日本絶景街道を走る!

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高野龍神スカイライン

今回のドライブ・ツーリングは、「高野龍神スカイライン」へ。

まずは地図を見ながらルートを決める。
なるべく走ったことのない道を選ぶようにするのは、その方が楽しいに決まっているから♪

朝の通勤ラッシュを避けるため、5:00にワークスを発進させる。
鈴鹿市から久居市までは大したルートはないので、いつも使う県道と中勢バイパスを走る。
久居市からは県道15号線で美杉村へ向かい、国道368号線へとつなげる予定だ。

ところが、いきなり久居市で曲がるはずだった交差点を行き過ぎてしまった・・・
っていうか、まったく分からなかった。
戻るのも面倒なので、適当な所を曲がってみる・・・ 余計に分からなくなってしまった(-_-;)

どっかに出るやろ・・・ と適当に車を走らせたら、ものすごく狭い橋に遭遇。
「人が渡っている時は、車は橋に進入しないで下さい」的な文面の立て看板があった。
「大丈夫かな!?」 それでも渡ってみると・・・ ビンゴ!!

見事に県道15号線へ。
雲出川に沿って走るこの道は、所々集落の間を通る狭い所もあるが信号も少なく、傍を流れる川はとてもキレイで路面も悪くない。
適度にコーナーもあり、退屈はしないためドライブコースとしては良い。
この道から伸びる各県道も地図を見る限り、走ってみたいと思わせる感じがあった。
いずれ走ることとなるだろう。

ー伊勢本街道ー

T字路となったところで国道368号線へ。
今回は、国道368~369~370~371号線と繋げて高野山を目指す。

伊勢本街道は、大阪玉造~伊勢神宮内宮を結ぶ”お伊勢参り”の道だ。
この道もその一部となっている。
狭い区間もあるが、所々で清流を観ながらののんびりドライブコース。

しばらく走った後、県境を超え奈良県入り、再びT字路の「道の駅・伊勢本街道 御杖」そばを右折・・・
今度は軽いワインディングも含む、名張川沿いの快適区間。
そして比奈知湖沿いのワインディングコース!
さらにその先には・・・ 市街地が見えてきた?
国道 165号線と名張市の表示が・・・ あれれ!?

どうやら国道369号線への分岐点を見逃したようだ(-_-;)
「そんなん無かったゾ・・・」
このまま国道165号線を走り、そのまま宇陀市へというルートもあるが、それでは意味がない。
時間的にはだいぶロスするが致し方ない、という訳で戻ることに・・・

すると、先ほどのT字路「道の駅 ・伊勢本街道 御杖」から右が国道368号線、左が国道369号線だった。
国道369号線は期待外れで、コーナーらしいコーナーはあまり無い。
旧道を織り交ぜて走ればまた違うかもしれないが、信号はほとんど無く、一定のスピードで淡々と走るドライブコースかな。
宇陀市に入り、県道を織り交ぜて国道370号線へ。

宇陀市からは国道166号線と重複する区間を経て吉野町へ。
ちょっとした町並みを抜けると田園風景になり、まあ、ちょっとしたドライブコース♪
吉野町手前からは吉野川沿いになり、風景はガラッと変わる。

ー伊勢街道ー

ここで伊勢街道と交差し、ここから先は伊勢街道となる。
でもこの辺りは生活道路の一部という感じで交通量も多く、流れも悪い・・・ が、川はとってもキレイ♪

だらだらと吉野川に沿って走り、宇野町から国道24号線・大和街道へ。
そのまま橋本を目指すが・・・ つまらん!
吉野町から橋本市までは、走っていて何も面白味のない普通の生活道路。
まあ、走ったことのない道は一度は走らねばならないから今回はしゃあない。

地図を見ると、ほぼ同じ区間で吉野川の対岸に県道が走っている。
次回は間違いなく対岸を走ることであろう。
で、さっきまで吉野川やったのが、いつの間にか紀ノ川になっている・・・ なんで?

橋本駅近くで再び国道370号線、371号線へと分かれる道があるのだが、「これとちゃうかな?」と思っているうちに行き過ぎた。
今日はこればっか・・・ 案内表示が無さ過ぎるし、悪すぎる!
地元の者でなければ分からないようなのも多い。

次の橋を渡り戻ってみるが、やはり案内がなく、また行き過ぎる・・・
地図を見てまた戻る。
「あった!なんで反対車線には無いねん!!ヽ(`Д´#)ノ 」

 

なんとか国道371号線へ・・・ しかし、これは案内がなかったら絶対分からん入り口だわ・・・
ちょっとした集落を抜け、グングンと標高を上げていく。
コーナーだらけだが、道幅は1~1.5車線で路面もあまり良くない。
高野龍神スカイラインへのアクセスは、国道370号線側からのエントリーがほとんどだろう。
僕もGT-Rだったらそちらから行くと思うが、ここら辺は軽自動車の強み♪

しばらく走ると丹生川の渓谷沿いになり、めちゃめちゃキレイ!
渓流釣りをしている人もボチボチ見かける。
さらにグングン上って行くと、山の急斜面に部落が・・・ 「なんでまたこんな所に家建てて住んでんだ?」
いろんな所に人がいるもんだな。

そして道は下り始め、しばらく行くと高野龍神スカイラインへの入り口が。
反対の対面道路は国道370号線からのアクセス組だろう。

 

高野龍神スカイライン

高野龍神スカイラインは、和歌山県伊都郡高野町奥の院交差点から田辺市龍神村を結ぶ、延長約42.7kmの観光ドライブウェイである。

走り始めてしばらくは、あまり勾配もなく中速~高速コーナーメインの区間で、だんだん勾配が付くにつれ低速コーナーも交じってくるという感じだ。
路面状況は良く、完全2車線。
高野龍神スカイラインさすがは元有料道路!
”走り”にも十分満足できるコースと言える。

 

 

 

 

 

土曜日ということも相まってか、単車が結構目立つ。
「う~ん、オレも単車で走りてぇ!」
生意気にも!?片手を上げながら追い抜いて行き、ハングオンでコーナーに入っていく輩もいる。
「ちょっくら、後ろからつついたろか?」

そんじょそこらの走り屋小僧に負ける気などサラサラないが、コチとら軽自動車、リッターバイクに勝とうとはさすがに思わない・・・ 上りだし!(-_-;)
ドライブに来たんだし、レースモードは仕舞い込んでマイペースで走ることにする。
そうは言っても、前走車にはすぐに追いついてしまうのだが・・・

景色はさすがに素晴らしい。
高野龍神スカイライン
とは言っても、見渡す限り山、山、山!なのだが、標高1000m以上から見下ろす眼下に広がる風景と、眺望する山麗のスカイラインは観ていて清々しい!

途中、奈良県吉野郡迫川村から伸びる道と合流する所から、「ごまさんスカイタワー」辺りまではずっと県境を走ることになる。
これだけ長い距離、県境に沿って走っている道も珍しいのではないか?
普通、県境と言うのは横切るというか、跨いだ道がほとんどのはず。

所々で、尾根を切り開いたルートとなり、左右にその素晴らしい景色が広がる。
紀伊半島最高峰・護摩壇山(標高1372m)付近、ごまさんスカイタワー駐車場で一服。
高野龍神スカイライン

駐車場に車を止めると、横には先ほど抜いて行った黄色の単車が。
しばらく後ろを追いかけたやつだ。
「ドゥカティ」か・・・
ライダーが僕の車をじっと見ている。
エアクリーナー、マフラー以外はいたってノーマルですから♪
サスは一応、社外品のしょぼいやつが付いてますけど・・・ 何の調整もできないやつですわ♪

ごまさんスカイタワーを過ぎると、アップダウンを繰り返しながら下っていく。
高野龍神スカイライン
相変わらず、低速~高速コーナーありの絶品ドライブコースだ。
紅葉の時期もまた絶景なのだろう。

中腹を過ぎると日高川沿いになり、これまた渓谷美を観ながらの快適走行となる。
途中、これといった施設も無ければ、景勝地があるわけでもないが、是非もう一度来たいと思わせる”街道”だ。

道の駅・龍神」を過ぎてほどなく、
島根県「湯ノ川温泉」、群馬県「川中温泉」と並ぶ、日本三大美人の湯龍神温泉がある。
泉質は重曹泉で無色透明。
ラジウムの放射量が豊富で肌に良く、美肌効果が抜群らしい。
まだまだ残暑厳しいこの時期、さすがに入ろうとは思わなかった・・・

※ 後日、紀伊半島を一周してきた際に、しっかり浸かってきました♡
2013/2/14  ー紀伊半島・熊野街道 後編ー

せっかく来たんだし、このまま逆走しようかとも思ったが、なんせここまでのアクセスルートが限られていて、来た道をそのまま帰るのもつまらん!
という訳で、また今度来るときは龍神村側から・・・

高野龍神スカイラインの詳細

ー国道168号線ー

龍神温泉のすぐ先に国道425号線が繋がっている。
これを走って、国道168号線の十津川温泉付近へアクセスするつもりだったのだが、なんと通行止め!
作業中の人に訊いたら、「この先2km位で崖崩れや」とのこと。
「う~ん、どうしましょ?」
地図を見ると、このまま国道371号線を南下すれば、十津川温泉付近で国道425号線と合流する県道735号線があるようだが・・・ これを行くしかあるまい。

で、龍神街道を南下し始めたのだが、これまた日高川沿いのなかなかハイスピードコース。
適度に緩いコーナーを気持ちよく走っていく。
そして田辺市役所龍神行政局のすぐ先から県道735号線へ。
県道に入ってすぐに「国道168号線まで40km」の看板が・・・
結構距離あるな・・・ まあ、信号はほとんど無いやろうし、そない時間掛からんやろ♪

ところが、これがまた狭い道で1~1.5車線の九十九折れが「これでもか!これでもか!」っていうほど続く。
丹生ノ川沿いでそこそこの景勝なのだが、なんせ使うギヤが2速と3速ばっかり!
たま~に4速に入るぐらいで、これでは平均速度40km/h以下は確実だろう。
コーナー大好きな僕でも、半分ほど走ったところで「もう勘弁してくれ!(T_T)」。

そういえば、途中で鷲を見た。
鷹かな?とも思ったけど、鷹にしては大きい。
道の傍からゆっくりと上昇し、優雅に羽ばたいて山奥に消えていった・・・ かっちょえ~♡

やっとの思いで国道168号線へ。
十津川を堰き止めた二津野ダムの水の色を見て絶句・・・ (・_・;)
「なんじゃこの色は!」
エメラルドグリーンに近い色で、すんごくキレイ。
ここで給油、燃費はさすがに悪く 17km/ℓ

ダムサイドを抜け、そのまま十津川沿いを走るが、相変わらず水の色が半端なく、一見の価値あり!
道路状況も良く、清流沿いを気持ちよく駆け抜けていく。

風屋ダム沿いになるとやっぱり適度なワインディングになる。
少し水の色が変わったが、相変わらずのキレイな緑色。
このダムは地図で見るとかなり複雑な形をしている。

ダムを過ぎると、「谷瀬の吊り橋」なる看板が。
どうしようか迷ったが、一人で行ってもしゃあないかな・・・ ということで次回に。
こういうのは大体、後になって「やっぱり行っとけばよかった(-_-;)」ってなるのだが・・・

帰って調べてみると、長さ297m 高さ54m 日本一の鉄線吊り橋だそうだ。
写真を見たら、「やっぱり、あの時行っとけばよかった」・・・ 「祭りの後」である。

この後は、途中から十津川が天ノ川に変わるが清流沿いを走ることに変わりはない。
さらに猿谷ダムを過ぎて西吉野町まで来ると、丹生川沿いになる。
ドライブコースとしては十分だ。
ダム沿い、川沿い共にトンネルが多いということは、新しく作った道である可能性が高く、旧道があるはず。
そっちを通った方がさらに楽しいかもしれない。

五條市が近づくと、だんだん信号も交通量も増え、ドライブモードは終了。
後は国道24号線~国道370号線と、来た道を引き返しながら、宇陀市榛原からは国道369号線で名阪国道・針ICへと向かう。

行くときは走りたい道を選び、敢えて遠回りもしたが、帰りの五條市から後のルートの方が一般的だろう。
龍神温泉入って、谷瀬の吊り橋渡ればよかった・・・ と思いつつ、
18:00帰宅

走行距離 530km

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全国制覇がいつになるのかは分からないが、末永くお付き合いいただきたいm(__)m
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