日本絶景街道を走る!

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四万十川サイドロード

今回のドライブ・ツーリングは、「四万十川サイドロード」へ。

といっても、「四国カルスト公園縦断線」からの続きなのだが。
”絶景の道”を語る上で四万十川は必ず出てくるが、四万十川と並走する絶景道を紹介するのは大体国道381~441号線。だが今回は源流から河口まで走ってみて、四万十川の魅力を探ってみたい。
「四万十川サイドロード」というのは、ワタクシが勝手に命名したものです。 悪しからずm(_ _)m
”しまんとリバーサイドロード”と読んでいただけたら・・・ ”川”は漢字を使いたかったので。

まずは、四国カルストの近くにある四万十川源流へ向かうことに。
高岡郡津野町にある不入山の中腹、苔むした倒木や岩肌の間から、縫うように流れ出る清水・・・ らしい。
天狗高原から下りてきて国道439号線に乗り換え、津野町を目指し南下。
国道197号線にぶつかったら左折し、津野町船戸へ向かう。

県道19号線とのT字路を過ぎ、トンネルをくぐった先で「四万十川源流点」の案内表示に従い県道378号線へ。
あとは、キチンと案内板が導いてくれる・・・ エライ! 他の観光地も見習って!!
途中から、「四万十川源流点」の表示が「四万十川源流点登山口」に変わったのは見なかったことに (-_-;)
まぁ、源流点までクルマで行けるとはハナから思ってはいないが・・・

四万十川源流点の登山口まではやって来たが、源流点までは徒歩25分! う~ん、(-_-;)
こんな道を歩いていく・・・ ”遊歩道”といったレベルではないわな・・・

ここから河口まで走るつもりなのに、そんな時間あるのか!?
言うてる間に、バイクで上がってきたニイチャンはスタスタと歩いていった・・・
ワタクシは・・・ 辞退します!

気持ちとしては「行きた~い♪」のだが、遊歩道がほぼ登山道!? 獣道じゃろ!?
クソ暑い中、スニーカーなんぞ履いてきてないし、サンダルやし・・・
行ったところで、写真2~3枚撮って帰ってくるだけやし・・・
せっかくここまで来たのだが、源流点登山口付近を流れる沢の写真だけ撮って退散。

 

 

 

 

 

 

 

四万十川源流点から、約25分ほど歩いて下りてきたら・・・ こんな感じよ♡ ということで♪
ここはここで、苔むした感じの渓流らしい味のある雰囲気でした♡

県道378号線はとても県道とは思えず、町道!? 村道!? いや、林道でしょ♪ 的な道。

そばを流れる四万十川も、道沿いからはたま~に見える程度。 場所によってはこんなシーンもあるが。

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、せっかく近くまで来たのならやっぱり立ち寄るべきだとは思うが・・・ あとはお好みで♡
ということで、”絶景街道”としては県道19号線を起点とすることに。

国道197号線を少し戻り、県道19号線へ。

 

四万十川サイドロード

四万十川サイドロードは、高知県高岡郡津野町船戸から四万十市中村大橋通に至る、延長約134kmの四万十川に沿った県道と国道である。
源流点から県道378~19(&322)号線~国道381~441号線~県道340号線とつないで河口に至る。

河口まではまだ少し距離があるのだが、景色を楽しむ区間としては県道340号線終点すぐそばにある四万十川橋がゴールでもよいだろう。
もちろん、逆に河口を起点にして源流を目指して走るのもおもしろいと思う。
そもそも川の景色なんて、普通は下流から上流を向いて眺めるのが基本!? だもんネ♪

県道19号線は2車線の快適ロード♪

すぐに川幅が広がり、清流らしい雰囲気に♪ 上流方向

と、思ったら狭まったり・・・ 下流方向

 

 

 

 

 

 

 

2車線の快適道路♪ なんて思ってたら、1車線に・・・ (-_-;)

 

 

 

 

 

 

 

この後も、1~2車線を繰り返しながら少しづつ標高を下げていく。
四国のキレイな川を見たらつい”〇〇ブルー”と言いたくなるが・・・ やっぱり”四万十ブルー” ♡

基本、穏やかな流れだが、たまには急流っぽいところも♡ 上流方向

下流方向

 

 

 

 

 

 

 

この先で、さっそく”沈下橋を発見するも、そのまま通り過ぎる・・・
記念すべき一本目!?・・・ か、どうかはわからないが、写真ぐらい撮っときゃよかった (-_-;)
ちなみに、上流から下流に数多く残っている沈下橋は本流に22本、支流を含めると47本あるらしい。

ちょっと水深があると・・・ やっぱり”四万十ブルー”だわ♡

 

 

 

 

 

 

 

河川の姿はこうあるべきだよネ~♡ 都会の川は両岸がコンクリートやけんね~ (T_T)
川遊びがメッチャ楽しそう♪
昔はね~、こんな河原でヘビと戯れてたんだけどね~♡

ちなみに、中津川簡易郵便局付近から対岸を通る県道322号線を使った方が、より川に近い所を走れる。
ぜひそっちを走ってください♪
帰ってきてから気付いた今回は、走らずじまいだったが・・・ (-_-;)

さて、窪川駅付近まで来たところで昼食にしよう。
ここはやっぱり四万十川の”うなぎ”を食せねば♡
もっと下流まで行けば”天然うなぎ”も食べられるのだが、それだと晩飯までの時間が・・・ 現在13:00だし。

 

ここからは国道381号線にて。

日本最後の清流と言われる”四万十川”。
四万十川は、静岡県の「柿田川」、岐阜県の「長良川」と並ぶ、日本三大清流の一つである。
全長196km、高知県高岡郡津野町の不入山を源流とし、高知県中西部を逆S字を描くように蛇行しながら多くの支流を集め、四万十市で太平洋に流れこむ。
ただし、政府による科学的な水質調査では、全国の調査対象河川の中でも際立って水質が良いわけではない。

・・・っていうか、窪川まで来た時点で太平洋までの直線距離は10kmもないのだが、ここからなぜか内陸の方に向かって蛇行を繰り返していくという摩訶不思議。
早い話が、海から遠ざかっていく? なんかヘン・・・

走り出すと・・・ さっそくお出まし♪

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの沈下橋には名前が付いているんだろうが・・・
欄干が無く、川の増水時に水面下に沈むことで、流木などが橋脚などに引っ掛って滞留することで水圧が掛かり橋全体が破損、流失するのを防いでいる。そして、今も住民の生活道であるとともに、四万十川の風物詩となっている。

おっ、またあったゾ♪

 

 

 

 

 

 

 

飲酒運転のクルマが夜中に転落する事故も少なくなく、この場合ほとんどは助からない・・・ 👿
ということだが、この辺りはまだ水深が浅いのでどうにかなりそう。
下流域の水深が深いところだと・・・ ナンマンダブ・・・

橋の形状も様々だ

 

 

 

 

 

 

 

この辺りまで来ると、鮎の友釣りをしている釣り人の姿がチラホラと・・・
こんなところで育つ鮎はさぞかし美味かろう♡

完全2車線の快適ロードだが、県道19号線に比べると交通量はそれなりに増えてくる。

国道だし、生活道路なんだからそりゃクルマは多いわな。
信号はほとんど無いし、ちょっとクルマを停めるスペースぐらいはなんとでもなるが。

相変わらずの清流美は飽きることなく続き・・・

 

 

 

 

 

 

 

沈下橋も次々に現れる・・・ ここでは鉄橋と並んで♪

 

 

 

 

 

 

 

日本最後の清流と言われるだけのことはある、昔懐かしい風景。
小さい頃はこんな川でいつも遊んでいたなぁ・・・ 毎回ズブ濡れになって帰って、母親に怒られていた(-_-;)

国道381号線に入ったらやっぱり一気に多くなる沈下橋。

 

 

 

 

 

 

 

上流に見える鉄橋の横を通り過ぎるとき、たまたま走ってきた電車は鉄橋上で一旦停止していた。
客に景色を観せていたと思われるが、観光用の電車だったのかな? 3両ぐらいの構成だったと思うが・・・

ゴムボートで川下りをしている人も♪

 

 

 

 

 

 

 

確かここで、並走する鉄道に先ほどの観光列車が走っていたのだが・・・ ほぼ写ってないな(-_-;)
これ、上流から河口までゴムボートで下っていっても楽しいかもしれない♪

 

西土佐からは国道441号線にて。

名の知れた沈下橋は、ほとんどがこの区間にあるんじゃないかな。
・・・といいながら、いくつかの沈下橋を通り過ぎてしまっているようだが (-_-;)
案内表示はいくつか見たが、国道沿いからは直接見れなかった模様・・・

仕方なく、いちばん有名な!? 「岩間の沈下橋」へ。

 

 

 

 

 

 

 

ここまで来ても、まだ美しさを維持している・・・ っていうか、青みが増してね? ”四万十ブルー”。
それより、どうしたの? 沈下橋くん。 途中でやる気なくなったの?
9本ある橋脚のうち1本が1mほど川底に沈下し、その上の路面が「Vの字」に陥没していた・・・ らしい。
帰ってきてから知った情報では、昨年11月、なんの前触れもなく沈下したそうだ。

復旧にはそれなりのお金がかかるらしいが、頑張れ~!

地元住民にとっては生活道路なのだが、幸いなことに、橋の向こうが陸の孤島となったわけではなさそう。
もしかして、渡辺直美が橋上で踊ったりしてないだろうな・・・

ここまで下ってきたが、まだ思いの外水深が浅いイメージの四万十川。

 

 

 

 

 

 

 

四万十川といえば”アカメ”が思い浮かぶが、もっと水深の深いところで人知れず過ごしている”幻の魚”みたいなイメージだったが・・・
そういう魚が住む環境として、もっと”大河”的なイメージがあったのだが、思ったほど大きくはなかった。

沈下橋はまだまだあるが・・・

最後に、〆の・・・ 「佐田の沈下橋

 

 

 

 

 

 

 

四万十川最下流で最長の沈下橋。
周辺では川エビやウナギ漁なども見られ、菜の花の季節は四万十川の風物詩となっている。
屋形船も遊覧しているようだ。

ん!? 上流から小舟が・・・ 漁の帰りか!?

 

 

 

 

 

 

 

最後の清流・四万十川の「沈下橋」を眺める、渡る、くぐる、巡る旅

さて、あとはそのまま南下して県道346号線と交差したところで終了。
四万十川橋がすぐそばに見えるが、そのまま素通り・・・ 写真ぐらい撮っときゃよかったが(-_-;)

そして四万十市内のホテルに、17:30 チェックイン。

走行距離 380km(前日のフェリー乗り場までの走行を含む)

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