からの景色も多少楽しめるらしいが・・・ このときは知らぬままだった (-_-;)

※ 同じく、後日、2021/4/27に再訪したときの写真
赤い鳥居がたくさんある

 

 

 

 

 

 

 

神秘的な数百本の鳥居トンネルがあり、しばらく歩く。
なんか、生命感のない空間を漂っている感が・・・ 神社としてちゃんと機能しているの!?

断崖絶壁に立つ「本殿」からは

 

 

 

 

 

 

 

瀬戸内を一望できる・・・ が、期待して行ってみたワリにはそれほど絶景感はなかったかな。
周りの木々が成長して視界に入るからかな・・・
ただ、断崖絶壁に建つ姿にはやはり驚きと感動がある。ようこんな所に建てたよな (-_-;)
けっこう朽ちている感があるが、手入れされている様子もない・・・ 住職さんとか、ちゃんといてるの!?

皇座山は標高527mで、源平合戦の際に平家の安徳天皇が壇ノ浦へ向かう途中に、山頂でひと休みされたため、「皇の座する山」と云われるようになったそう。

 

そして山頂へと向かって歩いてみるが・・・ 途中で思い出した!
以前に訪れた際、山頂まで行ってみたが、木々の隙間から少ししか展望できなかった・・・ ヤメとこ (-_-;)

っていうか、「皇座山」でイチバン景色がいいのは結局「夫婦岩」じゃね!?
イチバンのおススメとしておきます ♡

皇座山で「室津半島スカイライン」は終点の記事もあるようだが、そのまま下りていって上関町で県道23号線と交わった所で「室津半島スカイライン」は終了とする。

大星山」「皇座山」へ訪れようと思ったらスカイラインの一部を走らざるを得ないのだが、それだけで「絶景街道」というのもどうかと思うが・・・
でもそれを言ったら「高ボッチスカイライン」なんかも同じやしな・・・ ま、イイんじゃない ♪
道中に「星の山」、そして「神の山」へと続くスカイラインはやっぱり”絶景街道”であった。

 

さて、多少順序が前後するのだが、当然、室津半島を一周してきたので合わせて御覧ください m(_ _)m

半島東側よりアクセス、根元付近は海岸線を通る

 

 

 

 

 

 

 

大島大橋を室津半島側から望むが・・・ あれ!? ちょっと小さすぎて分かりづらかったかな!?
東側の海岸線から望む対岸のでっかい島は、当然ながら周防大島となる。
が、半島半ばまでは集落や町があり、海岸よりやや内側を走る感じなので道中の景観はさほど期待できない。

半島半ばのクビレから先は自然の景色が現れる

ちょっとした砂浜もあって、”周防大島”同様にキレイな海景を楽しめる ♪
周防大島は目と鼻の先なので、そら景観も似てくるわな・・・

丸っこい島がふたつ

 

 

 

 

 

 

 

丸っこい島の左側は周防大島、右側は平郡島で、その間の遠方に観える景色は四国なのだが・・・
写真では薄っすらと写っているだけだが、肉眼だともっとハッキリ観えたゾ ♪
ってか、なんか東側の海岸線はアッサリ終わったな・・・ 半島自体も大きなものではないけど ^_^

 

さて、半島先端付近で「上関大橋」を渡って「長島」へ上陸する。
県道23号線にて海岸線を右回りに・・・ って、まずは左回りにしか道は通っていない (-_-;)
そしてすぐに内陸へ向きを変え、さっそく寄り道 ♪

以前訪れたときは道路工事中のため行けなかった
上盛山展望台

室津半島と長島を結ぶ上関大橋や平郡島を望む・・・ むうっ、イイ感じやん!
基本、風景写真を撮る際には人工物をできるだけ入れたくないのだが、こういうのは画になるなぁ・・・ ♡

島と半島の間にできた海峡部分が上関海峡で、室津と上関の間はわずか170m、水深10m。
かつて瀬戸内海西部には船の荷を検査する番所があり、山口県内において、都に近い方から「上関」「中関」「下関」が設置されており、港町として栄えてきた。
「上関」が設置されていたのが当所であったため、この地名がついた。

横島、八島のさらに向こうには佐田岬半島!

へ~、あれが佐田岬半島なんや・・・
何度か走っている佐田岬がココから観れるとはね・・・ なんかカンドーするな ♡
30年若かったら泳いで行けそう ♪ って、途中から豊後水道に揉まれて”関オレ”になってまうがな (-_-;)

南西に伸びる長島の沖には祝島、さらに向こうには国東半島!

へ~、あれが国東半島なんや・・・ 写真では分かりづらいが、肉眼ではちゃんと観えたゾ ♡
佐田岬といい、国東半島といい、両方が観れるってなんかスゴイよな・・・
それと、細い半島とかクビレ、尖った島の先端を高い位置から俯瞰するこういう景色大好き ♡ 風車キライ

牛島、佐合島の向こうには光市の象鼻ヶ岬

あ~、こっちは実感できる ♪ なんかホッとするな!?
本土との間に島が浮かんでるのがイイね ♪ 今日の天気はサイコーやし、メッチャ好きココ ♡

上盛山」は、昔は”神山”と呼ばれていた長島の最高峰で、標高314m。
山頂にある展望台からの眺めはバツグンで、360度のパノラマが楽しめる。
晴れた日には、四国は石鎚山や佐田岬、九州は国東半島が望め、2月中旬~3月中旬に咲く”水仙”も見どころ。
展望台の周囲には約10000本が咲き乱れ、辺り一面は水仙の香りに包まれるゾ ♪

※ 後日、2020/3/19  ここで日の出を拝んだので紹介する
上盛山展望台」より

 

 

 

 

 

 

風が強くて寒かったが、さすがにキレイだったゾ (^o^)
昇る位置がもうちょっと右だったらもっと良かったろうが・・・ そんなこと言ってもしゃあない。

 

県道23号線に戻り、あらためて島を一周!?

 

 

 

 

 

 

 

おお~! 八島の向こうに佐田岬が!!
いやぁ~、凄い! 半島の先端(佐田岬)が、しかと観えとる・・・ 何度も言う、すげえ!!
気象条件が揃わなければ、いつでも観れるもんでもなかろう・・・ カンドーだな  シャー (๑•̀ㅂ•́)و✧

海岸線ではこんな景色も

 

 

 

 

 

 

 

島の南東側には先端付近までピストンロードがあるのだが、道は狭そうだし(どんなに狭くても行くくせに!)特に景色の変化はなかろうと、あえて行かずに県道に沿って島半周ルートへ。
でも、後で地図を見直すと・・・ やっぱり行っときゃよかった~ って、いつものことやん! アホ!!

北側へと島を横断すると・・・

 

 

 

 

 

 

 

あ~、やっぱりキレイやなぁ ♡ 海がキレイだとナニかと画になるわ (^o^)
コチラの海岸線は少し走っただけで内陸へ向かい島の北側へ。
島を半周して再び海を望むが・・・ 景色的に特筆するものはナシ。
ん~、ズボラせんとやっぱり島の先端付近まで足を伸ばすべきやったな (-_-;)

 

室津半島へ戻り、海岸線を北上

 

 

 

 

 

 

 

キレイな海岸線で、山腹に建つ光輝病院も拝める。 ね、あんな所に建ってんだぜ・・・
眺めの良い自然環境の中に建つ病院だが、高齢者の通院は大変じゃろな (-_-;)

瀬戸内の穏やかな海と多島美を眺めながらのんびりと

 

 

 

 

 

 

 

半島のクビレより先は自然美が楽しめるが、だんだん集落も多くなってきて景色的にはイマイチとなっていく。
まぁ、集落があるから景色が悪いってわけでもなく、小さな港町なんかは画になるんだけどね ♪

それでも時折

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとイイ感じの海岸なんかも現れる ♪
午後も夕刻に近づき、西海岸となるこっちの海岸線では逆光になって眩しい・・・
午前中にこっちを走って、午後から東側を走ればより海がキレイに観えることだろう。

 

ブラっと出掛けるにはちょうどいいんじゃないかな。
今回みたいに「周防大島」とセットで走ろうとすると時間的に余裕はない。
「周防大島」だけで1日掛けたほうがよい。

 

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