白山スーパー林道(はくさんスーパーりんどう)は、石川県白山市(旧石川郡尾口村)と岐阜県大野郡白川村を結ぶ、標高600m~1,450m、延長33.3キロメートルの有料道路である。
2015年度からは「白山白川郷ホワイトロード」の愛称に変更される。
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概要
「白山スーパー林道」は通称であり、正式には白山林道(はくさんりんどう)と呼ばれる、森林開発公団(当時)が特定森林地域開発林道事業により1977年8月26日に一般供用開始。国道360号の不通区間を結ぶ形となっており、石川県・岐阜県間を、他県を通らずに通行できる唯一の車道である。また、石川県内では県(石川県農林業公社)が管理する唯一の有料道路でもある。
三方岩トンネルの岐阜県側の駐車場からは、三方岩岳への登山道が整備されている。
全線を通じて完全2車線、冬期通行止めのお陰で道路状況は申し分なく、快適なドライブができる。
岐阜県側は立ち寄りスポットは少ないが、石川県側は見どころが多い。
春先の新緑から夏場も良いが、紅葉の時期は特に素晴らしい景観となる。
蛇谷本谷へ流れ出る枝谷には必ずと言ってよいほど滝があり、蛇谷最大の滝はふくべの大滝で、落差は86m。
また、老婆が白髪を振り乱したように落ちる姥ヶ滝は「日本の滝100選」に選ばれている。
この2つの滝の他にも、「蛇谷八景」に含まれる滝がある。
姥ケ滝の対岸に、滝の爆音と清流を眺めながら入浴ができる露天風呂「親谷の湯」がある。近くに自噴する温泉がいくつもあり、川の両岸の割れ目から95°Cの湯が流れている。
春は新緑、夏は避暑、秋は紅葉、そして残雪(冠雪)の白山眺望や大小の滝が流れ落ちる渓谷美とブナ原生林を抱え、さらに、近年静かなブームを呼んでいる「親谷の湯」の露天風呂など数々の魅力を秘めている。
手軽に「白川遠望」をできるのも白山スーパー林道の魅力で、道が谷沿いから離れ、山の斜面を縫うようになると白山が見えてくる。最良の場所は白山展望台駐車場であろう。
植物は、林道沿いの随所でオオバギボウシ、コオニユリ、クマガイソウ、イワギク、リュウノウギク、カライトソウが見られ、ふくべの大滝展望台である観瀑台の斜面でそれらの植物が見られる。
白山スーパー林道公式ホームページ 石川県
白山スーパー林道公式ホームページ 岐阜県
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住所・地図
石川県白山市(旧石川郡尾口村)~岐阜県大野郡白川村
利用案内
6月~8月:午前7時~午後6時
9月~11月:午前8時~午後5時 (左記以外の期間は閉鎖 二輪車通行禁止,歩行者通行禁止,夜間駐車禁止 )
交通情報 ⇒ 白山白川郷ホワイトロード
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料金表 (2015年4月1日施工)
車種区分 | 利用料 | 障害者割引利用料 | 往復利用料 | 回数利用料 |
---|---|---|---|---|
軽自動車 | 1,400円 | 700円 | 2,200円 | 12,200円(10枚綴) |
普通車 | 1,600円 | 800円 | 2,600円 | 14,600円(10枚綴) |
マイクロバス | 4,900円 | ― | 7,800円 | 43,700円(10枚綴) |
大型バス | 10,800円 | ― | 17,300円 | 48,600円(5枚綴) |
※有料区間内での Uターンは片道料金 |
※障害者は障害者手帳 を料金所でご提示くだ さい |
※往復利用の有効期限 は5日間 |
※回数券は、料金 所以外に管理事務 所・林業公社でも お求めできます。 |
沿道情報
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